munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2006年10月

31 10月

犬様 in 神戸

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神戸の芦屋よりの住宅街で出会った犬様。
建物の写真を撮っていた時に、横の某会社の2階の窓まら顔を出していらっしゃった。
最初はおとなしく見ていただけだったのだが、ズームで撮ってもかなり小さくしか写らないので
近寄って、声をかけてこっちを向いてもらたのだが、急に不審者を発見したかのごとく
ワンワン、吠え出した。
が、犬様に吼えられてもアタシはあまり動じない。
吼えられながらも、暗くなりかかって来ている中、ボケボケの写真を何枚か撮った。
会社なのだが、洗濯物の干してあるので誰か住んでいらっしゃるのだろう。
洋服をお召しのようだった。
あまり、身を乗り出して下に落ちないようにしていただきたいものだ。
31 10月

第10回活動報告その2(阪神モダニズム)

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御影公会堂の地下には食堂があり、ここはオムライスが有名だそうな。
今回は初めからここのオムライスで昼食を摂る予定だったので、
一通り写真を撮らせていただいたあとで地下食堂に行った。(写真1枚目、2枚目)
最初は時間も早かったのでお客さんもまばらだったのだが、帰る頃にはお客さんも
増えてきていた。わざわざ、ここまで食べにくるのだろうか?カップルが目立った。
オムライスは単品で650円。
甘めのケッチャップが上ではなくて、オムライスの横に沿えてある。
地下はこの食堂だけにしか利用されていないらしい。
数年前までは、屋上にも出られたらしいのだが、現在では危険防止のために
屋上へは立ち入り禁止となっている。
見学させて欲しいという旨を事務所に申し出れば、快く許可してくださって
しかも資料まで(1部しかくださらないが)、コピーを渡してくださる。
あくまでも、公共の建物なので特に見学の制限はないがやはり何も言わずに
建物内に入ってきて写真を撮ったりとかは、他の利用者にも迷惑がかかる上に
防犯上にも問題があるので事務所に必ず申し出て欲しいとのこと。
最初に見学許可をもらいついでに下見に行った時の資料と、そのあとに外部が作った
資料をもらったからと、当日更にもう1枚の資料をくださった。
この公会堂はけっして派手ではないが、数十年と言う歳月を市民の方々と共に
この土地の歴史の生き証人のような形で残っている。
これからも、この建物が土地っ子の1人として、ここに生き残っていくためにも
見学は必ず事務所に断ってからしていただくことをお勧めする。
見学者もマナーを守ることによって、見学者の数がカウントされて
「年間、これだけの見学者が来ているから・・・」という理由で
建物の保存活動につながるケースも多いし、無断で入って写真を撮りまくったり
勝手に内部を複数の人間がウロウロするのも失礼な話だ。
面倒でも、許可をもらったり、断りと入れると言う手間が、建物のためにも良いのである。
公会堂を出てからは、阪神電車に乗って隣の駅「新在家」に移動した。
歩いても良いのだが、今回はのんびりゆっくりするつもりなので一駅間乗車することにした。
『新在家』という駅からすぐ近くの場所に『甲南漬資料館』というのがある。(写真3枚目)
実は、この資料館も御影公会堂の設計者と同じ、清水栄二氏の設計だ。
ここは、昭和6年(1931年)築、RC造2階建てで施工不詳となっている。
ここは、甲南漬けの高嶋平介氏の自邸だったところだ。
甲南漬けに関しては、直接のHP(http://www.konanzuke.co.jp/mukonosato/)を参照の
方がわかりやすいと思う。
この建物も阪神大震災に耐えた建物で、これ以外の建物はほとんどあの地震で
潰れてしまったそうな。
こちらも現在は、1階は甲南漬けの資料館、2階はカルチャー教室などに利用されている。
この建物を後ろから撮ったのが写真の4枚目なのだが、まるでラッキョウが建物の上から
頭をのぼかせているようなフォルムになっている。
ただ、ラッキョウの甲南漬けというのは、どうもないようなのだが・・・
内部の写真等は次回の更新の時にでも・・・
30 10月

第10回活動報告その1(阪神モダニズム)

