10
2月
伊勢にあった、床屋さんチックな建物。
昔は床屋さんだったのだろう。
1階部分は改装されているようだが、
2階の建具などは建築当初のままのようだ。
モルタル壁に鏝絵のサインポール。
色漆喰ではなく、白い漆喰に彩色したように見える。
戦前後期の建物ではないだろうか?
建築データが手持ちの資料になく、建物の材質からの想像に過ぎないのだが。
ただ、建物の妻の部分に直接看板を埋め込ませるデザインは昭和20年代中期あたりに結構流行ったものでもあるが、終戦直後の混乱期の建物にしてはかなりしっかり作られているし、材質もよいように思えてならないので
戦前の建物ではないだろうか?
6
1月
鶴と亀の鏝絵の戸袋。
写真ではわかりにくいが、波の上に亀がいる。
大正13年(1924年)頃の鏝絵だそうだ。
もともと土蔵だったのを一部住居にしてらっしゃるそうな。
24
12月
13年前に「MCIワールドコム」の蓋という記事を
このブログにアップしたことがある。
MCIワールドコムはその後、合併を繰り返して
現在はベライゾンジャパン合同会社という
会社になっているそうな。
そのMCIワールドコムが合併を控え一時的に
社名を「ワールドコム」に戻した時期があった。
2000年(平成12年)から2002年(平成14年)
の期間なのだが、買収されるのがわかっていて
自社の鉄蓋を作ることはほとんど考えられないだろう。
恐らく、1997年(平成9年)4月に日本に
会社が設立されてから、同年末にMCIを買収しているので
当初日本で開業してすぐに作った蓋だと思う。
半年ちょっとだけの期間に作られ使用された蓋だろう。
その後、買収、合併を重ねて13年前の通信会社とは
比べ物にならぬほどの進化をとげてしまっている。
MCIワールドコムの蓋の過去記事
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