munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2010年05月

30 5月

厚生省の蓋

京都御苑にあった蓋。
「厚」と書いてある。
イメージ 1
実は、昭和24年(1949年)から
昭和46年(1971年)までの間だけなのだが京都御所を除く、
京都御苑は国民公園として厚生省の管轄だった。
その当時の蓋なのだろう。
と、いうことはこの蓋はその22年間の間に設置された蓋だと思う。
字体などから想定すると、
昭和40年代の蓋のような気がしなくもない。
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28 5月

ムカデ大戦♪

2月に引っ越して初めての夏を迎えようとしている。
我が家の立地は山裾。当然、虫がすごい。
いくら掃除しようが、湿気を取り除こうが外からいくらでも入ってくる。
家の前は小さいながらも山。後ろは畑、そしてその先にまた小さな山。
最近は、裏の畑の周辺の草を草刈機で朝の7時から夕方まで
週に何度も草を刈っている。
山裾の家は、ムカデがよく出ると聞いてはいたので外からの侵入に備えて
勝手口なども封鎖し目張りをしていたのだが、エアコンの隙間でもどこからでも
ムカデは入ってくるようだ。
忌避剤を撒くという手もあったのだが、雨が降ったらやり直しになるし
何よりも忌避剤などを吸い込んで咳きが出るという近所の人の話もあった。
木酢液などを使うことも考えたら、その匂いで猫や人間が嫌な気分になるのも
嫌だったので、何か良い方法はないかと考えていた矢先、
そう、ちょうどGWの最後の晩にムカデは現れた!
台所にはベニヤ板の壁があるのだが、かなりずさんな施工で
壁とベニヤ板の間にはかなりの隙間がある。
その隙間にいたらしい。
最初、黒猫ギョロちゃんが壁に向かって動かなくなった。
恐らく、板と壁の間で動く音が聞こえたのだろう。
猫の聴覚はかなり鋭い。
そのうち、青猫のパチローも壁に向かって動かなくなった。
ダンナが隙間をのぞくと、大きな蜘蛛がいるように見えたらしく
わざわざ椅子を持ってきて、椅子に猫を乗らせて
猫に蜘蛛を取りやすくしてあげるつもりだったらしい。
アタシは蜘蛛なら、つかまえて外にほおリ投げる予定だったので
蜘蛛が出てきたら呼んでくれればつまかえると話し隣の部屋にいた。
ダンナが椅子を壁にところに持っていった途端、壁の上の方から
落ちてきたのは15cmほどのトビズムカデだった。
あわてて椅子の脚で潰したのだが、ムカデの体液の匂いで
他のムカデが出てくるとまずいのでしつこく拭いた後、テープでその箇所を塞いだ。
もちろん、壁とベニヤの間もすべて布テープで塞いだ。
その数日後、玄関の前にもう1匹出現。
頭を狙って一撃で仕留めた。
そして数日前、室内のガラスの引き戸をガラガラと開けたときに
たまたま、引き戸の下にいたムカデを轢いたらしく瀕死のムカデが・・・
長毛猫と青猫が寄ってきたので、戸を閉めてムカデを隠し粘着テープで処理。
青猫がムカデの黒い体液をなめ、下痢をしたがすぐに回復。
同じ晩には更に恐ろしいことが起こった。
ソファの前に座り、ゲームをしていたダンナが何気に髪に手をやると
手にムカデがついてきた。髪の毛の上にムカデがいたのだ!
天井から落ちてきたのか?下から這い上がってきたのかはわからない。
あわてて振り払ったので幸い、咬まれることはなかったのだが
風呂場の前のタタキの洗剤の箱の陰に逃げたというので
たまたま急須にたっぷり煎れて冷ましておいたウーロン茶をかけた。
実は、ムカデは日本茶の渋が嫌いというのを知り、兼ねてから試してみたかった。
同じお茶でタンニンが含まれているので、似たような効果があると思ったからだ。
案の定、お茶でムカデはその場で固まって動かなくなったので、
そのまま割り箸ではがして風呂場に投げ、ポットのお湯を汲んできてかけた。
90度のお湯攻めで、なんとか駆除できた。
イメージ 1
写真はお湯攻めで縮んで
ひっくり返ったムカデさん・・・・
 
ムカデはゴキブリなどを食べてくれるのだが、置き型タイプのゴキブリ駆除薬をあちこちに置いてあるので
ほとんど、その姿は見ない。
蜘蛛を始めいろいろな虫がいるのでその虫を食べに入ってくるのだろうか?
 
