munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2010年04月

29 4月

4月で2歳!

3匹の猫たちがうちに来たのは、2008年の6月だった。
動物病院の先生によると、生まれたのは恐らく同年の4月だろうとのこと。
だとすると、この4月で満2歳だ。
先日、毛の長い虎王が脱走した際に作ったチラシには3歳と書いてしまったが、
このブログの過去記事を読むと2歳だった。
かなり体も大きく、ずっと一緒にいるので何歳になったのか忘れてしまう・・・
イメージ 1
 
 
 
 
←虎王
 (かなり人懐っこい)
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
我が家の2階の窓には、布を乗せた机が置いてあり、更に西洋の天蓋付ベッドのごとく、
わざとレースのカーテンで覆ってある。
 
そこが猫たちの『お外見台』だ。
いつも、ここから外の景色をのぞきガラス越しに
日向ぼっこを楽しんでいる。
 
2階のこの部屋はほとんど『猫部屋』状態だ・・・
 
この部屋の主は黒猫のギョロちゃん。
ギョロちゃんは、生まれつき心臓が悪く
半年も生きられないだろうといわれたのだが
 
イメージ 3
何故か、ものすごく元気で
去勢手術もかなり前に済ませ
投薬もせずに毎日暴れまくっている。
 
 
 
 
ギョロちゃん(黒)
  と
パチロー(グレー)
 
 
 
猫部屋の主だから、
この『お外見台』もギョロちゃん
がいつも寝そべっており
なかなか虎王はここに割り込めないようだ。
 
 
 
グレーのパチローはギョロちゃんと血の繋がりがあるようで、しぐさや顔つきなどが非常によく似ている。
それゆえか??この人気の『お外見台』にいるのはこの2匹ばかりのときが多い。
虎王は、猫部屋の横の小部屋の押入れの中でいつも寝ているようだ。
パチローは虎王と仲が良いので、お外見台に飽きると、虎王と一緒に
押入れの客用布団の上で寝ている。
もう、客用布団は猫用布団になってしまったと言っても過言ではない・・・・
パチローはとにかく、フカフカの場所を見つけるのが得意でソファの上やベッドの上でよく寝ているようだ。(他の2匹は決まった場所以外では絶対に寝ないのだが・・・)
イメージ 4
 
 
 
 
 
←パチロー
 (ものすごい甘えん坊)
 
 
 
 
 
来客があると、2階から必ず降りてくるのは虎王とパチローだけ。
ギョロちゃんは絶対に降りてこない。
警戒心が強いので、来客が2階にあがってこないのがわかると
カーテンの陰に隠れるようにして、様子を伺っていることが多い。
ひょうひょうとしたマイペースの性格の黒猫で、結構1匹だけでいることが多い。
毎日の運動量はかなり多いので、猫の健康には良いのだろうが
ギョロちゃんの心臓には良くないはず。
しかし、『制約』というストレスの方が生命体には悪いはずなので
もう好きなようにさせている。
ただ、いくらストレスが少ないといっても、心臓の筋肉にかかる負担はかなり
大きいはずなので決して長生きはできないだろう。
無理な投薬はせずにこのまま自然に任せるつもりでいる。
なんとなく、あと3年くらいは生きてくれるのではないかという気もしなくはない。
本来なら、うちに引き取ってきた時点でボロボロになって死にそうだった子猫なので
今、生きているのがおかしいくらいの猫だ。
ギョロちゃん、がんばれ!と一度も言ったこともないし、
ギョロちゃん自身もがんばって生きている感じは全くない。
ごく自然に、ただ好きな場所で好きなように生きているだけ・・・
本当にひょうひょうとしている猫なので、家の中でほったらかし。
以前、他にブロガーさんにうちの猫たちの記事に
クオリティオブライフというコメントをいただいたことがあった。
ギョロちゃんもパチローもまさしくその言葉通りに生きているようだ。
虎王だけは甘えるのが下手でいつも悲しげにしている。
だが、アタシよりもうちのダンナ命の猫なのでダンナと一緒のときは
至福の表情で甘えているので、ダンナに任せることにした。
アタシがあまりにも、かまわないのでアタシが怖いのかも知れない・・・
今は換毛期なので、抜け毛の掃除を1日に何度もする毎日だ。
階段にたまった毛の塊は、いったいいつになったらなくなるのか??
もしかしたら、今度の冬が来るまで日に何度も掃除をしないといけないのか??
掃除だけで1日が終わってしまうことが多い日々だ・・・
もっとも猫たちがいなかったら、こういう変わった忙しい日々は送れなかっただろう。
おかげで、掃除好きなアタシは思う存分掃除できるから良いのかもしれない。
だが、近所では『異常なまでに掃除ばかりしている人』『毎日が大掃除の人』と
レッテルを貼られてしまったようだ。
それでも、古い家なので目に見える埃はとれても、ピカピカにはならない・・・
まだ2歳だから、あと18年くらいはこういう生活が続く。
掃除でもさせないと、もっと太るからと猫たちが気を利かせて毛を落として
くれているに違いない・・・
 
