munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2010年09月

28 9月

お国言葉で飲み会

この前の連休の日曜の昼に伝兵衛さん(http://blogs.yahoo.co.jp/scganishii)から
携帯に「今日もパ○ス○ですか??」というメールが届いた。
なんとなく、伝兵衛さんが関西方面に来ていらっしゃるような気がして
あわてて、「もしかしてこっちの方に来てるの?」と返信したところ、
なんと、その日はアタシが住んでいる場所の隣の駅のビジネスホテルに
宿泊予定だという。
実は先月の旧盆にも、姫路までいらしていた伝兵衛さんと酒を酌み交わし
楽しい時間を過ごさせていただいていたばかり。
今回はすぐ隣の駅前に宿泊、ぜひお会いしましょう!ということになった。
隣の駅、電車で一駅なのだがいかんせん、電車の本数も少なく
夜になると1時間に1本しか電車がないことが多いので
自転車で30分、ひたすらペダルをこいで隣駅まで行った。
 
うちのダンナ曰く、
「もしかして姫路と同じ感覚でこっちのホテルを予約したんだろうか?
姫路は町だけど、こっちは何もないで~~」
 
その通りだった・・・・
 
日曜のせいか、駅前の居酒屋は休み。
他の飲食店も、もともと軒数がないので駅前はホテル以外はひっそり・・・
歩いても、何もないので歩いて探すわけにもいかない。
だが、何もないだけに向こうに見える焼き鳥屋の灯りが目についたので
そこでちょこっとだけ飲むことにした。
イメージ 1焼き鳥と、「ずりの天ぷら」が肴。
「ずり」とは、鶏の砂肝だ。
どうも、アタシの住んでいる地方では、「砂ずり」と言うらしい。
 
ちょこっと飲みながら、
伝兵衛さん、あちこちに電話を・・
 
電話の相手はアタシも知っている
人々。
 
 
 
伝兵衛さんはアタシと同じ神田の方で、ものすご~~~~くご近所さんだったお方。
もっとも、若い頃は学区域が異なったために交流はなかったが
アタシは伝兵衛さんのお宅を一方的にだが、子供の頃から知ってはいたのだ。
 
この「ブログ」というのは凄いもので、ヤフーブログをやっていなかったら
いつまでたっても伝兵衛さんの家は知っていても、一緒に酒を酌み交わしたり
馬鹿っぱなしをすることもなかっただろう。
ブログを始めてから、たまたま小学校の先輩のブログを知り
その先輩に釣られて??ブログを始めた伝兵衛さん。
ご自身のマンホール記事をアップされたときに関連記事で
出てきたこのブログとの縁ができた。
 
 
奇しくも、アタシが関西に来てまでも毎年お祭りで帰省する際に
知り合った若人たちは、その小学校の先輩ブロガーさんや
伝兵衛さんのお仲間でもあったのだ・・・
思わぬところでヤフーブログを通じて、繋がってしまった。
 
 
恐らく、今度お会いできるのは来年の5月かもしれない。
来月、東京に帰省するのだが、伝兵衛さんはその時期は逆に中国地方に
ご旅行なさるとのことだった。
 
6月に帰省した時も帰りのバスの中で食べてとお菓子をいただいたし、
姫路でも今回もほとんど「おごり酒」だった。
 
まぁ、そのうち恩返しするから首を長~くしてお待ちくだされ。
 
そういえば、伝兵衛さん、
「俺、ブログに個人情報載せてるわけでもないのに
みんな、俺んち知ってるんだよね。  なんでだろう??」 とおっしゃっていた。
 
あ~た!あのブログ見ればすぐにわかりますって!!
 
久々の純粋の東京弁での会話はものすごく楽しかった。
恐らく、周囲で飲んでた人たちはアタシたちの会話を聞いて
「ちょっと怖い・・・」って思われたかもしれない。
 
いつものことなのだが、どうも代々神田あたりに住んでいる人間の言葉は
西では、怖がられてしまう傾向があるようだ。
 
東京の言葉といっても東京23区内でも地区によって「口調」などが違うのだ。
今、TVなどの普及で標準語も東京言葉も同じような感じになってしまっている。
 
それだけにものすごく楽しい時間を過ごさせていただいた。
 
そして、暗い道をひたすら30分、自転車をこいで家に戻った。
(30分、車以外、歩いてる人と誰ともすれ違わなかった・・・)
 
