munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2009年12月

30 12月

斜面がキャンパス2009

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今年の岡山県内の山の中の『ツリー』を見に行ってきた。

平成15年(2003年)から始めた『ツリー』。

アタシがこのツリーと制作者のおぢさんに出会ったのは平成19年(2007年)。

それ以来、この時期には『ツリー』を見に行っている。

何故か、山道に『ツリー →』と書かれた看板が置いてある。

恐らくクリスマスのイルミネーションのことなのだろう。

どちらかというと、イルミネーションっぽいのだがアタシから言わせれば、

山の中の斜面に作られた『おぢさんのキャンパス』そのものだ。

今年のおぢさんのテーマは、『リストラと環境問題』だそうで、

CO2削減のことはよくとりあげられているが、海の中の環境問題は比較的少ないので

今年は『竜宮城』をメインに作ったそうだ。

おなじみのキリンのオブジェの横には小さい『リス』と『家族』と『虎』。

リスと虎で『リストラ』だそうな。

お父さんの胸には「リストラになった よしおらは 農業をやるべ~」。

その横の子ども(だろうか??)の胸には「とおーちゃん がんばってね~」。

更に斜面の反対側には、昨年は逆立ちしていた牛のオブジェがあったのだが

それが転がっており横には北京原人らしき人形もある。(写真5枚目)

北京オリンピックの年に作ったオブジェの使いまわしだろうか??

後のビニールハウスの中には、修理中らしきオブジェの影が写っている。

見物客はアタシたち夫婦のみ。

周囲は街灯もなく、携帯も繋がらない山なので本当に真っ暗。

かろうじて、山を下ればドコモの携帯だけが繋がるような場所だ。

おぢさんは毎年、斜面の下の小屋で『ツリー』の展示期間約15日間、

見物に訪れる人たちをもてなしていらっしゃる。

狭い小屋にストーブを2つ。 コーヒーやみかん、お菓子などを用意していらっしゃる。

訪問のたびにノートに記帳すると、おぢさんからは毎年展示が終わると

お礼を兼ねた年賀状が送られてくる。

みかんもコーヒーも遠慮されるとものすごく悲しくなるとおっしゃるので、

毎年しっかりごちそうになって帰ってくる。

ただ、飲みすぎるとトイレがないので大変だ。

英田サーキットの近くの町営ガレージの横の公衆トイレならいつでも利用できるのだが、

そこから4~5キロくらいはあるのではないだろうか?

おぢさんの集落には30数人しか住んでおらず、

すぐ近くの集落などは7戸でしかも7人しか住んでいないのが現状だと思う。

一番近くの小学校も在校生11人で、歩いて行ける距離ではないので

スクールバスで生徒を送り迎えしているそうなのだが、

このままだと在校生がいなくなってしまうそうな。

確かにここに来るまで車を走らせていても、対向車も後続車にも合わないくらいだ。

そんな集落の「ツリー」なのだ。

これを作るのに毎年7万、電気代などで2万はかかるそうなのだが、

おぢさんの趣味なのでやめられないそうな。

今年からはこのおぢさんの趣味の後継者が出来て、虎の看板とクリスマスツリーの看板、

「ようこそ多麻へ」と言う看板の3つを持ってきてくださったそうだ。

毎年、山陽新聞の東備版に取り上げられているのだそうなのだが、

今年に限って掲載がかなり遅かったそうなので訪問者は少ないとのこと。

おぢさんから頂いた名刺には『なんでもや』と言う肩書きが書いてあった。

泥棒以外のたいていのことはなんでもやるからだそうで、一時期は議員だったこともあるそうな。

まさに、パワフルなおぢさんでなんといっても、おぢさんの人柄が温かいので

毎年、ここを訪問するのを夫婦揃って愉しみにしている。

なんでも、最近のカーナビには「多麻」が載っているそうなので岡山の備前方面に行かれる方は

寄ってみてはいかがだろうか??

ただし、帰りは本当に真っ暗で鹿や猪が出るので運転する際にはわざとライトを

強くして上を向けて運転される方が良いだろう。

今日も帰りに鹿に2回、遭遇した。

万が一、猪だった場合は車に乗っていても非常に危険なので・・・・

毎年1月5日まで展示していらっしゃるはずだ。

なんでも、このおぢさん、旧暦の七夕の時も何やらおもしろいことを行っていらっしゃるようで

また夏に訪問することを約束して帰ってきたのだが、

寒い中、おぢさんは小屋から出てアタシの車が見えなくなるまで手を振ってくださっていた。

寒かったが、行ってよかった。

ありがとう!

