munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2010年02月

27 2月

日本キリスト教団上下教会

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19世紀末の建物で、施工も設計も不詳。

旧角倉家の土蔵・付属屋で、昭和25年(1950年)に教会が購入。

本によると、土蔵を礼拝堂、隠れ座敷を付属住宅としているそうな。

この建物の裏手には、旧角倉家の外門もあり教会の方が住まわれていらっしゃる。(写真3枚目)

この上下町が銀山町として栄えた時の角倉財閥の建物だけに外門もすばらしい。

塔屋だけは、昭和25年(1950年)以降に土蔵の上に乗せられたものだが、

屋根に使われている瓦にも、角倉家の家紋が入っておりその繁栄ぶりが伺われる。

写真5枚目は上下町に到着してすぐに撮った塔屋部分のアップなのだが、

朝、雪が降っていたので瓦にも雪がまだ積もっているのがわかる。

この上下町教会の向かいには、角倉家の本家が残っており商売を営まれていらっしゃる。
26 2月

猫のための写真展

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友人の石津佐智子さんの「猫のための写真展」が今、大阪と神戸で開催されている。

大阪は明日までの開催なのだが、神戸は来月3月22日(月)まで開催中。

神戸の喫茶店「こらっと」の22周年記念ということで、

店内には石津さんが撮影された猫様たちの写真が展示されている。

このお店のオーナーも猫好き、店員さんも猫が好き。

店内にはいたるところに猫の小物が置かれていて、猫好きにはたまらない。

実際に行って見て嬉しかったのは、アタシの大好きな「萩原珈琲」のお店だったこと。

珈琲を飲みながら、石津さんの写真を拝見。

石津さんは猫写真で有名な「八二一(はにはじめ」さんの写真講座で勉強なさっていらっしゃるが、

「作品」を撮るためというのではなく、本当に猫が好きでかわいいから撮る!という方。

かわいいから写真を撮った、その写真でポストカードを作り1枚150円で販売し

その売り上げをそのまま大好きな猫たちの保護・救済活動にそのまま使っていらっしゃる。

それだけに、「どうだ!写真うまいでしょう??」などといった「おごり」は微塵もなく、

写真にはその人柄があふれていて、アタシは個人的に大好きだ。

「腕前自慢の写真」ではないのだ。

不細工な猫も、病んだ猫も、美猫も子猫も老猫もすべて好きで

受け入れてしまう彼女の姿勢がその写真ににじみ出ていると思う。

ちいさくてかわいい子猫を撮れば、それはその写真は絵になるし

アングルが良ければ「作品」としても良いのは、それは当たり前のこと。

1人1台デジカメを持つ時代になって、そのあたりを勘違いする人が多くなっているように思うが、

石津さんの写真は全く違う。

本当に好きで、写真の腕を他人にお披露目とか認めさせるために撮るのではないのが、

見る方にもきちんと伝わってくる。

基本はきちんと写真講座で学ばれていらっしゃるので、もちろん写真の腕前も良い。

銀塩カメラで撮られていらっしゃる。

彼女の写真には最近あちこちでよく見る「勘違いしている、にわか写真家のできそこない」

のような「傲慢さ」がなく、本当に愛情だけが伝わってくるのだ。

もし、喫茶店に猫写真を見に行かれたら、是非、お店の方にお声をかけていただいて

石津さんのポストカードを見せていただいて欲しい。

「作品」ではなく、「愛情」だということがわかる。

帰宅してから、彼女と電話で話したのだが恐らく、彼女自身も写真やポストカードを

「作品」とは思っていないような気がする。

猫が好き。猫のために何かしたい。

ただ、それだけだ。

1枚150円のポストカードも塵も積もればだ。

もし、神戸まで行かれたら少し足を伸ばして、喫茶店「こらっと」に寄ってみていただければと思う。

萩原珈琲のお店なので、珈琲がおいしい!

そして、できればポストカードも手に取ってご覧いただければと思う。

お店の方に声をかければ、バインダーに入れて席まで持って来てくださるはずだ。






~石津佐智子 猫のための写真展~  


神戸会場  2月15日(月)~3月22日(月)



喫茶店 こらっと     11時~20時   年中無休

神戸市中央区楠町3-3-10      TEL 078-371-5554

神戸市営地下鉄 大倉山駅 下車徒歩1分(西出口3番の出口を出てすぐ)

JR神戸駅から北へ徒歩10分

高速神戸駅から北へ徒歩8分
25 2月

森永ビスケット工場見学

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昨日、森永製菓の工場見学にメラさんと行ってきた。

2月は恐らく寒いだろうし、雪が降ることもあるだろうと思ってかなり前から

2月の見学予約をしていたのだが、昨日はこのところの春の陽気でとても暖かい日だった。

アタシはかなり昔からお菓子などの甘い香りに包まれて仕事がしたいと思っていて、

若い頃、某チョコレートの製造工場で働こうと製造希望で面接に行ったところ、

何故だか海外事業部に連れて行かれてそのまま就職させられて、

一度もカカオの甘い香りに触れることがなく、それが嫌で1週間でやめてしまったことがあった。

昨日の森永の工場見学はそういうアタシのとって至福のひと時だった。

大好きなキョロちゃんがあちらこちらに描いてある。

最初、ビデオを見たあとに工場内に案内されたのだが、チョコレートの香りが!

