




乾邸とは、明治41年(1936年)に創業した乾汽船のオーナーで
尚かつ関西金融界の巨頭と言われた
乾新兵衛氏(1888年~1940年)の自宅だった邸宅だ。
大阪の綿業会館や大阪ダイビルなどの設計を手がけた
渡辺節氏の設計で施工は竹中工務店。
鉄筋コンクリート造一部木造となっている。
昭和11年(1936年)築だ。
平成5年(1993年)に相続税の物納として国に納められ、
現在では神戸市が委託管理をまかされており普段は非公開となっている。
どうやったら、中を見学できるのか神戸市に問い合わせしたところ、
NPO法人アメニティ2000協会
(http://homepage3.nifty.com/amenity2000/)を紹介された。
このアメニティ2000協会さんは毎月末にこの乾邸の内覧会を行っている。
どうしたら、内覧会に参加できるのかなどの問い合わせをしたところ、
すぐに返事が返ってきた。
300円払えば予約なしでも誰でも参加できるし、
ちゃんと案内や説明をしてくださる方もいらっしゃるとのことだった。
最初、8月に下見でこの内覧会に参加させていただいた。
暑い時だったので、参加者はかなり少なかったが見学者1人に対して
1人案内する方ついて説明してくださる。
写真ももちろん撮影可能。
最後にサンルームで冷たい飲み物と絵葉書を頂いて300円。
かなりの満足感だった。
おかげで今回の活動の資料を作るのがラクだった。
国に物納されている以上は、いつ売却されてしまうかもわからないそうな。
8月の下見の時にはもしかしたら9月の内覧会を持って
最後になるかもしれないというお話だったが、
先日伺うとなんとか年内は内覧会を行えるとのことだった。
門をくぐってから玄関のアプローチまで
ゆるい坂道になっている。(写真1枚目)
玄関アプローチには、タイルにこだわると言われている
渡辺節氏の特徴がよく出ている。
アプローチの天井には竹をイメージしたのではないか?と
言われているタイルでの縁取りがしてある。(写真2枚目)
黒っぽく見える細長いタイルが竹の節目に見える。
アーチの部分にはタイルで菱形模様が入っている。(写真3枚目)
その横には、かつては明かりとりだった孔もまだ残っている。(写真4枚目)
だが、屋上の防水工事で明り取りだったガラスの上が
塞がれてしまったので現在ではただの飾りのような感じに
なってしまっているが、穴の奥がガラスなので晴れた日などは、
その穴からガラスを通して光が差し込んで美しかったのではないだろうか。
これもよく見ると菱形に穴が固まって作られている。
そして、玄関の入り口灯りの上には大阪のダイビルの
玄関にあったものを同じタイプのオブジェのようなものが作られている。
ダイビルの見学も以前行っているのでその時の写真も見比べて欲しい。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/36994575.html
比較的、似ているオブジェ様のものがあるのが、わかると思う。
こちらは個人邸宅なので、かなりシンプルにはなっているが・・・
昭和11年といえば、もうすでに電化はされているので
オブジェなのだろうか?
写真が多くなってきたので続きは次回の更新の時に・・・・









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