 
28 4月

淡雪桜

年に数回お会いするブロガーさんからいただいた桜の画像。
あちこちのブログでも桜の写真は拝見したし、自分でも出かけた際に
桜にカメラを向けたこともあったが、このブロガーさんの写真はすごい!
イメージ 1
かなり、カメラやレンズに対する造詣も深く、常日ごろから
『普通の一眼レフのカメラのおまけでついてくるようなレンズでもかなりきれいに
 撮れるはずなので、それでうまく撮れないと言うのは言い訳』
 
『構図だけでは駄目、全体のトーンなども考えないと構図だけで良い写真とか
 写り具合(超広角で撮っただけの写真など)だけで芸術的などと
 錯覚してはいけない』      などと、のたまう・・・
 
だが、レンズやカメラをこよなく愛し、その長点や欠点のすべてを愛した上で
使いこなしていらっしゃる姿勢はさすがだし、その写真にも被写体やレンズに
対する愛情があふれている。
大好きなカメラやレンズを持って歩き回った日記のつもりで
写真を撮っていらっしゃるそうな。
イメージ 2
この桜は、戦前のレンズで撮影されたそうだ。
リングぼけというのがこのレンズの欠点でもあり、長点でもあるそうなのだが、それを深く理解したうえで使われていらっしゃり、
幽玄の世界の桜を見ているようだ。
 
 
イメージ 3
 
最初にこの写真を
拝見したときに
加山又造さんの
描く桜を想いおこした。
あれは、中学生だったか?
上野松坂屋の本売り場か、その向かいの上野中通り商店街の明正堂書店で本を買うのが習慣だったアタシは、何気に松坂屋で開催されていた加山又造展に入ったことがあった。幻想的な非常に美しい日本画ばかりで、かなり長いことそこにいたのを記憶している。長い毛の猫と桜をモチーフにした絵が記憶に深く残っている。
このブロガーさんの写真を拝見したときに、すぐに加山又造さんのその絵を
連想してしまった。イメージ 4
 
 
ソメイヨシノの寿命は50年かそこいらだから、このままいくとそのブロガーさんが愛するカメラとレンズを持って歩いた場所の桜は近い将来、みんな枯れてしまう。
だからこそ、
きれいなうちに
『大切な思い出』として写真に撮って残しておきたいと思われたそうな。
イメージ 5
 
