今月の活動は、ゴールデンウィークにあたるため1週繰り上げた4月23日に
池田・宝塚方面に行った。
最初に見に行ったのは、池田銀行。
大阪方面から阪急池田駅に着く直前の車中からも見える。
かなり大きな建物で手持ちの資料には昭和初期築とあったが、設計、施工ともに
不確かだそうな。(写真1枚目)
一応、設計 石本建築事務所? 施工 大林組? と書いてあったがなにせ大昔の
ことなので、確認しにくいのだろう。
その後は、逸翁美術館へ。(写真2枚目)
ここは、小林一三氏の旧宅を美術館にしている。
小林一三氏に関しては、ウィキペディアを参照していただきたい。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E4%B8%80%E4%B8%89
とても、ここには書ききれないものすごい御仁だ。
この日は「歌ごころの世界」という展示だったが、ほとんど展示物を見ないで内部を見ていた。
ただ、あくまでも美術館なので建物の方はあまり大事にされていないような感じがしなくもないが・・・
ここは、内部の撮影は一切禁止だったのがとても残念。
昭和12年の築。小林利助氏による設計。竹中工務店の施工だそうな。
入ると低めの天井。だが、妙な圧迫感はない。
さらに奥へ行くといきなり天井が高くなっていて、そのまま二階へ通じる階段がある。
使用されている照明は当時のままのものだそうで、ろうそくの形をした電気と特殊な紙でできた
ランプシェードがかかっているシャンデリア型の照明。
かつてサンルームだった部屋に最近増築された休憩室などもある。
そのサンルームだった部屋の窓は現在は出入り口になっているが、アーチ型の大きな窓で
アーチの形のカーテンレールもそのまま残っていた。ただし、現在はカーテンはかかっていない。
この小林一三氏は、茶道にも通じていて敷地内には茶室もいくつかあった。
庭の作りなどを見ても、茶の湯の精神に通じるような作りで細かい所が凝っていた。
美術館のすぐ近くには、池田文庫があり「小林一三の演劇観」というのをやっていたが
ここはあえて昼食後に入ってみることにした。
その後は、昼食をとる店を探しがてら京阪神保険サービスの建物」(写真3枚目、4枚目)と
「河村商店」(写真5枚目、6枚目)を見る。
京阪神保険サービスの建物に関してはこれといった資料もなかったのだが、
もともと黄色っぽいスクラッチタイルの壁自分でペイントしたのか薄茶色に塗られている。
ただ、この写真ではわかりにくいが、途中までしか塗られていなく、建物の側面も
昔からの黄色いタイルのままだ。
ただ、なんとなくレトロな造りの建物だし、たまたま河村商店(写真4枚目)のすぐ隣にあるので
これも記録に残しておいた。
河村商店の方は大正7年築の堂々たる建物で、辰野・片岡建築事務所の設計。
辰野氏といえば、あの東京駅の設計者だ。
ちなみに、このレンガは東京駅と同じ「ドイツ積み」になる。(別名小口積み)
前回の友ヶ島のレンガのイギリス積みと同じく日本に多いタイプのものだ。
また写真が増えてきたので、続きは次回の更新で・・・・
池田・宝塚方面に行った。
最初に見に行ったのは、池田銀行。
大阪方面から阪急池田駅に着く直前の車中からも見える。
かなり大きな建物で手持ちの資料には昭和初期築とあったが、設計、施工ともに
不確かだそうな。(写真1枚目)
一応、設計 石本建築事務所? 施工 大林組? と書いてあったがなにせ大昔の
ことなので、確認しにくいのだろう。
その後は、逸翁美術館へ。(写真2枚目)
ここは、小林一三氏の旧宅を美術館にしている。
小林一三氏に関しては、ウィキペディアを参照していただきたい。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E4%B8%80%E4%B8%89
とても、ここには書ききれないものすごい御仁だ。
この日は「歌ごころの世界」という展示だったが、ほとんど展示物を見ないで内部を見ていた。
ただ、あくまでも美術館なので建物の方はあまり大事にされていないような感じがしなくもないが・・・
ここは、内部の撮影は一切禁止だったのがとても残念。
昭和12年の築。小林利助氏による設計。竹中工務店の施工だそうな。
入ると低めの天井。だが、妙な圧迫感はない。
さらに奥へ行くといきなり天井が高くなっていて、そのまま二階へ通じる階段がある。
使用されている照明は当時のままのものだそうで、ろうそくの形をした電気と特殊な紙でできた
ランプシェードがかかっているシャンデリア型の照明。
かつてサンルームだった部屋に最近増築された休憩室などもある。
そのサンルームだった部屋の窓は現在は出入り口になっているが、アーチ型の大きな窓で
アーチの形のカーテンレールもそのまま残っていた。ただし、現在はカーテンはかかっていない。
この小林一三氏は、茶道にも通じていて敷地内には茶室もいくつかあった。
庭の作りなどを見ても、茶の湯の精神に通じるような作りで細かい所が凝っていた。
美術館のすぐ近くには、池田文庫があり「小林一三の演劇観」というのをやっていたが
ここはあえて昼食後に入ってみることにした。
その後は、昼食をとる店を探しがてら京阪神保険サービスの建物」(写真3枚目、4枚目)と
「河村商店」(写真5枚目、6枚目)を見る。
京阪神保険サービスの建物に関してはこれといった資料もなかったのだが、
もともと黄色っぽいスクラッチタイルの壁自分でペイントしたのか薄茶色に塗られている。
ただ、この写真ではわかりにくいが、途中までしか塗られていなく、建物の側面も
昔からの黄色いタイルのままだ。
ただ、なんとなくレトロな造りの建物だし、たまたま河村商店(写真4枚目)のすぐ隣にあるので
これも記録に残しておいた。
河村商店の方は大正7年築の堂々たる建物で、辰野・片岡建築事務所の設計。
辰野氏といえば、あの東京駅の設計者だ。
ちなみに、このレンガは東京駅と同じ「ドイツ積み」になる。(別名小口積み)
前回の友ヶ島のレンガのイギリス積みと同じく日本に多いタイプのものだ。
また写真が増えてきたので、続きは次回の更新で・・・・
Comment
コメントする