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JR京都駅近くの七条通りに「富士ラビット」と呼ばれる有名な近代建築がある。

この前は何度も通っていたのだが、2階にある「Cafe Rabbit」には一度も入ったことがなかった。

実は、6月のサークル活動の時に「Cafe Rabbit」でお茶を飲みたいと思い営業時間や定休日、

そして内部の撮影やアップロードが可能かどうかを調べていた。

ところが、電話番号が電話帳に載っていない・・・

毎週金曜日の夜にここでクラッシックのライブがあることを知り、

主催者の方に連絡をとってみた。

すぐに返事がきて、ご親切にもCafeの電話番号とアタシからの問い合わせ内容を

あらかじめ話してくださっているとこことだったが、いかんせん、少し待てば18切符の季節。

そのために7月の後半に行くつもりでCafeに連絡を先延ばしにしていたのだが、

emmyちゃん(http://blogs.yahoo.co.jp/emmy15001203)と、

吾亦紅さん(http://blogs.yahoo.co.jp/koto_fuyu)のおかげ様でこの度やっと行くことができた。

土日が定休日で、閉店も夕方早々と5時過ぎには閉まるようだ。
(どうも、はっきりしないようだ。この日は6時前くらいに閉めただろうか?)

この建物は、通称「富士ラビット(旧日光社七条社屋)」で大正11年頃(1922年)から

翌大正12年(1923年)くらいでだろうと言われている。

この築年数は、固定資産税などの記録から算出したものだそうだ。

地上3階建、地下1階、塔屋付、施工者は不明だそうな。RC造だ。

竣工当時、1階はショールームと事務室で2階、3階は事務室と従業員の宿泊施設だったそうな。

建築当初から水洗トイレがあったそうだ。

平成11年(1999年)に大規模な補修工事が行われ、その時に作成された調査報告書を

見せていただいたのだが、そこでの報告書には設計 アイニン?となっていたのだが、

このアイニン氏に関しては全くわかならい。

当時の設計図の残片に署名が残っていたそうだ。それ以外の手がかりがないそうな。

2階はかなり改装されてはいるが、壁の煉瓦などは昔のままで一部の照明なども

当時の物をそのまま使っているそうな。

ラビットスクーターのポスターもあった。

ここの建物の1階部分は「なか卯」がテナントで使用しているが、

残されたステンドグラスも秀逸だ。

車関係の会社だったので、「タイヤ」や「車」のステンドグラスが残っている。

これも、補修工事の際に一度はずして洗浄してから再度取り付けたものだそうな。

この建物に関しては、日光社さんのHPをご覧いただければと思う。

このHPによると、社名の日光をデザインしたのが、建物の最上部中央のアーチ窓だそうな。

じっくりとここでいろいろな資料を拝読させていただいて楽しかった。

emmyちゃん、吾亦紅さんには本当に感謝している。

そして、ここで毎月1回クラッシックライブを行っているK様、N様のお二方にも

お骨折りをいただいてお世話になってしまった。

毎月第3金曜の夜8時から約1時間、飲み物代500円とライブ代1000円で楽しめるそうだ。

京阪神の方々なら会社が終わってからでも十分、楽しめる時間なので行かれては如何だろうか?






クラッシックライブHP
  ↓
http://www.k2.dion.ne.jp/~harp/


日光社HP(会社概要をクリック!)
  ↓
http://www.nikkosha.co.jp/  




★1枚目の写真は2006年のサークル活動報告でアップした写真をそのまま転用している。