イメージ 1

東京に居た時は、まるごとサンルームみたいな部屋を借りていた。
普通の住居ビルなのだが、都会のど真ん中なのにどこにいても陽がさしてくるようなところだった。
風呂場やトイレもそのおかげでいつも乾燥していて気持ちよかった。
南東角部屋なのだが、向かいにはミラーの窓で覆われたみずほ銀行があったおかげで、
西日がそこに反射して、また部屋に差し込んでくる。
だから、夜も完全に陽が落ちてからでないと電気もつけないですんだし、窓を開け放って
おけばかなりの風が抜ける間取りだった。
うちの猫様はそこへ越してからは、日向ぼっこで1日を過ごしていた。
とにかく、家の中のどこに居ても日向ぼっこができた。
しかし、今の所に越してからはそれができなくなった。
日当たり、風抜けが悪いばかりでなく、ガラスの下が曇りガラスになっていて陽が差し込んでも
弱い日差しになっていて日向ぼっこできない。
おまけに神経質だから、窓を開けて網戸越しに陽に当たらせようとするとすぐそばの国道を
走る車の音が気になるのかすぐに逃げてしまう。
東京にいた時は、蔵前通りと清洲橋通りの交差する辺りに住んでいたので、
東京の方がうるさかったはずなのだが、その辺りのことはすっかり忘れてしまているらしい。
でも、最近やっと慣れたのか(もうかれこれ3年目になる)曇りガラス越しにうっすらと
入る陽にあたるようになってきた。
と、いっても閉めた窓から離れて座っているだけなのだが、たまに暖かくなってくると
床に寝そべるようになる。
たまたま、寝そべったところを撮ろうとして床にはいつくばっていたら、あくびをしてくれた。
いいタイミング!と思ったがよく見たら口をあけてるかだけの写真になってしまったかもしれない。