munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2007年02月

24 2月

マンホール=下水道の歴史から読み解く

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東京でマンホールをやるのなら、読んでおいた方が良い1冊。
昭和のさほど遠くない時代の汲み取りのことから始まり、
江戸時代の雨落ちの下水はどこへ行くのかだとか、
当時の下水の流れを図で表わしてみたりとか、
明治になって下水道施設がどのようにして作られていったかを
大変わかりやすく書いてある。
江戸時代からの下水の割り振りというのが、近代における下水道の
基盤となっている。
東京では、今ではすべてが東京都下水道局となてしまってはいるが
戦前までは各地域ごとに○○水道というのがあって
それぞれに管轄があり、独自のマンホールの蓋も設置されていた。
現在では、そのほとんどは撤去され一部は資料として
保管されているのだが、まだ探せば都内のどこかの路地に
もしくは、舗道上でも見つけられるかもしれない。
そのための手がかりがこの本の中にも隠されているのだ。
その辺りの知識も持ち合わせていれば、蓋探しの旅と称して
都内を徘徊するのも断然楽しくなってくる。
特に下水道関係の本というよりは、近代のお話として
読み物として読んでみてもとてもおもしろいはずだ。

江戸・東京の 下水道のはなし   東京下水道史探訪会編
            技報堂出版  1800円+税


23 2月

松野牛乳の蓋

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日本牛乳キャップ収集協会(http://t-piping.hp.infoseek.co.jp/)の
副会長のkazagasiraさんからいただいた画像。
スジャータさん(http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7)が以前、
『作家の筒井康隆氏の奥様の御実家が牛乳屋さんだったと本に書いてあった』と
コメントに書いてくださっていたのだが、その筒井氏の奥様の
ご実家の牛乳の蓋の画像だ。
ただ、現在では廃業されている。
同じ兵庫県内に、同じ名前の牛乳もあるのだがこちらとは別会社。
だが、kazagasiraさん曰く、別会社なのだが親戚関係にあるようで、
晩年は、もう1つの松野牛乳のフルーツ牛乳や乳酸菌飲料などを
配送してもらって、自家牛乳製品とともに宅配していたそうな。

(有)松野牧場   兵庫県神戸市垂水区坂上4-2-11


もう1つの松野牛乳の記事はこちら
   ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/7988535.html










23 2月

三ノ輪同潤会アパート

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解体が決定している建物。
もうそろそろ取り壊しが行われるのではないだろうか?
都内に現存する2つの同潤会アパートのうちの1つ。
1つは上野下アパートだが、こちらの三ノ輪の方は
傷み方が半端ではないので、地震が多い東京では、
ここまで来たら1日も早く解体しないとかえって危険かもしれない。
昭和3年(1928年)同潤会建設部建築課設計、施工不明。
映画「ハチミツとクローバー」のロケにも昨年だったか?
この同潤会アパートが使用された。
恐らく、年内には取り壊されると思う。
建物のメンテナンスをもっと早くからちゃんと
行っていれば、まだもう少しは現役のアパートとして
活躍していたのかもしれない・・・

もう、1つ現存している上野下アパートの記事はこちら
    ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/35912219.html


22 2月

かなりお勧めのウンチク本

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この本の帯には2冊とも『小説風?の工学書』と書いてある。
実際に読んでみると、ものすごくおもしろい。
例えば、ふすまの閉め方から自転車の降り方についての考察から
右利きの人が多いので、ふすまや障子は右手前になっているだとか、
境界線についてだとか、書かれているのだが、最後の方になるといきなり
階段を設計してみましょうとかという、とんでもないページがでてくる。
実際は、本の3分の1は建築法について、
3分の1は生活している中から湧いてでた
さまざまな疑問点などで、残りの3分の1が計算法などだ。
途中までは楽しく読めたのが突然、突き落とされた感じだ。
だが、わからないでも、わからないなりになんとなくわかるような錯覚が・・・
最悪はわかるところだけを繰り返し読んで、それから難解の計算法を読む。
計算はこの計算式を使えば良いのだろう、くらいに思って読めばなんとかなる。
この続編も同じで、こちらは町中のデザインなどにも目を向けていらっしゃる。
電車のつり革のデザインから、街中で見かけるデザインやその機能までも
が観察、考察対象となっていて、こちらもまたおもしろい。
が、やはり本の最後には構造計算の問題などもある。
もう、この辺りはこの数式を使うということだけを読んで
自分で理解できるところだけを読み砕くようにしてしまった・・・
だが、この構造計算問題などを除けばかなり詳しいウンチクなども
盛りだくさんに書かれているので、本当におもしろい。
素人にわかりやすく書いてくれた本なのかとも思ったのだが、
玄人向けにわざと素人の視点で本を書きました~と、
いう本なのではないだろうか?
素人は普通は、建物の構造計算なんかはやらないはずだ。
やれといっても、できない・・・
だが、この計算問題以外はものすごくおもしろい。
街中を歩いて、おもしろい物を見つける視点はすばらしいのだが
それを数式にあてはめて説明できてしまうというのが
やはり、専門家だけのことはあるのだろう・・・
まるで、オペレーションリサーチのようだ。




建築のウンチク   山田修氏著  学芸出版社  1800円+税

続・建築のウンチク 山田修氏著  学芸出版社  1700円+税 




21 2月

旧辻川郵便局

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神崎郡歴史民俗資料館の近くにあった建物。
明治中期の木造2階建で、設計・施工ともに不明となっている。
以前は辻川郵便局でその後、不動産会社が使用していたが、
現在では空き家になっている。
だが、何故か建物の前には、俳句を書きつけた短冊などが
ぶらさがっていたのだが、入り口は閉まったままだった。
建物の存続も危ういかもしれないが、
この辺りは柳田國男氏の生家や大庄屋だった三木家の建物などがあり、
歴史的建造物にもなているので、解体は心配ないのではないだろうか?
特に三木家の建物とは隣同士でもあるし、街の景観作りなどもあるから
恐らくは安泰なのではないだろうか?
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