午後からむにゅチームは修学院離宮へ。
もう1つのグループは朝かなり早い時間からの見学だったので仙洞御所と、
時間にかなり余裕があったので京都御所も行った。
むにゅチームは比較的遠い距離から来るメンバーで固めたので
修学院離宮を回っただけですぐに夕暮れになってしまったのだが、
1ヶ所じっくりを好むタイプのメンバーばかりだったので特に不平は出なかった。
御所から修学院離宮まではタクシー移動。
だいたい1600~1800円くらいだったので、サークル会費で支払う。
花菱の紋の透かしがある御幸門から下離宮に入る。
ここは、下離宮、中離宮、上離宮に
構成されているとても広い離宮で
場所柄か、桂離宮よりも30分ほど
見学時間がかかる。
御幸門をくぐり、文政年間に再建されたと言われている、寿月観へ。
(写真左手建物の一部が見える。)
修学院離宮は桂離宮と同じく
『離宮』であるから、あちらこちらに
好みや遊び心が反映されている。
三つの間から成り立つ建物で
二の間の開かれた障子の向こうの
正面には、夕顔の絵が描かれた
杉の戸があった。
光格上皇の好みの物で仙洞御所
から移したとされているそうな。
この杉戸の引き手もすばらしい。
杉戸の上の釘隠しも美しかった。
この戸の向こうが水屋だそうだ。
一の間は十五畳で、
後水尾上皇好みの菱模様が
あちこちに施されているそうな。
三の間がお供の控えの間に
あたるそうだ。
←こちらは一の間。
原在中氏により、飾り棚には
鶴の絵や岩と蘭の絵が描かれて いる。(写真左部分)
三の間と二の間の欄間の細工も可愛いらしかった。
一の間の欄間は菱の透かし。
この下離宮の後、中離宮へと移動するのだが続きは次にまわしたい。
Comment
コメントする