munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2010年07月

26 7月

第50回活動報告 青春18切符のプチツアー関宿 その1

3月のサークルは18切符を使って遠出をした。
大阪でまず集合して何人か集まり、青春18切符を使って三重県の関宿へ。
自分の18切符を使うメンバーは現地で直接集合することにした。
春、夏、冬しかできない企画だが、往復2300円で遠くまで行けるので
移動時間が長いが、交通費を気にしないで出かけられる。
個人的に訪問するつもりだった場所なのだが、メンバーの1人が18切符を
使ってのサークル活動を提案してくれたので、実行してみた。
アタシは関西というよりも、中国地方に限りなく近い場所なので
自分の運営するサークル活動でも、ほとんどが始発電車での移動だし
数時間かかる乗車時間も乗り換えも慣れているのだが、
メンバーの大半は京阪神なので、長時間の移動などに慣れていないし、
また早朝からの移動を嫌う人も多いので、あまり遠くへは行けなかった。
実は3月は、このサークルを立ち上げた頃に訪問した和歌山の友が島に
再訪するつもりだったが、天候の関係で船が欠航になる可能性があったので
急遽、三重県の関宿に変更した。
そのため、毎回下見を行ってた上で作成する資料は作れなかったので
純粋に観光気分でサークル活動を行うことにした。イメージ 1
関宿というと、アタシのように東京出身の人間はすぐに千葉県の関宿を
思い浮かべてしまうが、千葉県のは
「せきやど」。
三重県のは「せきじゅく」だ。
JRの駅は「関」。
関にある宿場町だから「関宿」。
東海道五十三次の江戸から数えて
四十七番目の宿場町だそうな。
約2キロ弱の町並みを
観光気分で歩くことにした。
昼に関について約4時間半くらいしか時間がとれないのだが、
2キロの町並みなので、ゆっくりと食事をしながら散策することにした。
 
この町には古い町屋がかなり多く残っており、それぞれの町屋の軒上に
鏝絵というかかなりダイナミックな漆喰細工がついている。
イメージ 2
 
そのほとんどが白漆喰だが、中には色漆喰を
使ったものもあったが、どうも作られた年代は
各家によってかなりまちまちだ。
 
漆喰彫刻と、JRの駅でもらったパンフレットに
書いてあったが、どうも後年になってから
袖壁に漆喰で細工をつけたような感じが
しなくもない。
 
あくまえも推測なのだが、建築年数が古い
お宅のは、完全に『鏝絵』なのだが
後付けらしいものは、やはり漆喰細工と
言った方が良いような感じがしなくもない。
実際には、鏝で作るから鏝絵になるのだが・・・
 
イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
瓦も屋号を取り入れた瓦だとか、
漆喰細工のような虎の絵の瓦なども見れた。
イメージ 5
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
右の写真は、鯉の滝のぼりの漆喰彫刻。
縁起物のモティーフばかりだ。
通常は、袖壁に直接鏝で絵を描くのだが
何回写真を見直しても、『後付』に見える。
約200軒あまりの町屋があり、
重要伝統的建造物群保存地区に指定されて
いることもあって、その建造物のほとんどは
修復、活用されている。
町並みの景観を損ねることのないようにか?玄関先の郵便受けなども
かなり意識してデザインされ、修景に熱心なのがわかる。
さすがに宿場町だけあって、飲食店やみやげ物屋さんがそろっている。
しかも、昔の町屋をそのままうまく活用している。
文化財の多い町なので、訪れる観光客も多いためか駅で配布していた
パンフレットには、「生活の場」なので市が公開している資料館以外は
むやみに家の中をのぞかないでくださいと書いてあった。
が、町自体はかなり文化財になっていることを意識しており、
わざとレトロ感を演出した商店や飲食店も多かったが、それが妙にマッチしていた。
東の追分に向かう途中には、廃業した銭湯もあった。
いつまで営業していたのかはわからない。
イメージ 7
 
現在は普通に住宅として住まって
いらっしゃるようだ。
かつての銭湯の入り口の名残か?
扇形のガラスに「男」「女」とうっすらと文字が残っていた。
男女の入り口だったところには
窓がはめられており、かなり昔に
廃業されて改築されたような感じだ。
昭和の初期くらいの建物のような
雰囲気が漂っている。
イメージ 8
真ん中の窓が番台だったのか?
 