 
アタシのブログは
かなり投稿記事数も多い上に写真の数も多いので、
2枚目以降の
画像サイズは
縮小してアップさせていただいたのだ。
 
この桜、実はレンズ
の特徴だけで
このように写っているのだそうな。なんでも、描写のひどいレンズだそうだ。
だが、アタシの目には、ものすごく美しい写真にしか見えない・・・
『リングのボケ』というのがあるそうで、それがひどいレンズだそうだ。
このレンズの悪さを良く知った上で、使うのが楽しいそうだ。
やはり、秀でた御仁は違う!!
そのブロガーXさん曰く、
『木村伊兵衛さんが何故、完璧なのか?
 このリングのボケとかが出ない距離感とか背景とのバランスが100%頭に
 入っている』 からだそうだ。
イメージ 6
最後の写真は何故か、失敗作品だそうだ。
このボケがひどいと失敗になるようだ。
ようは、このボケすらも自分で計算してうまく使いこなして、
背景も良くみないと・・・と、いうことのようだ。
 
 
被写体に対する愛情が重要!というのがブロガーXさんのスタンスで、
アタシも全く以って同感としか言えない。
だから、コンデジで普通に撮ってるブロガーさんたちの写真や文章に
ものすごく深い愛情を感じると、感動もする。
写真だけでは物足りない暖かい想いが、文章にも自然ににじみ出るのだ。
決して、アングルが良いとか技術的にうまいとかではなく
本当に自分の目で見たものに対する愛情があるかどうかが自ずと視えてしまう。
写真やカメラのことはわからないが、美しいものは美しい!
愛情のこもった文章は短くても、しっかりと読み手に伝わるのだ。
構図の見方すら知らないが、撮った写真がブログ用の写真か本当に愛情を
こめて撮った1枚かくらいはわかるつもりだ。
このブロガーXさんが誰なのか??
どこかでこの写真を見たような記憶のあるお方がいらっしゃったとしても
あくまでも内緒コメントで書いて欲しい。
その方も、明らかにされることを望まない。
それでも、あまりにも美しい桜とそのブロガーXさんの想いを伝えたくて
この「頂き物の画像」の書庫にアップした。
まるで、着物の柄のような桜ではないか!
幽玄桜とでも名づけたい気分だ・・・
和菓子に「桜淡雪」というのがあるが、それをもじって淡雪桜とタイトルはつけた。
花より団子ではないけれど、そのお菓子と同じように美しく、かわいらしいからだ。
26 4月

第48回活動報告 修学院離宮・仙洞御所 その3

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醒花亭の書院の天井は竹網代。天井竿も竹が使われている。
 
ここの前にある南池には、州浜が広がっている。
イメージ 7
 
この州浜は向こうに見える「八つ橋」
と呼ばれる、上に藤棚のある美しい
橋のところまで続いており、
一升石と呼ばれる石が敷き詰められており、定期的にこの石も
1つ1つ、洗って磨かれたのちに
また元も位置に敷きなおすのだ
そうな。適当に敷くのではないので
石や石が置かれていた場所に番号などを書いておくそうだ。
この石の数は、だいたい11万1000個ほどだそうだ。
昔は、この石1個を米一升で買い集めたことから、「一升石」と呼ばれるそうな。
と、このあたりのことは何回かここに来ていて、説明を受けていたので
知ってはいたが、このサークルの時に説明をしてくださった案内役の方は違った。
実は、何故か仙洞御所に来るたびに同じ方の案内だったのだが、
この日だけは、初めてお顔を拝見したお方で今まで以上にくわしくご説明して
いただくことができた。
その方は、大変向学心のある御仁でいろいろご自身でもお調べになられたり
実地調査で、街中各地での聞き取り調査などをなさりさまざまなことを
調べられたそうで、いろいろお話を伺うことができて大変ラッキーだった。
(午後からのグループの説明は、この方ではなかったそうだ・・)
何故、こんな石が米一升だったのか??イメージ 8
そんなに御所というものは、贅の極みを尽くしたのか?
調べてみたら、小田原の石だそうでこの御所を作る時は小田原藩は飢饉で
ものすごく困窮していたそうな。
その救済のために、わざと米1升と引き換えにこの石を取り寄せたということらしい。
この説明を聞くまでは、石が1つお米1升と同じなんてすごく贅沢と思っていたが、
その辺の事情がわかると納得できる。
この州浜を背にして奥まった場所に行くと、「お冷やし」と呼ばれる氷室の跡がある。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
洛北から切り出した氷をここに
貯蔵したそうな。
現在では、上にあった建物はなくなってしまっており、地下の貯蔵庫部分だけが
残っているそうだ。
更に案内役の方の説明によると、
現在の和菓子も同じだそうなのだが、
毎月毎月のその月ごとの和菓子というのがあって、それはすべて御所などで愛でられていた季節の移り変わりを
楽しみ、愛しむお菓子になっているということだった。
実際に京都の和菓子屋さんで調べられたそうだ。
あくまでも、京の都の和菓子屋さんのことなのだろうが・・・
それほどまでに、御所に住まう方々は季節感というものを非常に重要視しており
暑い夏には、この氷室から切り出した氷で清涼を楽しんだのだろう。
その辺の影響が、京の和菓子屋さんにも大きく出ているとのことで
各月のお菓子についてもいろいろ伺ったのだが、とてもとても、全部書きとれずに
説明が終わってしまった・・・
あとで聞けば良かったのだが、今後もここへは何度も来るつもりでいるので
あせらずにそのまま聞き流すことにした。
きっと、またこのすばらしい案内をしてくださる方にお会いできるような気がする。
そして、氷室から柿本人麻呂を祀ったお社を横目に見ながら南池へ。
南池にかかる、八つ橋。
イメージ 3
 