 
周辺の草を一斉に刈ったので恐らく、我が家に入ってきたのだろうか?
敵と戦うには相手をよく知らなくてはと思い、インターネットでの情報収集や
何度も図書館に通ったのだが、今回だけはインターネットの書き込み情報が
一番、参考になったような気がする。
思ったような、文献や書物は図書館にはなかったのだ。
 
なるべく、殺虫剤や合成化学薬品の忌避剤は使いたくない。
そして、今、ある実験を11月までやってみるつもりでもいる。
梅雨明けまでは、忌避剤の代わりにタバコの吸殻を水で濾して
タバコ水を作り、家の裏側の畑に面した方の壁にかけるようにして撒く。
手作りのニコチノイド系の忌避剤になると思う。
恐らく、直接虫にかけたら殺虫作用もあるのではないだろうか?
だが、タバコの匂いというよりは昔よく駅のホームにあった灰皿に
水が入って悪臭を放っていた、あの臭いだ。
玄関先周辺には、日本茶を濃く煎れてそれを撒く。
周辺の薬局ではタンニン酸を扱っていないので、簡易タンニンのつもりだ。
あまり、強烈なことをやったら家の中に入り込んだムカデが
出ていけなくなるような気もするから、屋外はその程度にしておく。
室内は、蚊取り線香を朝から晩まで焚く。
蚊取り線香も、化学成分未使用の茶色い昔ながらの除虫菊の蚊取り線香だ。
死ななくても、この香りや煙で室内に出てこなければ良いのだ。
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天然ピレトリンの含有成分なんか微量だろうから、あくまでもこの香りが頼みだ。
なんでも、嗅覚が鋭い生き物らしい。
線香のタールはムカデが嫌いな木酢液に通じるので良いのではないだろうか?
(木酢液も木のタールから作るので、同じ『ヤニ』類になるのではないだろうか?
化学や分子構造などは苦手なのでよくはわからないのだが・・・)
恐らく、普通の蚊取り線香のピレスロイドやアレスリンなどの化学成分の方が
効くかもしれないが、その分、怖い気がする。
天然成分とはいえ、やはり恐ろしいので常に換気だけは怠らない。
梅雨が開けたら、除虫菊の粉末を換気口や家の周辺に撒くつもりだ。
市販の天然成分含有の化学合成薬品は使いたくない。
このやり方を11月まで試してみようと思う。
何らかの結果が出たら、その理由を改めて考えてみれば良いと思っている。
何事にも、理由があって結果があるのだから。
 
殺虫ラケットというものも、我が家にはあるのだがこれは使用できる場所が
限られてしまうので、使う出番がないような気がするのだが・・・
イメージ 4
 
 
虫を毛嫌いして、手当たり次第
駆除というつもりはないので
なるべくなら、他の虫たちも
このラケットを使うことなく
室内には出てこないように
して欲しいものだ。
 
 
 
 
 
正直、今のところムカデを生け捕りにしてゴマ油につけた「ムカデ油」も
作ってみたい気もするのだが、ダンナが激しく反対するので
やはりう室内に蚊取り線香を5~11月まで焚きつめて忌避剤代わりにするしか
ないのだが、果たしてこれがどの程度、効くがどうか・・・・
ある意味、実験でもある。
しかし、我が家の近辺は夏でもかなり涼しい場所だそうで
夜、窓を閉めて寝ないと寒くなると聞いている。
(冬も寒いのだが、不思議なことに雪は降らない地域なのだ。)
だから、この時期昼間でも窓という窓を全開にして蚊取り線香を焚くと結構寒い。
昼のうちに線香をこもらせておいて、夜は早々と焚くのをやめて窓を閉めれば
大丈夫なような気もする・・・
 
この数週間で4匹の出現は、かなり多いような気がするのだが、
足が多いことから、「お足が入る」とか「客足がつく」などと
金運に恵まれる言い伝えもあるようで、実はかなりお金に困窮していたのが
最初にムカデが現れてから、短い期間でかなりの臨時収入があったのも事実。
偶然といえば、あまりにも偶然なのだが・・・
でも、すべてムカデを退治してしまい、ついには1日中、窓を開けて蚊取り線香。
もしかしたら、せっかくの金運も忌避されてまた逃げて行ってしまうのだろうか?
そう、考えるとちょっと残念な気もするのだが・・・
 