もしかしたら、真ん中の窓の
奥に人がいてここで入浴料を
もらっていたのではないだろうか?
外から入るときに支払うような
感じがしてならない。
 
と、いうのも窓枠がかなり分厚いからだ
この分厚い窓枠に上げ下げ窓があったような気がするのだが・・・
 
ちょっと写真が多くなってきたので、続きはまた・・・
 
 
 
20 7月

ギョロちゃんのお友達と虎王の新しいお友達

先日からギョロちゃんの『お友達』が隣家の物干し台を伝って我が家の2階の窓や
ベランダに現れるようになった。
虎王に見つかると大騒ぎになるのだが、
ギョロちゃんとパチローだけなら網戸越しに無言の会話をしている。
最近では、この『お友達』はベランダで寝そべるまでになってしまった。
もちろん、この『お友達』訪問中は虎王は1階に降ろして2階には行かせない。イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
右上の写真は、アタシに気がついて体を起こした『お友達』なのだが、後から近寄ってきた
パチローと3匹でまた見詰め合っていた・・・
 
そして、この『お友達』と仲が悪い虎王には別の新しいお友達ができた。
それは小学生の子供たちだ。
何故か、『猫の家の見学ツアー』なるものがあったそうで動物好きな小学生数人で
我が家の2階の窓から外を見るうちの猫たちを何回か見に来ていたらしい。
イメージ 3
 
窓が開いているときはたいてい網戸越しに
外にいる鳥たちを凝視している猫たち。
 
今の時期は我が家以外のほとんどの家に
燕が巣を作っているせいか、ツバメだらけ・・・
雀よりもヒヨドリとりもその数は圧倒的に多い。
何故か、鳩は山鳩すら見たことがない。
アタシが見えてないだけなのかもしれないが・・
生活道路には、蛇やムカデ、蛙、蟹の
死骸が毎日見受けられ、駅のホームの下にも
狐の死骸がたまに転がっているような所なので
猫様の鳥ウォッチングにも適しているのだろう。
 
 
 
イメージ 4
 
 
この「お外見」の姿を目撃され、
近所の子供たちが猫を見ようと
空き家になっている隣家の物干し台に上り
遊ぶようになってしまった。
板が腐って危ないので注意はしたのだが、
それ以前にいくら住んでいないとはいえ
人様の家の物干し台に勝手に上がることは
許されまい・・・
仕方ないので、その子供たちを家の中に
招き入れることにした。
 
それ以来、その子たちが我が家の前を通るたびに「虎王~パチロー、ギョロちゃーん」と大声で
うちの猫たちの名前を叫びながら歩くようになってしまった。
他の猫は嫌いだが、人間が大好きな虎王。(左上)
すぐに子供たちにも慣れ、自分から寄っていく。
パチローもちょっとだけ、子供たちが好きなようだ。
ギョロちゃんはもう「幻の猫」で、人の気配を察して触られないような場所に
身」を隠していることが多い。
子供たちには、ギョロちゃんは心臓が悪いので、無理に追いまわしたり
触ろうとしてはいけないことを話しておいた。イメージ 5
 
子供たしの中で、1人ずば抜けた観察力と
洞察力を持った女の子がいる。
 
特に洞察力に関しては、普通の小学生の
レベルをはるかに超えているのではないだろうか?とも思えるくらいの子だ。
基本的に頭の回転も早いのだが、
彼女の洞察力はその辺の大人よりも優れているように思う。
 
よそ様のうちの子供だが、良い研究者になれるタイプの子で、理系に進んでもらいたいと
勝手に思っている。
 
ある意味、この子の洞察力がうらやましい。
 
そして、アタシは子供たちからは「虎王のおばちゃん」と呼ばれている・・・
 
この家に来て、ギョロちゃんには猫のお友達。
虎王には人間のお友達。
パチローは猫と人間と両方のお友達ができた。
古い家なので虫いっぱいの我が家だが、虫と共存しつつこの夏を
乗り切ることにした。
虫担当はパチロー。この子は実によく虫を見つける。
最近では、ムカデ担当のパチローと呼んでいる。
16 7月

お寺なポスト&電話BOX

近鉄奈良駅前にあった郵便ポストと電話BOX。
見た瞬間、唐招提寺を思い浮かべてしまった。
実際はどこのお寺の屋根をモチーフにしているのかはわからない。
郵便ポストには「大和路おもいで発信ポスト」と記されていた。
このポストの前には、同じように寺の屋根を乗せた電話BOXがあった。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実は奈良には鹿が乗ったポストなどもある。
そういったものを見つけて遊ぶのも楽しい。
8 7月

