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昨日、鳥取で見つけた建物。
そういえば、途中の道の駅に写真があったよな気がしないでもなかったのだが・・・
車で走っていて「あ!」と思った。
だが、車は急には止まれないしどこでもUターンできるものでもない。
仕方ないので、ずっと先まで走ってから戻ってきて写真を撮ることにした。
だが、これは大きな会社の敷地内にある。
その会社の守衛さんに聞いてみたら、この建物はかなり有名らしい人の作品で
昔は鳥取大学の建物だったという。
でも、入り口の先に説明の看板があるから見た方が良いと言われたので、
とりあえず守衛さんのいらっしゃる場所からの撮影の許可をいただく。
あまり、ずうずしく入り込んで写真を撮るのも失礼なので、
門扉ギリギリの所から撮らせていただいた。
で、その看板を見ると・・・
なんと、辰野金吾氏が基本設計を行ったらしい。
大正10年(1921年)に鳥取高等農業学校の一部だけなのだが、保存したそうな。
昔はこの建物だけでなく裏手にも同じような建物がたくさんくっついて建っていたらしい
のだが、これのみをのこしてあとは解体したらしい。
この会社はかなり大きな会社なので、残された建物の維持に関しては問題ないだろう。
ここは実際には何に使われているのか聞いてみようとしたら、この守衛のお仕事が
ちょっと忙しくなってきてしまったので、あえて聞かずに帰ることにした。
下手な職務の妨害はやらない方が良いに決まっている。
このまま写真だけ撮って帰れば守衛さんの仕事の邪魔にもならない。
と、いうことで引き上げることにしたのだが、車に戻った直後ものすごい豪雨で
逆に何も聞かずに帰ってきて良かったと思った。
写真は撮っていないのだが、土台の部分は辰野氏らしく煉瓦になっていた。
どうも、辰野金吾さん=煉瓦建築としか思い浮かばなくなってしまっている。
やはり、頭が固い・・・・