イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

これも土曜日に大阪で見つけたのだが、1枚目は袖卯建(うだつ)風の物件。
ちなみに卯建(うだつ)とは、妻壁と屋根よりも一段高く上げて小屋根をつけた部分のことをいい、
富裕の家でなければ、この「うだつ(又はうだち)」を上げられなかったことから
「うだつが上がらない」と、いう言葉が来ている。(広辞苑より)
屋根の上ではなく、屋根と壁の間にある袖壁が前に張り出しているもので尚且つ、
上に小屋根を乗せているのを袖卯建。裾卯建なんて言葉があるのかどうだか、定かではないが
これを見た時に思わず「裾卯建」だと思った。
なんも変哲もないブロックを並べて置いて、ブロックの隙間にトングのような物を突っ込んで
いるのだが、他の穴にゴミが入るのを防ぐためだろうか、瓦を乗せていた。
玄関先に置いてあったが、うだつが上がっているのだから景気は良いのだろう。
2枚目が、袖卯建の写真。参考物件としてアップしておく。
3枚目は大正区のガード下の無用門。
以前は出入り口として使っていたものを塞いでしまっているのがわかる。


むにゅの路上観察・・・その13