猫様 in 笠岡駅

笠岡駅の構内にいらしゃった猫様。
人間は階段を上り連絡通路を渡らないと来られないホームにいらっしゃった。
線路から直接上がったのかもしれない・・・・
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょうど電車を降りたら、この猫様がホームに
いらっしゃった。
よだれかけのような首輪をつけていらっしゃる。
バンダナ風かな?
人が近くを歩いても物怖じもせずそのまま・・・
また、時に猫に触ろうとする人もいない。気がつかないだけなのか??
イメージ 3
 
 
なんとなく、飼い主さんをお見送りに来た猫様のようで愛らしかった。
笠岡へは何度も行っているのだが、この猫様に出会ったのは
この時が初めてだった。
 
 
 
5 7月

第49回 活動報告 温山荘園 

2月の活動は、和歌山にある温山荘園だった。
ここへはこのサークル活動でも以前、訪問しているのだが、
訪問しているメンバーはごくわずかなので、行ったことのないメンバーと一緒に
再訪することにした。
前回は和歌山市内からこの温山荘園まで車で回ったのだが、
今回はJRの黒江駅から黒江の町並みを歩きながら行くことにした。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
ものすごく艶かしい感じの玄関の
建物などが多い町でその歴史と
古さを感じさせる黒江の町を
雨の中、傘を差しながら歩いた。
町に残された建物の雰囲気から
大変失礼ながらも、色街の香りが
しなくもなかったのだが、
昭和5年(1930年)発行の全国遊郭案内を紐解いて調べたのだが
和歌山県内のそのような場所に記載は2ヶ所だけで、
この黒江についての記載はなかった。
黒江というのは、塗り物で栄えた街だそうで回船の寄港地でもあったそうなので
いろいろな職業や文化が発達した街なのだろう。
イメージ 4
本日あります』と掲げてあるのは
お風呂屋さん。
まだ、現役の銭湯のようだ。
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
銭湯近くの路地に入ると昔懐かしい小売店が立ち並び、祝日のためなのか?
時間が早いせいなのか?シャッターが閉ざされた街を散策。
途中から、結構雨が強く降り出して来たために全員、早歩き状態で
予約してある温山荘園へと急ぐ。
大きな黒漆喰の建物などもあったのだが、ほとんどじっくり見ないまま移動・・・
そして、温山荘園に到着。
ここは12年前に文化財に指定されてはいたが、この2月末に国名勝指定を
受けたために写真撮影が一切できなくなっている。
個室料を払って中で仕出し弁当などを注文すれば、建物内部も見学は
自由にさせてくださるので、サークルの参加費用を今回に限りかなり高めに
設定させていただいて、残りの額はサークル負担ということで
個室を予約し、仕出し弁当を注文することにした。
入園料を払っても建物の内部の見学はできない。
ちょうど2月11日の祝日で、本来は12月から2月末までは休園日。
だが、個室予約に限りこの休園日は適用されないということだったので予約。
結果、この日1日は貸切で思う存分楽しめた。(ものすごい雨だったが・・)
建物も庭園も広いし、荷物を個室に置いたまま自由に出入りして
見学、写真撮影も可能だったのである意味、ラッキーだった。
この見学から11日後は名勝指定になったために撮影不可になったからでもある。
仕出しのお弁当もかなりのボリュームでおいしかった。
以前よりも、詳しい説明を温山荘園の方からしていただく。
 
本来ならば、ここで写真のアップと共に詳しい説明を書くところなのだが
実は、サークル見学後に温山荘園の方から電話がかかってきた。
アタシの運営するサークルと直接は関わりのないことなのだが、
ちょっとしたトラブルがこの温山荘園内で起こり、
そのためにここの写真の一切のアップロードを控えて欲しいとのことだった。
あまり、詳しくは書かないが依頼があった以上はアップロードできない。
が、4年前のサークル活動で訪問した際の活動報告はすでに
この書庫でアップロード済み。
 
2月の活動報告に関しては過去記事を参照していただければと思う。
写真説明などがあるのでわかりやすいのではないだろうか?
物は言いようで、以前アップロードした物に関しては
特に何のお達しもないのでそのままでも良いのでは?ということだったので
過去記事でご覧いただければと思う。
 
 
 
 
 
 
第11回活動報告 その5
    ↓
 
 
 
第11回活動報告 その6
    ↓
 
 
 
第11回活動報告 その7
    ↓
 
 
 
第11回活動報告 その8
    ↓
 
 
 
 
 
最新コメント
メッセージ

名前
本文
読者登録
LINE読者登録QRコード
ギャラリー
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • シンクロっぽいダンメン
  • 鏝絵の電話ボックス
  • 鏝絵の電話ボックス
  • 逆さまの「あ」
アーカイブ
  • ライブドアブログ