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「建築と文化を愉しむ会」のサークル活動で訪れた、和歌山の滋野医院の設計、施工を
担当した島藤建設の代表的な作品なので、サークルの記事とからめてアップすることにする。
島藤建設(しまとう)の現存する作品のほとんどは、個人宅だ。
ビルはそのほとんどが建て変わってしまったのだろう。
この建物は、昭和9年(1934年)築、RC造4階建、外国人の設計で、施工は島藤建設。
登録有形文化財に指定されているので、この建物も安泰だ。
だが、何故かあれだけ何枚も撮った写真がいくら探してもこの1枚だけしか見つからない・・・
いったい、どこへやってしまったのだろうか?
だが、この建物が東京の近代建築ファンなら必ずと言っても良いほど知っているくらいの
知名度の高い建物なので、「さかえビル」で検索をかければすぐにヒットするはずだ。
そちらを見た方が良いかも知れない。
この建物の後ろに見えているのは、本道中央教会でこちらも昭和4年(1929年)の
すばらしい建物だ。
何故か、この教会の写真はたくさんあるのだが、このさかえビルだけ1枚しか残ってない・・・