25 9月

都湯の暖簾

以前にも2回アップした「都湯」の暖簾がまた掛け変わっていた。
今度には富士山の暖簾だ。
実は、この暖簾の女湯・男湯のセットバージョンを数年前に宇治で見つけて
アップしたこともあったが、こちらの暖簾は1枚物。
これと同じ暖簾で丈が短い暖簾も、数年前にアップしてはいるのだが
ガラス扉の内側にあったために、ガラスの写りこみが激しく
暖簾の柄が良く見えなかったことがあった。
暑いさなか、自転車で走り回って遊んでいたところだったので
携帯電話のカメラでしか撮影できなかった。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
都湯の過去記事
  ↓
 
 
 
 
同じ暖簾の堤柳泉ホールの記事
  ↓
 
18 9月

第51回 活動報告 仏像ツアー 岩船寺・浄瑠璃寺 その1

A先生と知り合ったのは、奈良の今井町だった。
先生の深い知識に魅了されて、無理にこのサークルでのレクチャーを
お願いするようになってかなり経つ。
かなりお忙しいお方だし、年齢のこともあるので年に数回しかお願いできないのだが
以前、飛鳥時代の仏像、仏教に関してのお話をしていただいたので、
今回はその次の平安時代の仏教に関してのお話を伺うことにした。
 
ちょうど桜の美しい季節だったことあり、奈良と京都の境にある岩船寺と
浄瑠璃寺に行くことになった。(実際は京都になるのだが・・)
 
 
京都の木津川周辺には、銭司(ぜず)という土地があって、
近辺で産出された銅を使っての日本最初の造幣局のようなものがあった。
この岩船寺の近隣の豪族たちは、銅で儲けたお金で寺を建立した。
それが浄瑠璃寺などだそうだ。
民間人が建立した寺は氏寺(うじでら)と言うそうな。
 
東京の地名にもある「国分寺」。
日本各地にこの国分寺はあるのだが、それらは奈良時代に建立されている。
国が建立したから、国分寺だそうな。
 
国分寺→国     氏寺→民間
 
奈良からバスで岩船寺に行くのだが、途中、磨崖仏などを見ながら山道を歩く。
当尾と呼ばれる地区があって、そこにはかなりの石仏群や磨崖仏がある。
イメージ 1イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
写真は三体地蔵と呼ばれるもので、
900年~1000年くらいの間に作られた
ものだそうな。ちょうど平安時代だろうか。
山道をひたすら歩いて岩船寺に近づく頃、足元に木の実がやたらと落ちている
のに気がつく。何の実かと思ったら、椋の木の実だそうだ。
これが黒くなると、羽子板の玉の部分になるそうな。イメージ 6
岩船寺の近くの老婆に教えていただいた。
近すぎて、ピントが合わなくなってしまったが
実の雰囲気はわかると思う。
岩船寺周辺に来ると、近隣の方々は作られた
漬物や煎餅、梅干などの露店が数多く立ち並ぶ。
露店と言うよりは、無人の場合が多く
たいていは、欲しい品物をとった後に函に
お金を入れて帰るようになっている店が多い。
イメージ 7岩船寺に行く前に老婆のいる店で
煎餅や梅干を購入したら、
みんなで食べろと購入した以上に
大量の煎餅をおまけしてくださり、
かえって申し訳ない気もした。
 
この岩船寺はこの次に行く
浄瑠璃寺よりも170年ほど古い
のだが、火事で焼失しており、
本堂は昭和になってから
再建したものだ。
イメージ 8イメージ 9
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左は鎌倉時代に僧が体を清めたと言われている石風呂だそうな。
 
この石風呂を横目に石段をあがると、すぐに本堂がある。
イメージ 10イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昭和になってから再建された本堂なので
周囲との調和を図るために、柿渋を塗って
古さを出したそうな。
アタシの記憶だと柿渋はタンニンだから
防虫効果もあるはずなので建物にも良いのではないだろうか。
この岩船寺の仏像は宇治の平等院よりも107年古い物だそうで、
欅の一木で作った仏像だそうな。
胎内銘は946年となっており、胎内銘のあるものとしては最古のものだそうだ。
体が金色で、身にまとっている衣の仏像で、この時代以降はすべて
金一色の仏像の時代になるそうな。
ゆえに衣が赤い仏像はかなり古い時代の物と考えて良いそうだ。イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左は、鎌倉時代に作られた不動明王像。
横に咲いているのは何の花だかは
忘れてしまった・・・・
 