 
この八つ橋、見学の最初の方で
一度、この橋を渡って向こうに渡るのだが、今度は渡らずに前を通り
再度、又新亭へ。
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
又新亭の説明を最後にこの仙洞御所の
参観は終了となった。
この後、別グループと御所の前でランチを一緒にとったあと、再度バラバラになり今度は
むにゅチームは修学院離宮へと移動した。
 
 
 
写真は昨年に訪問したときに撮影した
画像を使っている箇所が多々あることを
ご了承ください。
23 4月

無用門

                              イメージ 1         
 
 
 
都内で見つけた「無用門」。
それは、お寺の塀に存在していた。
左側の塀は後年になってから
補修してブロックを積み上げて
作り直したものだろうか??
かつて、ここが脇から入れるように
なっていて、それを塞いだのか?
 
 
 
イメージ 2
 
よく見ると、右側の上の方に
太い針金のような物で巻いて
留めてあるのがわかるので、
以前はここは塗りこめられてはいなかったような気もする。
左と右の塀が違う感じも良い。
かなり由緒あるお寺なので、
偶然、前を通りがかったとはいえ
これを見つけた時は嬉しかった。
 
 
かなり昔からこの前を何度も通っていたのだが、ちっとも気がつかず、
自分が東京を離れて久々に東京に帰省した際に改めてトマソンに気がついた。
やはり『慣れ』というのが、目を視えなくさせていたのかもしれない・・・
 
 
 
 
 
むにゅの路上観察・・・・・・その149 
 
20 4月

蛸の八ちゃん

岡山の真鍋島の潮溜まりで遊んでいたときに目についた。
偶然なのだろうが、『蛸のはっちゃん』がいる!と思った。
 
イメージ 1
 
 
石にフジツボがついている部分が口に見えるし、フジツボのついていた痕だろうか?ちょうど、白っぽくなっている部分が
2つ均等に並んでいて目のように見える。
たまたま、引き潮の時だったので
見つけられたのだが、満潮時には
このまま海の中に浸かってしまって
わからなかったかもしれない。
イメージ 2
 
 
 
アタシは、実は視力がものすごく悪く
普段はコンタクトレンズかメガネで
視力矯正しているのだが、
普通に歩いていても、すぐに目に
ついた『蛸のはっちゃん』だった・・・
なんとなく、
「あ!見つかっちゃった・・・」とでも
言っているような気がした。
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