昨年の11月末にカフェとしてオープンしている五龍閣カフェ。
カフェになるまでは、「清水 順正」という有名な湯豆腐のお店だった。
もともとは、松風嘉定(しょうふう かじょう)氏の邸宅の洋館部分。
松風嘉定氏は、代々その名前を襲名するようで、これを建てたのは、三代目の嘉定氏だそうな。
清水焼の焼き物技術を応用して、入れ歯などの歯科材料で有名な会社だ。
設計は武田五一氏。 施工は不明。大正10年(1921年)頃の築。
和館と洋館があったそうで、和館の方は大正3年(1914年)に建てられているのだが
そちらの建物の方は現存しておらず、後から建った洋館部分が
最近補修され、現在では喫茶店になっている。
写真3枚目は、お店の奥にある喫煙席を建物の横から撮ったのだが、
喫煙席はステンドグラスで飾られた場所で、禁煙席よりもむしろ良いような気がする。
(スモーカーで良かった・・・)
きちんと申し出れば、店内の撮影や見学もさせていただけるのだが、
見学は2階までとなっている。
が!たまたま、行った日に2階で出会った恐らくこちらのお店の偉い方だと思うのだが、
これから3階で会議があるから、見たいのなら一緒に来なさいとおっしゃっていただき、
ずうずうしくも、3階のお部屋も見せていただいた。
湯豆腐のお店だった時代は、3階でも食事できたのだそうだが現在では
客席としては使っていないようだ。
写真7枚目は2階の大部屋。 以前は宴会場だったのだろう。
現在では1階部分のみ通常のカフェ営業のようだが、お向かいに湯豆腐部門のお店があるので
もしかしたら団体さんが入りきれない場合、こちらの2階を使うのではないだろうか?
格天井の座敷にマントルピースのある大部屋には、机が並べられその上にはコンロが置いてあった。
やはり、湯豆腐のためのコンロなのだろう・・・
青森県の学校名が書いた札が置いてあったので、修学旅行で使ったのだろうか?
この大部屋の外は、キッチンの荷物置き場のようになっているのだが
ちょっとしたミニサンルーム風になっており、美しい建具の外には隣家の紅葉が映えて
非常に美しかった。
2階には大部屋と救護室があり、救護室からの見晴らしも良い。
トイレは、女子トイレのみステンドグラスが使われていた。
もしかしたら、男子トイレの方は、のちにこの五龍閣(順正)が買い取った時点で
飲食店にするために新しく作ったのかもしれない。
小部屋をトイレに改造したのであれば、男子トイレの窓だけがステンドグラスでなくとも
おかしくはないと思う。
3階は天井に軽い傷みは見られたが、さほどひどくもなく使用できそうなのだが
客席として使うことはなく、会議などで使うための部屋のようだ。
以前は湯豆腐のお店だったので、夏場など利用しづらかったが、
カフェになり、京野菜をふんだんに使ったハンバーグランチやカレーなども手ごろな
お値段でいただけるので嬉しい限りだ。
ただ、どうしても写真を撮るとなると他に利用客の方々もいらっしゃるので
その辺のタイミングなどが難しいかもしれないが、アタシが行った時は比較的空いていて
しかも、3階まで見せていただけたのは大変ラッキーだった。
ちなみに、この建物は3代目松風嘉定氏のお孫さんの代まで住まわれ、
その後、他の所有者を経て、約30年ほど前に『順正』が買い取ったとのことだ。
カフェになるまでは、「清水 順正」という有名な湯豆腐のお店だった。
もともとは、松風嘉定(しょうふう かじょう)氏の邸宅の洋館部分。
松風嘉定氏は、代々その名前を襲名するようで、これを建てたのは、三代目の嘉定氏だそうな。
清水焼の焼き物技術を応用して、入れ歯などの歯科材料で有名な会社だ。
設計は武田五一氏。 施工は不明。大正10年(1921年)頃の築。
和館と洋館があったそうで、和館の方は大正3年(1914年)に建てられているのだが
そちらの建物の方は現存しておらず、後から建った洋館部分が
最近補修され、現在では喫茶店になっている。
写真3枚目は、お店の奥にある喫煙席を建物の横から撮ったのだが、
喫煙席はステンドグラスで飾られた場所で、禁煙席よりもむしろ良いような気がする。
(スモーカーで良かった・・・)
きちんと申し出れば、店内の撮影や見学もさせていただけるのだが、
見学は2階までとなっている。
が!たまたま、行った日に2階で出会った恐らくこちらのお店の偉い方だと思うのだが、
これから3階で会議があるから、見たいのなら一緒に来なさいとおっしゃっていただき、
ずうずうしくも、3階のお部屋も見せていただいた。
湯豆腐のお店だった時代は、3階でも食事できたのだそうだが現在では
客席としては使っていないようだ。
写真7枚目は2階の大部屋。 以前は宴会場だったのだろう。
現在では1階部分のみ通常のカフェ営業のようだが、お向かいに湯豆腐部門のお店があるので
もしかしたら団体さんが入りきれない場合、こちらの2階を使うのではないだろうか?
格天井の座敷にマントルピースのある大部屋には、机が並べられその上にはコンロが置いてあった。
やはり、湯豆腐のためのコンロなのだろう・・・
青森県の学校名が書いた札が置いてあったので、修学旅行で使ったのだろうか?
この大部屋の外は、キッチンの荷物置き場のようになっているのだが
ちょっとしたミニサンルーム風になっており、美しい建具の外には隣家の紅葉が映えて
非常に美しかった。
2階には大部屋と救護室があり、救護室からの見晴らしも良い。
トイレは、女子トイレのみステンドグラスが使われていた。
もしかしたら、男子トイレの方は、のちにこの五龍閣(順正)が買い取った時点で
飲食店にするために新しく作ったのかもしれない。
小部屋をトイレに改造したのであれば、男子トイレの窓だけがステンドグラスでなくとも
おかしくはないと思う。
3階は天井に軽い傷みは見られたが、さほどひどくもなく使用できそうなのだが
客席として使うことはなく、会議などで使うための部屋のようだ。
以前は湯豆腐のお店だったので、夏場など利用しづらかったが、
カフェになり、京野菜をふんだんに使ったハンバーグランチやカレーなども手ごろな
お値段でいただけるので嬉しい限りだ。
ただ、どうしても写真を撮るとなると他に利用客の方々もいらっしゃるので
その辺のタイミングなどが難しいかもしれないが、アタシが行った時は比較的空いていて
しかも、3階まで見せていただけたのは大変ラッキーだった。
ちなみに、この建物は3代目松風嘉定氏のお孫さんの代まで住まわれ、
その後、他の所有者を経て、約30年ほど前に『順正』が買い取ったとのことだ。
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