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今月は、阪神電車沿線の建物見学だった。
最初に下見に行き、その後事前に渡す資料を作成している時に偶然『阪神モダニズム』と
言う言葉に行き当たった。
ウイキペデイアで調べてみたら、明治後半から戦前にかけての神戸市東灘区、灘区、芦屋市、
宝塚市、西宮市、伊丹市を中心とした地区に発達した高級邸宅街を土台に育った芸術文化や
生活様式とその時代をさす、というようなことが書かれてあった。
そして、その当時建設された建物などのリストを見るとなんとそのほとんどの建物を
見て回っていることに気がついた。
もちろんメンバー全部が回ったわけではないが、宝塚歌劇などを始めかなり見て回った。
個人的にメンバーたちが回った場所もある。
あまり意図的に見学して回る場所を選んだわけでもなかったのだが、
結果的には一種の『つながり』を持って見て回れたことになる。
今回も一番最初に訪れたのが『御影公会堂』だった。
もちろん、ここもウイキペデイアの阪神モダニズムの施設一覧の中にある。
ここは、昭和8年(1933年)に神戸市の初代営繕課長の清水栄二氏の設計、大林組施工で
RC造3階建て、地下1階建てで作られた。
阪神大震災にも耐え、被災者たちの避難所として約1年間使用された。
その後は、集会所として現在でも使用されている。
昨日も、ボーイスカウトから劇団の芝居の稽古、某政党の集会などが利用している。
かなりフル活躍している建物だ。
前回の活動で訪れた『白鶴美術館』の嘉納冶兵衛氏(白鶴酒造7代目社長)の多額の寄付に
よりこの公会堂は建てられたそうな。
建設費は公会堂からいただいた資料によると当時の価格で24万414円87銭とある。
現在の価格でいったいいくらになるのだろうか?
きっとものすごい額になるはずだ・・・
嘉納氏と白鶴酒造からの寄付金はその建設費をはるかに上回っている。
落成後すぐに町の集会所として利用されているそうな。
戦前の篤志家はとにかくやることの規模が違う。
これらの方々がいらっしゃらなかったら、この阪神モダニズムという文化も広がらなかった
かもしれない。恐らく、文化向上の意識が強かったのかもしれない。
しっかりした資金と設計、施工があったからこそあの阪神大震災にも耐え現在でも
まだ現役で利用され続けているのだろう。
メンテナンスはあまり行き届いてはいないが、実際に使われている建物だけに
空き家のように荒れるということはないはずだ。
最後の写真には、嘉納冶兵衛氏の胸像と白鶴のオブジェが飾られているのがわかると思う。
続きは次回の更新時に・・・・
29 10月

みどり牛乳

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さくらぼたんさん(http://blogs.yahoo.co.jp/sakulabotan)から頂いた画像。
みどり牛乳と書いてある。
これは九州乳業(株)の箱で『みどりの王国』の中にあるから『みどり牛乳』らしい。
この王国にはレストランや広場、草スキー、牧場、体験物造りなどが楽しめるようになっている。
始まりは、明治40年(1907年)に大分市に大分牧畜合資会社(大分牛乳)ができる。
そのかなり後の昭和15年(1940年)に今度は別府市で別府牛乳ができた。
昭和32年(1957年)になって、大分牛乳と別府牛乳が合併し、大分協同乳業(株)となる。
その後、昭和35年(1960年)に大分県酪農業協同組合が株主となり、
つには昭和38年(1963年)に、大分県内の3つの組合が合併し、大分県酪農業協同組合が
発足し、昭和39年(1964年)にその乳業部門を母体として九州乳業(株)がスタートする。

九州乳業(株)   大分県大分市大字廻野3231 大分市みどりの王国内
28 10月

植物トマソン(巨大バージョン)

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アンコールワットでは、熱帯性の気候のせいかかなり大きな木がたくさんある。
ガジュマルの木などもその一つなのだが、あまりにも根っこが育ちすぎて遺跡を破壊してしまう
という問題が起こっている。
もともと、植物トマソンは街中などで金網や柵などの近くの木が物体を飲みこむように
成長し、一体化してしまう状態を言うのだが、アンコールワット辺りになると
トマソンなどという超芸術ではなくて、木の根による世界遺産の破壊という深刻な問題になってしまう。
だが、京都で見つけた植物トマソンの記事をここに載せておくので比較して読んでもらいたい。
街中だと、トマソンなのだが、世界遺産の場所でもっとスケールが大きくなるとこれは
もうもはや、トマソンではなくなってしまうかもしれない。
だが、カテゴリー的に考えるとこれも植物トマソンになるのだ。

    京都の植物トマソンの記事はこちら
       ↓
     http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/9442069.html


むにゅの路上観察・・・・その81
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