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『中の間』は『使者の間』の隣りにある。(写真1枚目)

『使者の間』では木の引き戸には唐子が描かれていたのだが、

それが『中の間』になると鶴の絵になっている。

さらに、『中の間』は『上の間』へ、『上の間』から『広間』へと繋がっている。(写真2枚目)

すべての襖を開け放つとかなり広い。(写真3枚目)

しかも広く見せるためにわざと欄間には板すら入れていない。

一番奥には、『広間』があり、この部屋だけは格天井になっていた。(写真4枚目)

襖は言うまでもなく、雲母で型押しした模様の唐紙で統一されている。

この『広間』は大正時代に増築されたものだそうな。

そして、広間のある棟から見えるのが『御文庫』の通気口。(写真5枚目、6枚目)

もともと冷泉家は『歌守』が家業。

他にも歌を家業とする家は、飛鳥井家、六条家、三条西家、中院家、烏丸家、竹内家がある。

この冷泉家の所有する典籍や古文書などが『御文庫』に保管されており、

この内部にはご当主以外が入れないそうだ。

ちょうど、今月の20日まで東京都美術館で『冷泉家  王朝の和歌守展』というのを

やっており、約800年にわたる貴重な資料が公開されているそうな。

     ↓
http://www.tobikan.jp/(東京都美術館・・・企画展のところをクリック!)



実は、この冷泉家住宅は1年半ぶりの公開。

天気が悪いと内部の写真撮影は外からなので、コンデジだとかなリ厳しい。

写真を撮るかメモを取るか・・・・

できれば、ここも特別公開時に何回か通って説明を繰り返し聞き、尚且つ、

複数の書籍などで知識を補う方が良いかもしれない。

今回は、思っていた以上に写真も撮れず、説明も頭に入らなかったのが自分なりに悔やまれる。

次の特別公開がいつになるかわからないが、機会があれば今度は説明だけ聞いて

写真は撮らずに帰って来ようかとも思っている。

あまりに、覚えて帰りたい事柄が多すぎるとそちらに集中した方が良いし、

写真は本などでプロが撮ったものを見られる。

何故か、冷泉家の見学を堪能したはずなのに頭に中に入っていない見方をしてしまった・・・

そして、気を取り直してこのすぐ近くの怪しい超昭和なお店へとランチに向かった。