イメージ 1


日本の各地、東京の各地から集まった方々が
都市工学などの視点から書いた本だ。
それだけに、なかなかおもしろい考察だ。
例えば、江戸時代の盛り場の断面図と
関東大震災後の同じ盛り場の断面図などを見て
その違いを目でわかるようにしてみたり、
築地の場外の路地性や、祭礼のお神輿の巡幸ルートから
江戸町人のコミュニティの考察なども書かれている。


江戸東京のみかた調べかた   鹿島出版会   2200円+税
            陣内秀信氏+法政大学・東京のまち研究会


★現在の東京は戦後にできあがった東京で東京=江戸ではない。
 また、東京都23区=江戸でも、下町=江戸でもない。
 そのことを踏まえて読んでいただきたい。
 この本の江戸の定義がかなりあいまいなので、
 昔からの江戸原住民以外の東京の人でも
 誤解を招いてしまうのではないか?と思われるふしが結構あった・・・・