munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2008年03月

31 3月

第26回活動報告 畝傍・藤原京 その1

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去年の今井町の活動の時にお世話になったガイドさんが

大変すばらしい方だったので、今回はそのガイドさんを指名させていただいて

藤原京周辺の案内をお願いすることにした。

おおかまなコースはあらかじめ自分で調べ、その後でガイドさんと

電話で数回打ち合わせて見る場所を削ったり、増やしたりするのは

以前の今井町の時と同じだった。

通常のサークル活動時は必ず、自分の足で歩いて所要時間や距離のチェック、

食事の場所やトイレの場所、喫茶店の場所などもかなり細かく下見を

するのだが、このガイドさんの時に限っては電話での打ち合わせだけで

あとはほとんどガイドさんにお任せだった。

去年の活動時に最初に電話でお話した時からかなり頭の切れる方で

様々な知識もかなり深い、と、いうことがすぐにわかったので

ごちゃごちゃ言わずにすべてを託すことにした。

実際に案内をしていただくと、こちらが思っていた以上に

「すごい」方で、他にも案内をお願いできる場所があれば是非、

指名させていただきたいと申し出てはいたのだが、

今回はその「すごい」ガイドさんご指名で藤原京に行くことにした。

何故、藤原京なのか?

たまたま、奈良での活動時に

「そういえば、藤原京ってどこにあったんだっけ?」という話しになって

「わからないから、今度行ってみよう!」というノリで企画した。

正直、藤原京跡に行ったところで何もない。

あまりに何もなさすぎておもしろくないのではないか?

今回はかなり、活動内容に不安もあったのだが、実際は全く逆だった。

近鉄の大和八木駅で集合し、駅裏の橿原市立文化会館で先に食事。

そして、その会館でガイドさんと待ち合わせだった。

まず、最初に古代からの幹線道路の「下ッ道」(写真1枚目)を歩く。

飛鳥時代からの古道だそうな。

道の両側には、木造の古い日本家屋が軒並んでいる。

さらに、日本書紀にもでてくる大阪から藤原京へと続く宮道の横大路と

この下ッ道が交差する場所が「札(ふだ)の辻」。(写真2枚目)

この場所に領主の政令を書いた札(ふだ)を立てたことから、

「札の辻」と呼ばれることになったそうな。

かつては道幅40メートルあり、もっと広かったそうな・・・

2枚目の写真に写っているお宅は平田家で元旅籠。

道をはさんだお向かいにもこの平田家の旅籠がある。

写真3~6枚目は、そのお向かいの平田家の屋根にあった瓦だ。

亀と兎だ。兎は因幡の白兎なのか?(波の上にいるので・・・)

それとも、福の動物なので描いてあるのか??

よくわからないが、かわいい。

この瓦も170年前のものだそうな。

幕末の儒学者、「谷 三山」氏のお宅(写真7枚目)を横目に

国分寺のある路地へと入っていくのだが、

写真が増えてしまったので、続きは次回の更新時に・・・・
30 3月

猫様 in 尼崎 その9

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通りがかったお寺の庭を覗いたら、
黒猫様が座っていらしゃった。
恐らく、近寄ったらダッシュで逃げてしまうだろうと思い、
いつものズームで写真だけ撮った。





29 3月

FANTAオレンジな家

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京都で見つけたお宅。
食料品店だったのだろうか??
今でも、営業していてたまたまお休みの日だったのだろうか?
「ゴクン!スッキリ・・・ああ おいしい」と書いてある。
DRINK FANTAとあるので、結構古い物だ。
コカコーラの宣伝文句と同じで、
DRINK COKA COLAが一番古く、次にENJOY、ALWAYSと変化していくが、
このミカン王子のようなキャラクターが主役なので、
細かいことはあえて書かないでおくことにする。
この、ミカン王子のようなキャラクターが
ものすごく良い味を出しているので、
今、FANTAの歴史うんぬんをここで書いてしまうと
ミカン王子(勝手に命名した・・)の持ち味が薄らいでしまうだろう。
店先のグリコアイスクリームの箱とこの建物。
そして、FANTAの看板のトリオでこの独特の雰囲気を醸し出している。
そういえば、長いことFANTAは飲んでいない・・・












