広島方面に行く際に途中下車して寄ってみたところ、
消えてなくなっていたと書いた。
当時の写真もなくなって残念と書いてあるのを読み、
安部さん(http://www.rose.ne.jp/~perceus/index.html)が
鮮明な画像をメールで送ってくださった。
それからしばらくして、安部さんが和気町を訪れた際に
まだ、この郵便局の建物が現存していることがわかり連絡くださった。
どうも、アタシが道を間違えて消えてしまった!と、勘違いしたようだ。
それから、まだあるのなら・・・と、車で近くまで行ったついでに
改めて建物の無事を確認し、写真も撮り直してきた。
解体されてしまった・・・と、書いたのはアタシの大きな勘違いだった。
大変、失礼致しました、この記事をもって訂正させていただきたい。
この建物、どの資料を見ても昭和初期??としか書いていないが、
この郵便局が実際に利用した期間は、
昭和4年(1929年)7月から昭和41年(1966年)まで。
もともと、郵便局が建てた建物ではなかったそうな。
どうも、郵便局に貸すという契約で郵便局用にデザインして建て、
そのまま貸し出していた建物だそうな。
と、すると築年は、昭和4年(1929年)ではないだろうか?
昭和41年(1966年)以降は、一時、古物商が借受けて
ここで営んでいたこともあったようだが、
かなり長い間、空き家状態が続いている。
とうの郵便局は昭和41年にここを出てから、
すぐ近くのプレハブの建物で永らく営業していたが、
平成7年(1995年)に現在の駅寄りの方の道に移転。
何故、この建物を借りるのをやめて、数軒隣のプレハブに移り、
数十年に渡り営業していたのかは不明だそうな。
古物商時代のことも調べてみたのだが、
あまりよくわからなかった。
ただ、建てられた時期がある程度、くわしくわかっただけでも
良かったかもしれない。
やはり、出かけるついでに途中下車で欲張って立ち寄って
写真を撮ろうとすると、このようにうっかり場所を間違えて
すでに解体されたと思い込んでしまうこともあるので、
街歩きなどは、18切符などでお得だからということで
欲をかくと見えるべきものが見えなくなってしまうようだ。
でも、安部さん(http://www.rose.ne.jp/~perceus/index.html)には
教えていただいて感謝の気持ちでいっぱいだ。
おかげでちょっとだけでも、わかったことが増えた。
「和氣郵便局」と右から描かれているのは、大理石。
〒のマークがある部分は花崗岩だそうな。
以前の勘違い過去記事はこちら
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/52582704.html
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