美術館のあとは、にしわき経緯度地球科学館テラ・ドーム。
ここもかなりはじけた建物で、日本へそ公園の中にある。
途中、過去に「建物」の書庫でアップしたことがある、コズミックな公衆トイレを見て
その前にある「方位の広場」でしばらくくつろぐ。イメージ 1(写真右下)
コスミックなトイレが過去記事を
参照していただければと思う。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3  このウルトラの父のようなテラ・ドームは
平成4年(1992年)毛綱毅曠氏・設計、
地上2階地下1階、鉄筋コンクリート一部鉄骨造。
 
この丸いドームは科学館に入るとわかるのだが
プラネタリウムとして使われている。
科学館は、「体験しながら地球や経緯度について
学べる展示」というコンセプトだそうなのだが、
実際の展示は見方によっては子供だましの展示と思われがちなのだが、
実は物の見方などの基礎の基礎となる「感覚」を育てる展示だと思った。
理科好きの子供向けではなく、真っ白な状態の子供たちが、
理科や将来的には科学や天文学、物理学などに興味を持ってもらうための
第一段階の展示だろう。
物の長さや重さの感覚を自分でわかっていないと、距離感などもつかめない。
どういう原理でこういうことが起こるのか?などと実際に体を動かし、
自分の目や耳で感じ取るような展示になっている。
子供の頃にこういった感覚を体で覚え、それを計算に応用していくと科学や
オペレーションズリサーチなどにつながっていくのだろう。
感覚だけでも、数学だけでもなく、両方を兼ね備えていればの話だが・・・・
感動したのは、プラネタリウムだ。
左上の写真のドームの内部見たさに入ってみたのだが、
よくある星座の話とかではなく、宇宙構造の話などがメインで大人でも
十分、楽しめるというよりは「タメになる」内容だった。
科学館の外には、「宇宙っ子ランド」なる遊び場があるのだが、
以前訪問した時に比べ、遊具の数がかなり減っているのがわかる。
外にあった遊具のいくつかは、科学館内部で体験展示のために使われていた。
雨ざらしなので、傷みも激しいのだろう。
イメージ 4この宇宙っ子ランドや科学館の
写真は、「建物」の過去記事を
ご参照いただいた方が良いと思う。
何故か、ここは来るたびに
天気が悪く、写真が撮れない。
撮っても、ただ撮りましたというだけの写真なので、いっそのこと
過去記事にアップして写真の方を
ご覧いただければと思う。
どちらも撮りっぱなしの写真だが、
建物や遊具の状態は良いからだ。
過去記事にも書いたのだが、この遊び場も「宇宙の滅法混色」とか「重力」などを
体感できる遊び場になってはいる。
美術館とこの科学館に4時間ほどいただろうか?
JR加古川線の本数が恐ろしく少ないので、少し早めに駅に行くことにした。
アタシ以外のメンバーたちは美術館前の野良猫たちと遊んでいたが、
少し離れたところに「日本のへそ」という標識があった。
イメージ 5イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
電車の入線を気にしながら近くまで行ってみた。
が、連日の雨のためかぬかるみがひどい。
諦めて、道路からズームで写真だけ撮った。
写っている石碑の下に「日本のへそ」にあたる「経緯度交差点」があるようだ。
なんでも東経135度、北緯35度が交差する場所で大正8年(1919年)に
数学研究会で肥後盛熊氏がここを「日本のへそ」と提唱したことに始まるそうな。
そうこうするうちに、電車が入線してきたので帰宅するべく乗車した。
 
 
 
 
★写真は下の過去記事を参照していただきたい
 
コズミックなトイレの過去記事
   ↓
 
 
にしわき経緯度科学館の過去記事
   ↓