でも、すでにアタシの「ムカデ対策日記」にはあらゆる記録がもう記され始めている。
何事も、統計から分析へというのが、アタシには向いているようだ。
ちょっと、別の意味でスリリングな暑い夏が待ち遠しくもある。
今のところ、外気温がさほど高くなく夜間の室内温度が17度前後の日に
出没しているのだが、これから梅雨明けまでが本格的なムカデシーズンの
ような気がしなくもない・・・・
 
 
 
24 5月

第48回活動報告 修学院離宮・仙洞御所 その5

中離宮の表門を入ると、楽只軒(らくしけん)がある。
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網干の欄干と呼ばれるように
高欄には、「網干」のデザイン。
 
それに伴うように、高欄についている金具も、水の流れをモチーフにしているようだ。
たいてい、このような場所の金具は菊のご紋とか、花菱のご紋の金具なのだが、
さすがに「網干」に対するモチーフは「水」で細部までのこだわりが感じられる。
 
もともとは、この中離宮は林丘寺所有だったものが明治になってから
宮内庁へ返還されたとなっているのだが、この林丘寺の開基が御水尾天皇の
第八皇女となっているので、『返還』という形をとったのだろう。
 
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網干の欄干を過ぎて建物の客殿に回ると
『網干』からの連想なのか?
 
杉戸の裏と表に鯉と鮒の絵が描いてあり、上から網がかかっている。
 
この杉戸は、恐らく「遊び心」の1つとして網干の欄干に引っ掛けて
わざとモチィーフとして描かれたのだと思う。
霞棚と呼ばれる客殿は豪華な造りで、祇園祭りの山鉾の絵の描いてある
杉戸も反対の奥の方にあった。イメージ 6イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
霞棚と呼ばれる違い棚も美しく、
棚の下の地袋の引き手も羽子板の形で
もしかしたら七宝ではないだろうか?
遠すぎてよくわからないのだが・・・
アタシのコンデジではこれ以上のズームも効かないのでよく見えない。
棚の長押の釘隠しも御所車のような感じだったのだが、やはり遠すぎて見えず・・・
まぁ、「よく見たらすばらしい細工の釘隠しだった」と言うのが良いのであって
何でもかんでもこれこれ見よがしに見せるのが良いとは思わないので
これはこれで納得するしかないだろう。
違い棚の写真は柱が邪魔なのだが、実はこの場所の写真、
鮮明に写っている写真が実はこれしかないので、このままアップした。
修学院離宮は予約時間の指定ができないので、その日の天候や太陽の位置で
西日が強すぎてうまく撮れないので、去年訪問した時の写真を探しても
まともなものがなかったので、このまま柱が邪魔なのだが使うことにした。
 
 
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イメージ 3
 
 
 
 
 
杉戸に描かれた祇園の山鉾の絵は、
住吉具慶作と言われているのだが、
もう1つの杉戸の鯉、鮒の方の作者は
不詳だそうな。
ただ、魚の上からかかる網の絵は
円山応挙の筆と言われているそうな。
だが、この網は絵なのだろうか??
実は、この網、ところどころに「破れ」があり
そのために本物の網をかけてあるのだと
思っていたのだが、これは本物ではなく
『絵』だそうだ。
 
この中離宮を出て今度は、上離宮へと移動するのだが、
続きは次回にまわしたい。
また、写真の一部は昨年度の訪問時に撮影した写真を使用していることを
ご了承願いたい。
19 5月

土蔵の守り神・・・

あるお宅の土蔵の壁にあった『顔』。
 
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イメージ 3
 
 
 
 
 
梅をモティ-フにした小窓の上の
庇部分にモルタルで作られていた。
よく見ると、両手をそろえて前に
出しているので、もしかしたら
「狛犬」なのだろうか?
最初は人面にも見えたのだが、
両手というか、前足が動物の足だ。
 
これが猿だったら、土蔵についているので鬼瓦の代わりの猿瓦で
「瓦猿」→「変わらざる」という意味もあるのだが、猿ではなく狛犬に見えるようだ。
いずれにしても、この蔵を守っているのであろう・・・
14 5月

琵琶湖疏水の蓋

京都で見つけた蓋。
『疎水』と書かれているので、琵琶湖疎水の蓋だろう。
この蓋に下には、京都市民の飲み水「琵琶湖疏水」の水が流れている。イメージ 1
 
京都市の上下水道局のHPによると
この蓋があった場所からして
明治27年に開通した、
『鴨川運河』の上に設置してある
蓋だと思う。
 
水道局による地図
  ↓
 
 
琵琶湖疏水に関しては、今更ながらくどくど説明するまでもないだろうから、
ウィキペディアなどで検索していただければと思う。
 
 
 
 
 
 
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