おぢさんも良いお年を・・・・



過去記事
 
http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/50848542.html(斜面がキャンパス~2007)


http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/51157668.html
(クリスマスイブとクリスマスに捧げるイルミネーション~2007)


http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/56434285.html(斜面がキャンパス~2008)


http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/51386795.html(おじさんからの年賀状)
29 12月

塗り壁

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向島で見つけた。

どうも、こじんまりと理容業を営んでいらっしゃるようだ。

サインポールや看板を掲げてはいらっしゃらないが、引き戸の上にバーバー君のマークが小さく見える。

バーバー君は全国理容生活衛生同業組合連合会のキャラクターでそのHPでも

はっきりした画像が見られる。(http://www.riyo.or.jp/index.html

もしかしたら、決まった顧客以外はとらない理容店なのかもしれない。

庇が2つあるので、以前は2つの出入り口もあったのだろうが、

現在ではその1つを塗りこめて塞ぎ、「塗り壁」にしてしまっている。

ちょうど、この写真を撮ってすぐにこの引き戸が開き

顧客であろうかと思われる老婦人が、見送られて出てきた。

庇が2つなかったら、見逃す物件だったかもしれない・・・






むにゅの路上観察・・・・その145
28 12月

犬様 in 尼崎 その1

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尼崎の商店街のお店にいらっしゃった犬様。

看板犬だろうか??玄関におとなしく座っていらっしゃった。

近くには、

「ご注意 急に触ると噛む真似を することがあります。 特に幼児には気を付け下さい。」とあった。

そう!賢い犬様はいきなり噛んだりは絶対にしないのだ。

犬様でも猫様でも誰でも、いきなり触られたら嫌に決まっている。

自分よりも強い人間にふいに触られたら怖いだずだ。

相手が幼児であっても同じこと。

人間に逆らったら、どんな悲しい現実が待っているか賢い犬様にはわかっている。

だから、噛まないにしても『嫌』と言う意思表示で噛む真似をするのだろう。

触られた方はものすごく恐ろしいはず。

だから、噛んだりもしくは、噛む真似をする。

この犬様は年末の大売出しのこの時期も、こうやって看板犬のお仕事を

こなしていらっしゃるのだろう。

良い子の皆さん、動物にいきなり触ってはいけませぬ。

驚かせたら、かわいそうでせう??
27 12月

毎日いずみの通函

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お散歩photo albumの安倍さん(http://www.rose.ne.jp/~perceus/index.html)から

いただいた画像。

大阪府内で撮影されたそうだ。

先日、牛乳保冷ケースの書庫で番外編としてアップして『毎日いずみ』の通函。

猫除け用に水を入れたペットボトル入れになっているようだ。

ある意味再利用なのかもしれない・・・

『毎日いずみ』に関しては、過去記事にトラックバックをかけておくので、

参照していただければと思う。
26 12月

二度あることは三度ある!

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お祭りの夢のおかげか、友人たちからのクリスマスプレゼントが届いたのだが、

夢の効果はまだ続いていたようで、また、ブログのお友達から嬉しいプレゼントが届いた。

24日のクリスマスイブの朝に、ねこばらさん(http://blogs.yahoo.co.jp/neko_holic_garden)から

手編みのマットと猫の絵が描いてあるカップが入った包みが届いた。

鮮やかな赤と緑のマット。

そう、ねこばらさんはハンドメイドの名手なのだ。

アタシは自分で物を作り出したりすることが苦手なので、こういう手作りの物は本当に嬉しい。

料理、裁縫、編み物、絵画、陶芸、工芸などのクリエイティブな物には

大いなるあこがれはあれど、才能も気力もないので無縁だ。

それだけに、自分で作れる人がうらやましい。

そして、キャッツカフェのカップ。

猫カフェではなく、キャッツカフェと言う名前のレストランだそうな。

マットは早速、ティーポットを置いて使わせていただいているが、

お茶を飲み終わったらすぐに仕舞わないと、うちの猫が何をするかわからない・・・

写真を撮る間も、乱入してきてクンクン匂いをかぎまくりマットを咥えてどこかに

持って行きそうな感じなので、危ない、危ない・・・

キャッツカフェのマークが描いてある、爪楊枝やペーパーナプキンも入っていたので、

ねこばらさんに聞いてみたら、そういう名前のレストランだそうだ。

このマットに反応するのは何故か、グレーのパチローだけだなのだが

だんだん侵出してきて置いてあるカップを横倒ししそうなくらいになってきたので

あわてて、パチローを追い払った・・・

ねこばらさんのお宅の猫様たちの匂いがするのかしらん?

ブロガーBさんのカップも、このねこばらさんのカップも早速使わせていただいている。

ねこばらさん、どうもありがとう!


あの夢を見た日にプレゼントが届き、その後も・・・これで3度目だ。

他の方々も含めてだが時期をずらしてしまっているので、アタシからは何も送らないけれど

また来年、何かの時にお返しはさせていただくつもりなので、

この冬、アタシに何かを贈ったのにお返しが来ない!という方、しばしお待ちを!

忘れ去った頃にそのうちに必ずや(いつになるかわからないけど)・・・・

死んだらごめん!ということで・・・

(アタシが生きてるうちは必ずしますよ!という意味。死んぢゃったら約束実行できないでしょ??)
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