不動明王は、怖い顔をして鬼を払うとのこと。
真言宗によく出てくる「大日如来」。
その「大日如来」の身代わりで人間の救済に出てくるのがこの「不動明王」だそうな。
ちょっと、長くなってきたので続きはまた次回に回したい。
なぐり書きのメモを見ながら思い起こしての更新なので記憶が残っているうちに
この活動報告だけ連続して更新するかもしれない。
 
12 9月

虫ハンター

現在住んでいる家は築約60年の木造家屋なので、虫天国だ。
8月には、脚高蜘蛛までも登場した。
実は蜘蛛や爬虫類はかなり好きなので、生まれて初めて見た脚高蜘蛛には
かなり感動して嬉しかった。
かなり大きい蜘蛛なのだが、蜘蛛の巣を張らずに虫やゴキブリを
直接捕食してくれる益虫でもある。
いつの間にかどこからともなくやって来て天井にいるのだが、
益虫としての仕事をする前にいつも猫に殺されてしまう・・・
特に虫をよく捕るのがパチロー。
この子は実によく虫をみつけるのがうまく、しかも見つけたら自分で捕るまで
絶対にその場を離れない。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この脚高蜘蛛がいれば、ムカデ以外の害虫対策は万全と思っていたのだが、残念なことに
我が家にやって来てもすぐに、パチローに
やっつけられてしまう。
 
夜寝る前にこの蜘蛛を見つけても、翌朝には血まみれになって死んでいる。
蜘蛛の血液が赤いということも初めて知ることができた。
真っ暗な階下で、猫たちは大騒ぎで蜘蛛を捕獲するのに夢中だ。
よく暗闇の中で見えるものだと感心してしまう。
先日もこの蜘蛛が捕獲されそうになっていたので、あわてて救出し外に逃がした
のだが、かわいそうに脚が1本捕られてしまっていた・・・
このパチローに至っては、これよりも小さな蜘蛛、例えばどこでも見かける
蝿取蜘蛛くらいだと、食べてしまうことが多い。
止めようとするとあわてて、食べて飲み込んでしまうので蜘蛛が死んだ時点で
パチローの注意をそらし、その隙に死骸を始末するしかない。
間違いなくこの猫はねずみもよく捕るだろう。
そういえば、猫たちがうちにやって来てすぐの頃に
お散歩photo album(http://www.rose.ne.jp/~perceus/index.html)の安部さんが
たまたま遊びにいらしていて、何かの拍子にパチローを触りながら
「この猫はねずみを捕るのが上手い猫だよ。」と話されていたのを思い出した。
 
イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パチローとは兄弟と思われる黒猫の
ギョロちゃんは先日、ムカデの赤ちゃんを
口に咥えてしまい、不快な思いをしてからは
ダンゴ虫と小さな蜘蛛以外は手を出さない。
ムカデには咬まれなかったが、口に咥えた瞬間あのたくさんの節足が鼻などに
触ったのがものすごくショックだったようだった。
パチローほどではないが、長毛の混じった虎王も常に虫に注意を払っている。
よく見つけるのだが、捕るのは上手くない。
イメージ 5だが、パチローと虎王がいれば
ムカデが出ても怖くない。
実はこの時期、間違いなく床下で
孵化したと思われるムカデの
幼生が大量にいるのだが、
すぐに見つけてくれるので
大変助かっている。
ほおっておいても、踏み潰すのか?
ムカデの幼生が死んでいることが
よくあった。
 
この夏はものすごく暑かったので虫たちも大量に出現した。
だが、猫たちがいてくれたおかげで毒虫に咬まれることなく過ごせている。
パチローが何かを見つけたような動作をした時は、
粘着クリーナー(虫を捕るため)と、除虫菊エキスのスプレー(天然殺虫剤)を
手に人間が出動するようになった。
そう、パチロー君は名誉ある「虫ハンター」という称号を授与したのであった!
 
8 9月

犬サン おとしもの お持ちかえり

京都で見つけた。
ようは、犬の糞の後始末を飼い主さんにちゃんとするように促しているのだろうが
『犬サン おとしもの お持ちかえり』
と、だけ書いてあるのが京都らしく優雅な感じがした。
イメージ 1
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
かなり下の方にこの木札を下げてあったので
犬の散歩の子供にもわかるように
してあるのだろうか??
なんとなく、札が下がっている高さからして、犬の目線にわざとさげてあるような
気がしなくもない。
やはり、犬に直接呼びかけているのだろうか??
そうか!だから、平仮名ばかりなんだ!
しかし、京の都の注意看板の優雅なこと・・・
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