munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2006年04月

29 4月

第4回活動報告その3(池田・宝塚)

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逸翁美術館のすぐ近くにある池田文庫(写真1)で「小林一三の演劇観」展をやっていた。
どうやら、昔のポスターなどを展示してあるようなのだが入館料も200円と安かったので
せっかく池田まで来たのだからと、みんなで入ることにした。
戦前の宝塚歌劇のポスターや演劇のポスター、もう亡くなってしまっている有名な役者さんたちの
若かりし頃の写真が載っているポスターや雑誌など、2階の展示室いっぱいに展示してある。
演劇観などという小難しいタイトルとは裏腹に、ただ見ていて楽しい展示だった。
戦前のポスターなどは字が右書きでおもしろいというのもあるが、ポスターに描いてある
広告を見るものおもしろい。
『モンココ白粉』だとか今ではもう販売されていない商品名がたくさん目についた。
ポスターの絵も良いが、この広告の絵やコピーも楽しかった。
屁理屈抜きで楽しめた展示だった。
が、改めてこの小林一三氏の偉業のすごさもわかるような気がした。
『観劇』というものがどういうものなのか。
これは、実際に劇場に何度も足を運んだ人しかわからない。
特にアタシのような根っからの東京人は、歌舞伎、宝塚、演劇、オペラ・・・そういった
ものが大好きなのだが、良い席で観劇する時はさすがのアタシでもキチンとした
服装で出かけることにしている。
ただ芝居を見るだけでなく、劇場の雰囲気などもひっくるめての遊びになるからだ。
ヨーロッパのオペラ座などの劇場でもそうだ。みんな、盛装してくる。
幕間の休憩にはバーでシャンパンを飲み、歓談する。
一種の社交界のようになっている。
日本ではまた違うのだが、やはり大きな『劇場』となると感じが違ってくる。
おしゃれして、観劇して、幕間にはちょっといい物を食べ、家に帰るまでの
雰囲気というか非日常の空気を堪能する。
展示されているポスターを見て回るだけでも、その『非日常の堪能』を知っている
人間には潜在意識を大きく刺激する。
ただ、劇場にあまり行かない人にはその刺激は少ないかも知れない。
これは、アタシの偏見かもしれないけれど・・・・
小林翁は、宝塚歌劇だけでなく様々な演劇も手がけておられた。
この入館料200円は安いと思った。
さて、その池田文庫を出てからは古い商店街を抜けて駅に行くのだが途中に
「池田さわやかビル」というのがある。
仔細は不明なのだが、恐らく昭和初期のビルなのではないかと言われている。
が、アーケードが邪魔でよくわからない。(写真2枚目)
内装などもキレイにリニューアルされており、これがそんなに古い建物なの?という感じだ。
そのあと電車で宝塚へ行くのだが、宝塚では2ヶ所だけの訪問だった。
そのうちの1ヶ所は、アタシのテンションがあがりっぱなしの建物だったので、
あえてこれは、次回の更新に回すことにする。(絶対に写真が多くなるし・・・・)
もう1ヶ所は、宝塚南口駅の前に建つ宝塚ホテルの旧館。(写真3枚目)
なんと、大正15年(1926年)の築で古塚正治氏の設計、RC造5階建て。
宝塚のイメージ(歌劇のイメージが強いんだけど・・・)にぴったりの外観。
窓の作りやレリーフもやっぱり歌劇っぽいイメージでかわいい。(写真4枚目、5枚目)
最後のミーティングはせっかくだからここの喫茶室でやろうというこtになったのだが、
外から見ると内装はすべて今風にアレンジされている。
外の窓からジロジロと眺めるだけ眺めて、他の安い喫茶店でミーティングすることにした。
メンバーのそれぞれの感想はバラバラ(当たり前だけど)だったが、後日あるメンバーから
できれば実際の歌劇も見てみたいという意見も出て、一度サークルの活動の一つとして
歌劇の観劇もやってみようと思う。
テレビではなく、実際の「舞台」というものを見てその上で「好き」か「嫌い」の判断を
下せばいいし、長いようで短い人生、何事も「見る」と「見ない」では大きな差があるはず。
女性だけの歌劇もそうだが、男性だけの歌舞伎なども今後、機会があれば取り入れてみたいと
思う。芝居にも『見方』というのがある。
自由に見るのが、一番なのだがとりあえずは、その見方が少しでもわかっていれば
また観劇の楽しみ方も違ってくると思う。
こればっかりは、劇場へ足を運ばないとわからないことだ。
理屈では説明はできない。それを小林翁は後世に伝えたかったのかもしれない。
次回の更新時に宝塚のもう1ヶ所の記事をアップするつもりだ。
29 4月

