






かなり来てくださっているので、ファン限定記事は避けたいのだが、
アップする建物が斎場なので、新着でいきなり「斎場」と言う文字を見て
気分を害される方もいらっしゃるかもしれないので、
今回に限り、しばらくの間だけファン限定記事にすることにした。
少しこの書庫の記事を上から重ねてから、
ファン限定は解除することにした。
本当にこの建物に興味のある人なら、
検索をかけてでもここにたどりつくだろうから・・・・
実は先週亡くなった猫の火葬に当たって、
普段から親しくしている知人にどこで弔えば良いのか聞いてみた。
そうしたらこの斎場を紹介されたのだが、
実はこの斎場、現代建築ではかなり有名だった。
去年だか、おととしだったか、所属していた建築サークルで
この斎場を見に行くツアーというのがあったのだが、
三社祭りの帰省とぶつかり断念したことがあった。
かなり自宅からは近いのだが、悲しみの場だけに
カメラ持参で見学という気分にはなれなかった。
だが、自分の愛猫を火葬するにあたりこの火葬場を紹介されるとは
思ってもいなかった。
揖龍火葬場 通称『筑紫の丘斎場』
設計・・・・(株)遠藤秀平建築事務所
施工・・・・清水建設(株)
RC造、一部鉄骨造
平成15年(2003年)築
ここは、通常は兵庫県の太子町とたつの市の住民しか利用しない。
住民以外は、なんと料金が倍になる。
動物の火葬は町民と市民だけしか利用できない。
誠に不謹慎な話だが、亡くなった自分の愛猫を火葬するに当たって
カメラまで持参してしまったのだが、亡き猫むにゅの最後の
プレゼントだと思ってしっかり見学させていただく許可をいただいた。
ここは、事前に連絡し許可をいただければ見学も撮影も可能だ。
友引の日なら、火葬の予定がないので見学できるそうだ。
予定さえ入っていなければ、普段の日でも見学できる。
たまたま、動物火葬許可の書類を記入した時に
職員の方にいろいろ伺ったところ、今すぐの時間帯だったら
見学し、撮影しても良いと言われたのでお願いすることにした。
ただ紹介者の欄に、「猫(の火葬の)ついで」と書いたので
事務所内、爆笑の渦になってしまったが、
そのおかげで悲しい気持ちが吹き飛んでしまった。
3年ほど前に「ミホミュージアム」というところに行ったことがある。
I・M・Pei氏設計の某宗教団体の持つミュージアムなのだが、
それだけにものすごい「癒しの建築」だったのだが、
この筑紫の丘斎場はもっとすごかった。
本来、悲しみの場所で暗く、重苦しい雰囲気が全くない。
明るく、柔らかい。建物を見ているだけで癒される。
写真2枚目の赤い⇒を見ていただけるとわかると思うのだが、
敷地内の車の中央線や、駐車場の車止めに使われている石も
柔らかい色目と材質の石になっている。
場所が場所だけに冷たい感じの物が避けているのだろう。
3枚目の写真で右の端っこに一段低くなっている部分が
動物用の霊安室になっている。
事務所で受付をすると、動物コーナーの担当者に連絡が行き、
扉を開けて待っていてくださるのだが、ここもすごかった・・・
4枚目は、もしこの写真を見て気分を害された方が
いらっしゃったらごめんなさい。
動物の霊安室なのだが、石でできた祭壇のような台の上に
遺体を入れた箱などをここに置くのだが、
実は、この場を持参した人間が立ち去るとすぐに
係りの人が奥の方にある冷蔵室のような場所へ
持って行ってしまうらしい。
常にこの台の上は、持ち込まれた動物のオリジナルの祭壇のように
空けておくようだった。
そう、置いてある箱の中には、亡くなったむにゅが入っているのだが
まるで、どこかの外国の神様になってしまったような感じで
この空間がとても美しく感じられた。
「最後の花道みたいだね、むにゅ!」と思わず、ダンナと言葉を交わす。
決して、暗く気味の悪い感じはしない。
むしろ、光の使い方などもマッチしている。
壁は円形の打ちっぱなしで、扉のドアノブも冷たい金属ではなく
配慮された温かみのあるドアノブになっていた。
ここで、「むにゅ」とお別れしたあと人間様用の施設の見学を
させていただくことになったのだが、
5枚目が入り口になっており、傘立てもすごい。
もしかして、この傘立ては蓮をイメージしてはいまいか??
下の小石は水切りだけだろうか??
入るとすぐに右手に謎の壁が・・・(写真6枚目、7枚目)
この壁、7枚目の写真でおわかりいただけるだろうか?
わざと、ホンの少しだけ波打っているのだが・・・
最初、見た時に「賽の河原」??とも思ったのだが・・・
下の方を見るとかずかなウエーブがついているのも、
そのイメージなのだろうか??
ちょっと写真が増えてしまい能書きも多くなってしまったので
数回に分けてアップしたい。
縁起が悪い、とお怒りになられる方もいらっしゃるかもしれないが、
克明に記憶、記録するというのも、アタシの愛情の一つなので
愛猫を持ち込んだ場所の記録として我慢してお付き合いください。
でも、建築的には大変すばらしい建物で今現在、
アタシの中ではイサム・ノグチ庭園美術館と互角だ・・・・









Comment
むにゅ猫さんも、幸せです。
明るいのがいいですね。光の中をいくようです。
人間でもなかなか、こうは、いきません。
ここ、市民だと安いんですよ。今は引っ越ししたから、別料金ですがどうせならここで送られたいです。
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