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収骨室(写真1枚目)も大変美しい。
年齢を重ねるたびに火葬場に足を運ぶ事が増えるのだが、
こんな収骨室はいまだかつて見たことはなかった。
3枚目の写真は待合室。
市松模様の畳敷きになっている。
とても、柔らかい雰囲気の造りになっている。
そして、何よりも驚いたのがトイレの洗面台だ。(写真4枚目)
石の1枚板が斜めにセットされ、流した水はそのまま傾いた奥の方に
流れ込むようになっている。
ようは、洗面ボウルやシンクのような物がない!のだ。
こんな洗面所は生まれて初めて見た。
写真5枚目はテラスだ。
この建物で気がついたのは、当然のことなのだろうが、
使われているタイルはすべてつや消しになっている。
そして、この内部にあるドアノブのすべても
普通のドアノブではなく、何らかの細工がしてある。
トイレの入り口のドアノブも然りだった。
本来なら暗く、悲しく、ちょっと怖い場所なのだが、
それらは全くない。
むしろ、いつまでもここにいたいと思わせる建物だった。
癒しの建築の傑作だと思う。
現にアタシもダンナも嬉々として、見学していたくらいだ。
最後にここを出る時に、偶然、裏手の金網が目についたので
その写真をアップするが、このフェンスの網目も
ものすごくオシャレだと思う。
この火葬場が見学できたのは、亡くなった「むにゅ」の
最後の最後のアタシへのプレゼントのような気がしてならない。
作り話のようだが、この火葬場の写真を撮りまくって、
車を発進させた途端、結構強い雨が降ってきた。
写真を撮り終わるまで、雨が降るのを遅らせてくれて
いたような気がして帰宅してきた。
思い込みかも知れないが・・・
だが、この建築いったい総工費はどのくらいだったのだろうか?
費用を聞くことの方が恐ろしいので(税金だから・・)、
知るのはやめておこう・・・