卵の自販機

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田舎に行けばさほど珍しくもないのだが、卵の自販機を見つけた。
自販機自体はどうってことないのだが、自販機を囲っているカバーのようなものが
鶏の形としていてかわいかったから撮ってしまった。
茶色い俗にいう赤卵が販売されていたが、これは買わなかった・・・・
28 4月

第4回活動報告その2(池田・宝塚)

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昼食を食べてから、午後の活動を再開することにしたのだがなかなか良い店が見つからなかった。
が、しばらくうろうろすると、「吾妻」というお蕎麦屋さんが目についた。
ここで、丼物でも食べようということになり店の入り口に向かうと店内にも入り口にも
人が並んでいる。
お昼どきだから混むのか?と思いきや、後から後から車が止まって、行列に並ぶ。
店内の様子を伺うとみんなうどんらしき物を食べていた。
しばらく、並んだあと席につくことができたが、丼物を注文するよりはみんなが
こぞって注文する『ささめうどん』と『かやくご飯』をこちらも注文する。(写真1枚目)
写真はブレているが、汁はあんかけ。以前に食べた『京うどん』のようなものだが、
おいしい。特にダシが効いている。うどんは(ささめ=細め)だけあってかなり細い。
あんかけなので、汁は熱い。食べ終わる頃には、すっかり暑くなってしまったくらいだ。
店内には、元冶元年創業と書いてあった。
池田では、かなり有名なお店らしかったので下手なお店でランチを摂るより良かったと思う。
その「アズマ」を出てまっすぐ行くと今度は「池田ピアまるセンター」がある。
ここは大正期の建物なのだが、キレイに補修工事が施しており見た目は新しい。(写真2枚目)
窓の枠にも細工がほどこされている。「百合」だか、「つつじ」だかの花がついっている。
百合では、という意見があったが、マンホールの蓋に描かれている絵は「さつきつつじ」だ。
こういう時に、マンホールの蓋が役にたつのだ。(写真3枚目、4枚目)
たいていのデザインマンホールには、その町の木や花などがモチーフになっているのが多い。
この蓋には、市の花「さつきつつじ」、市の鳥「山鳩」が描かれている。
そして、その後は「池田文庫」で「小林一三の演劇観」という展示をやっていたので
入って見ることにしたが、これはまた次回の更新の時にでも・・・・
28 4月

究極の選択バトン

ぶんたさん(: http://blogs.yahoo.co.jp/uiopuiop)のとこからもらってきたバトン。
それでは、やってみませう!
    

(1)好きな人と別れるor嫌いな人と付き合う
   
   嫌いな人と付き合う
      (もしかしたら、そのうち好きになるかも知れないし・・・・)


(2)愛する人に殺されるor愛する人の為に自分で死ぬ
   
   愛する人の為に自分で死ぬ
      (結構、一度惚れ込むと極端にのめりこむタイプなの)

(3)蚊に生まれ変わるorゴキブリに生まれ変わる

   蚊 (ゴキブリは嫌われものだからな・・・
      蚊でも、アフリカとかで生まれ変わればベープだとか、アースなんかにやれないし・・・)

   
(4)人から愛されなくなるor人を愛せなくなる
   
   もちろん、人を愛せなくなる。
      (アタシ、わがままだから愛するのもいいけど、それ以前に愛されたいタイプなの)

(5)夜中に絶対独りで行かなくてはならないなら…墓地or樹海orトンネル

   墓地(別に霊感とかないから、何も見えないの)