28 3月

「都に届いた異国の風」展

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今、「都に届いた異国の風」展というのが、
京都芸術センター(旧明倫小学校)で開催されている。
1月の「建築と文化を愉しむ会」のサークル活動で
訪れた京町屋「無名舎」のご夫妻が所有している
更紗などの「舶来物」のコレクションを公開している。
お~ちゃん(http://www7a.biglobe.ne.jp/~suzu2/)と、
メラさん(http://blogs.yahoo.co.jp/xrbuwvo0741)の3人で
京都芸術センターに行ってきた。
実は、お~ちゃんと2人で1月の初旬に無名舎に下見に行った時に
無名舎の奥様から、この展示会のことを伺っており、
必ず見に行きますとの約束をしていたのだ。
その時、奥様は無名舎がインターネットなどでも
取り上げられているのはご存知なのだが、
まだご覧になったことがないとおっしゃっていた。
お~ちゃんは、細やかな気配りの方なので、
無名舎に関するインターネットの記事を幾つかと、
アタシのこのブログのサークル活動の記事の
コピーをちゃんと、用意してきてくださった。
サークルの記事に関しては、もし記述に間違いがあれば
すぐに訂正するので一度、お目を通してくださいと
伝えてお渡ししてきた。
京都芸術センターの大広間に広げられた「更紗」の数々。
鏡入れや札入れなどの小物にも、それらが使われており、
それぞれが皆、年代ものでもある。
会場には、無名舎のご夫妻が常駐していらっしゃる。
この29日には、無名舎のご主人(NPOうつくしい京都・理事長)の
特別講演会も18時から19時半まで行われる。
事前の申し込みは不要なので、興味のある方、
美しい更紗や、その小物、または建物が見たい方は
行かれてみてはいかがだろうか?
ご夫妻とも、非常に気さくな方でよく覚えていて来てくれたと
喜んでくださった。
講演会以外でも、ご主人が説明をしてくださる。
いただいてきた案内文は文字が小さいので読みにくいかもしれない。
こちらに書きださせていただくと、

『友禅小袖は格別として、藍や鼠を基調色にした庶民の暮らしに
 華をそえた「舶来物」。
 風の便りに聞く西欧への憧れは、それを好む人の懐具合に応じて、
 袋物や掛布久紗、男の秘めたる遊び心の下着や羽織。
 祝儀布団等に示されている。
 この視線は祇園会の風流に異国の染色品を楽しんだのと同じであろう。
 それは人、それぞれの「よそゆき」を誇らしげに装ったのであった。
 今年は諸外国と修好条約を結んで百五十年。
 江戸、明治、大正に届いた異国の風を、当方のコレクションを通して
 今新たに愛でるのである。』

この文章の一部を抜粋して書こうと思ったのだが、
書いているうちに全文を書かなくては、このご主人のお考えが
伝わらないと思い、全文をそのまま書き写した。
この文章の中には、さまざまなメッセージが盛り込まれている。
サークル活動時にご主人がお話してくださった、
「路上はステージだった。路上からいろいろなことを学んだ。」と、
言うお言葉はこの文章の中にも、ちゃんと込められているのがわかる。
路上で、街中で学んで大人になったからこそ、
「懐具合に応じたお洒落を愉しむ」のであり、
その愉しみの中から、異国文化を感じ取り、和の小物と融合させて
見事にマッチした「粋」を愉しんだのではないだろうか?
これは、京の街中で生まれ育ったからこそ・・・の文化だと思う。
どうしても、京都=雅という概念で見がちなのだが、
京都でも、その街、その地区によって、それぞれのカラーがあり、
当然のことながらソフトがある。
この場合の「ソフト」というのは、根底にある文化、気質だと思う。
京都の古い建物や観光名所ばかりでなく、こういう気質に少しでも
触れられたような気がして、また京都のイメージが変わった。
観光都市ではあるのだが、雅な部分はホンの一部で
実は江戸の粋とは異なる「(もっと深い)粋」がベースにあるように思える。
やはり、東京は江戸の昔から今でも他所からの人間が多く集まる。
そして住んでいる人の大半はせいぜい親の代からの居住程度だし、
現在ではどこでも下町、どこの人でも江戸っ子になってしまう。
だが、京都は古くからの住人がかなりいらっしゃる。
そして、そのあたりの「線引き」がきちんとされている、
京都ならではの「粋」だと思う。
この「線引き」が伝統にも繋がっているのではないだろうか?
京都のこういう奥の深さは、アタシなんぞには
計り知れないくらい深いのだろう。
そして、間違いなく一生理解もできないかもしれない・・・・
なまじ中途半端に関西に住んでいるだけの人間で
アタシにはソフトが備わっていないからである。
よほどのことがない限りは、そのソフトは身につかない。
体の中に流れる「気質」や「血」とはそういうものだと思っている。




無名舎見学のサークル記事はこちら
  ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/51686833.html

http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/51733915.html

http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/51790560.html






27 3月

塗り壁物件

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京都で見つけた物件なのだが、建物の横に回ったら、
キレイに四角に色が変わっているタイルが貼られていた。
かつては窓だった部分を塞いだのだろう。
板などで塞いでしまう事も多いのに、丁寧に色違いながらも
タイルでカバーしている。
ちょっと手の込んだ「塗り壁物件」である。





むにゅの路上観察・・・・・その120










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