ビスケットを焼くフロアに入るとバターとミルクの甘い香り。

ガラスの仕切りなどもなく、ビスケットを焼いているそのすぐそばを歩くのでかなり熱いのだが

この幸せな香りに包まれているので、熱さもさほど気にはならない。

目視で焼きあがったビスケットの不良品をはねているようなのだが、

どこがどうおかしいのか??ベルトコンベアに乗せられたビスケットが

目の前をどんどん流れていくのだが、どれも同じような製品にしか見えない。

はねられた不良品のビスケット、帰りにおみやげにくれたらいいのに・・・と、思いながらも

どうやら、そのビスケットやクッキーは廃棄処分のようだった。

あっと言う間の1時間40分の見学だった。

帰りにおみやげに箱に入ったビスケットを1箱いただき、

売店でお楽しみ袋やご近所へのおみやげなどを買いもとめ大荷物で帰ってくることになった。

帰りながら、ふと、かなり以前にアップした中橋牧場のことを思い出した。

この土地に森永製菓工場があったために、近辺で牛乳作りが盛んに行われたということが

頭の中でぐるぐる回っていた・・・
24 2月

第47回活動報告 大徳寺高桐院・さらさ西陣 その1

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12月は京都の大徳寺高桐院とその近くにある「さらさ西陣」探訪だった。

個人的には、人の少な夏と冬の方が京都は面白いと思う。

底冷えのする寒さも今、自分が住んでいるところの方が寒いし夏の暑さも京都よりも

むしろ大阪の方が暑いようにも思える。

大徳寺もこのお寺だけで1日、見て回れるくらいの広さと中身の濃さなのだが

あえて紅葉やJRのパンフレットなどでも有名な「高桐院」の拝観だけにして

後は近くにあった旧藤森温泉が現在では「さらさ西陣」という飲食店になっているので

そこに行ってみましょう、という計画を立てた。

この大徳寺は京都市の北の方。

京都駅からバスで40分以上はかかるので、現地集合することにした。

先に着いた数人のメンバーたちと寒いのでどこか喫茶店でお茶でも・・・ということになって

喫茶店へ移動する途中で見つけたのが、「大徳寺納豆」のお店。(写真1枚目)

メンバーに1人が「大徳寺納豆」を買ってみたいというので中に入る。

勝手に甘納豆のような物を想像していたのだが、実際には東日本で食べられている納豆を

塩味を利かせて乾燥させたような感じの物だった。

黒豆で作った味噌豆のドライ版とでもいうのだろうか?

試食させていただいたが、どちらかというとこれ1粒でご飯が食べられる塩辛さ。

日本酒に合うような味だ。

お店のHPがあるのでそちらをご参照いただければ、どのような物か写真も載っている。


大徳寺一久
 ↓
http://www.daitokuji-ikkyu.jp/contents/natto.html


その後、喫茶店で他のメンバーと合流し大徳寺へ。

大徳寺にはたくさんの塔頭があり、そのすべてを見て回るとなると1日では足りないかもしれない。

それに1日に無理をしてたくさんの物を見てまわっても、ただ見ただけになりかねないので

極力、訪問箇所を減らして1つの場所にじっくりと時間をかけるようにしたので

以前から行ってみたかった、この有名な『高桐院』を選んだ。

この大徳寺についてはどの塔頭もかなりの由緒、歴史があるのだが、

著名故に今更、それを書いても、どこかのサイトの丸写しになってしまうので

ここに関しては、ウィキぺディアを参照された方が良いだろう。
京都のお寺などの歴史を書き始めたらキリがないのも事実だし、キリもない。

アタシも事前に作成した資料では、創建年数と開基程度しか記載していない。

慶長7年(1602年)に細川忠興氏によって創建された。宗派は臨済宗。

写真2枚目の参道もあまりにも有名で訪れたことがないアタシでも知っているアングルだ。

拝観料を払い中に入ると、暗い室内から明るい庭が見える。

そのコントラストがとても美しい。

透かしは桜に川。

その先にある本堂の釘隠しも桜だった。

細川家の家紋と言えば、有名なのが「細川九曜」と「細川桜」の2つがあるので

恐らくこの「細川桜」だろう。

天井からさがっている照明には、この「細川九曜」と桜の花びらが施されている。

そして、有名なあの庭。

ここはしばらくゆっくりと座って眺めていたくなる場所だ。

写真を撮ることに夢中になってしまうと、せっかくの他のものが見えなくなるので

むしろその方が良いと思う。

最年少の女性メンバーの1人は写真も撮らずにかなり長い時間、ここに座っていたので

風景の1部になってもらって、メンバーのほとんどが彼女の後姿をカメラに収めていた。

なんか、写真がものすごく多くなってしまったので続きは次回に・・・・




ウイキぺディア



大徳寺高桐院
 ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A1%90%E9%99%A2


大徳寺
 ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%BE%B3%E5%AF%BA
23 2月

森永ネクターのケース

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広島の上下町のお菓子屋さんにあったケース。

もう保冷ケースとしての役目は終えているが、花器や壷などの保管ケースになっている。

このお宅はかなり由緒ある家柄のお宅で、店内に蔵から出してきたお宝やレトロな物たちが

陳列されている。

お店のおばぁちゃんは、ここを訪れる人が珍しがって楽しんでくれたら良いということで

甲冑から花瓶から、家具、欄間などまでも飾ってある。

ちょっとしたレトロスペクティブ博物館のようだ。

森永ネクターは昭和39年(1964年)に発売され、平成15年(2003年)に販売終了している。

「ネクター」と言えば、すぐに思い浮かぶのが不二家なのだが実は商標登録は森永がとっている。

昭和46年(1971年)にはアメリカにサンキスト・グローワーズ社とも商標契約している。

従って、このケースは昭和47年(1972年)以降のものだろう。

個人的には、「森永ネクター」は恐らく飲んだことがないように思う。

どんな味だったのか??
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