(6)すぐ死ぬor一生生き続ける

    もちろん、一生、生き続ける
      (さんまさんが言ってたけど、「生きてるだけで丸もうけ」だと思うもん)


(7)織姫と彦星(一年に一度結ばれる)orロミオとジュリエット(あの世で結ばれる)

   織姫と彦星(一年に一度結ばれる)に決まってるじゃん
       (死んだら何もできないしさ~死ぬのもったいないもん)

(8)可愛がられるなら…猫になるor兎になる

    もちろん、猫
      
(9)恋人の前でコスプレするなら…セーラーorナース

    ナース
      (もうセーラー服を着たら、どう考えても頭おかしくない?って相手に思われるから)


(10)恋人とラブホ行くなら…ノー下着or勝負下着

    勝負下着(チラリズムという言葉があるくらいだから、下着はつけてた方がいいでしょ。)



ふぅ~誰か、これ持っていっていいよ~
26 4月

第4回活動報告その1(池田・宝塚)

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今月の活動は、ゴールデンウィークにあたるため1週繰り上げた4月23日に
池田・宝塚方面に行った。
最初に見に行ったのは、池田銀行。
大阪方面から阪急池田駅に着く直前の車中からも見える。
かなり大きな建物で手持ちの資料には昭和初期築とあったが、設計、施工ともに
不確かだそうな。(写真1枚目)
一応、設計 石本建築事務所? 施工 大林組? と書いてあったがなにせ大昔の
ことなので、確認しにくいのだろう。
その後は、逸翁美術館へ。(写真2枚目)
ここは、小林一三氏の旧宅を美術館にしている。
小林一三氏に関しては、ウィキペディアを参照していただきたい。
        ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E4%B8%80%E4%B8%89

とても、ここには書ききれないものすごい御仁だ。
この日は「歌ごころの世界」という展示だったが、ほとんど展示物を見ないで内部を見ていた。
ただ、あくまでも美術館なので建物の方はあまり大事にされていないような感じがしなくもないが・・・
ここは、内部の撮影は一切禁止だったのがとても残念。
昭和12年の築。小林利助氏による設計。竹中工務店の施工だそうな。
入ると低めの天井。だが、妙な圧迫感はない。
さらに奥へ行くといきなり天井が高くなっていて、そのまま二階へ通じる階段がある。
使用されている照明は当時のままのものだそうで、ろうそくの形をした電気と特殊な紙でできた
ランプシェードがかかっているシャンデリア型の照明。
かつてサンルームだった部屋に最近増築された休憩室などもある。
そのサンルームだった部屋の窓は現在は出入り口になっているが、アーチ型の大きな窓で
アーチの形のカーテンレールもそのまま残っていた。ただし、現在はカーテンはかかっていない。
この小林一三氏は、茶道にも通じていて敷地内には茶室もいくつかあった。
庭の作りなどを見ても、茶の湯の精神に通じるような作りで細かい所が凝っていた。
美術館のすぐ近くには、池田文庫があり「小林一三の演劇観」というのをやっていたが
ここはあえて昼食後に入ってみることにした。
その後は、昼食をとる店を探しがてら京阪神保険サービスの建物」(写真3枚目、4枚目)と
「河村商店」(写真5枚目、6枚目)を見る。
京阪神保険サービスの建物に関してはこれといった資料もなかったのだが、
もともと黄色っぽいスクラッチタイルの壁自分でペイントしたのか薄茶色に塗られている。
ただ、この写真ではわかりにくいが、途中までしか塗られていなく、建物の側面も
昔からの黄色いタイルのままだ。
ただ、なんとなくレトロな造りの建物だし、たまたま河村商店(写真4枚目)のすぐ隣にあるので
これも記録に残しておいた。
河村商店の方は大正7年築の堂々たる建物で、辰野・片岡建築事務所の設計。
辰野氏といえば、あの東京駅の設計者だ。
ちなみに、このレンガは東京駅と同じ「ドイツ積み」になる。(別名小口積み)
前回の友ヶ島のレンガのイギリス積みと同じく日本に多いタイプのものだ。
また写真が増えてきたので、続きは次回の更新で・・・・
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