3匹の猫たちがうちに来たのは、2008年の6月だった。
動物病院の先生によると、生まれたのは恐らく同年の4月だろうとのこと。
だとすると、この4月で満2歳だ。
先日、毛の長い虎王が脱走した際に作ったチラシには3歳と書いてしまったが、
このブログの過去記事を読むと2歳だった。
かなり体も大きく、ずっと一緒にいるので何歳になったのか忘れてしまう・・・
←虎王
(かなり人懐っこい)
我が家の2階の窓には、布を乗せた机が置いてあり、更に西洋の天蓋付ベッドのごとく、
わざとレースのカーテンで覆ってある。
そこが猫たちの『お外見台』だ。
いつも、ここから外の景色をのぞきガラス越しに
日向ぼっこを楽しんでいる。
2階のこの部屋はほとんど『猫部屋』状態だ・・・
この部屋の主は黒猫のギョロちゃん。
ギョロちゃんは、生まれつき心臓が悪く
半年も生きられないだろうといわれたのだが
何故か、ものすごく元気で
去勢手術もかなり前に済ませ
投薬もせずに毎日暴れまくっている。
ギョロちゃん(黒)
と
パチロー(グレー)
猫部屋の主だから、
この『お外見台』もギョロちゃん
がいつも寝そべっており
なかなか虎王はここに割り込めないようだ。
グレーのパチローはギョロちゃんと血の繋がりがあるようで、しぐさや顔つきなどが非常によく似ている。
それゆえか??この人気の『お外見台』にいるのはこの2匹ばかりのときが多い。
虎王は、猫部屋の横の小部屋の押入れの中でいつも寝ているようだ。
パチローは虎王と仲が良いので、お外見台に飽きると、虎王と一緒に
押入れの客用布団の上で寝ている。
もう、客用布団は猫用布団になってしまったと言っても過言ではない・・・・
パチローはとにかく、フカフカの場所を見つけるのが得意でソファの上やベッドの上でよく寝ているようだ。(他の2匹は決まった場所以外では絶対に寝ないのだが・・・)
←パチロー
(ものすごい甘えん坊)
来客があると、2階から必ず降りてくるのは虎王とパチローだけ。
ギョロちゃんは絶対に降りてこない。
警戒心が強いので、来客が2階にあがってこないのがわかると
カーテンの陰に隠れるようにして、様子を伺っていることが多い。
ひょうひょうとしたマイペースの性格の黒猫で、結構1匹だけでいることが多い。
毎日の運動量はかなり多いので、猫の健康には良いのだろうが
ギョロちゃんの心臓には良くないはず。
しかし、『制約』というストレスの方が生命体には悪いはずなので
もう好きなようにさせている。
ただ、いくらストレスが少ないといっても、心臓の筋肉にかかる負担はかなり
大きいはずなので決して長生きはできないだろう。
無理な投薬はせずにこのまま自然に任せるつもりでいる。
なんとなく、あと3年くらいは生きてくれるのではないかという気もしなくはない。
本来なら、うちに引き取ってきた時点でボロボロになって死にそうだった子猫なので
今、生きているのがおかしいくらいの猫だ。
ギョロちゃん、がんばれ!と一度も言ったこともないし、
ギョロちゃん自身もがんばって生きている感じは全くない。
ごく自然に、ただ好きな場所で好きなように生きているだけ・・・
本当にひょうひょうとしている猫なので、家の中でほったらかし。
以前、他にブロガーさんにうちの猫たちの記事に
クオリティオブライフというコメントをいただいたことがあった。
ギョロちゃんもパチローもまさしくその言葉通りに生きているようだ。
虎王だけは甘えるのが下手でいつも悲しげにしている。
だが、アタシよりもうちのダンナ命の猫なのでダンナと一緒のときは
至福の表情で甘えているので、ダンナに任せることにした。
アタシがあまりにも、かまわないのでアタシが怖いのかも知れない・・・
今は換毛期なので、抜け毛の掃除を1日に何度もする毎日だ。
階段にたまった毛の塊は、いったいいつになったらなくなるのか??
もしかしたら、今度の冬が来るまで日に何度も掃除をしないといけないのか??
掃除だけで1日が終わってしまうことが多い日々だ・・・
もっとも猫たちがいなかったら、こういう変わった忙しい日々は送れなかっただろう。
おかげで、掃除好きなアタシは思う存分掃除できるから良いのかもしれない。
だが、近所では『異常なまでに掃除ばかりしている人』『毎日が大掃除の人』と
レッテルを貼られてしまったようだ。
それでも、古い家なので目に見える埃はとれても、ピカピカにはならない・・・
まだ2歳だから、あと18年くらいはこういう生活が続く。
掃除でもさせないと、もっと太るからと猫たちが気を利かせて毛を落として
くれているに違いない・・・