イメージ 1このお宅の画像の左右にピンクで
印をつけた箇所には、鶴と亀の鏝絵があった。鶴と亀で1対なのだろう。
ここの鏝絵が年代的にも古く、
且、一番秀逸に見受けられた。
どれも、すばらしい鏝絵ばかりの
町なのだが、このお宅の鏝絵は、
お金のかけ方が違うのが
一目瞭然だ。
どれが一番などと書くべきでは
ないのだが、どれも同じと見るのも
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おかしなことになるだろう。
ゆきずりのおばさんにそんなことを
言われる筋合いではないということは、百も承知なのだが、これだけの
数の鏝絵を目の当たりにして、
その違いすらわからないことの
方が鏝絵を作った左官職人さんに
かえって申し訳ないような気もする。
 
鶴と亀の鏝絵は別のお宅にもあり、そちらの鏝絵もかなり美しい。
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鏝絵というのは、元々は職人さんの至芸であり、
実際に我々の生活の場である家屋などに
施された物であるから、とてつもなくお金が
かかっている鏝絵と普段着感覚の鏝絵、プチ鏝絵などがあって当たり前だと思う。
そういう意味で、この町の鏝絵を見て歩くのも良いかもしれない。
お金をかけた家屋には、お金をかけた鏝絵。
普通の家屋には普段着の鏝絵。
そうでないと、バランスがとれないし、『不釣合い』はある意味、不恰好だ。
関の町の鏝絵は、それを痛感させてくれる。
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そういえば、「関の山」と言う言葉は
この関宿のお祭りの時に出る
山車(ダシ)から来た言葉だそうな。
 
今まで、全く知らずに使ってきた
言葉の意味がこの町に来て
やっとわかったのもお恥ずかしい
のだが、「関の山」の山は
「山車」のことで「ヤマ」と読むようだ。これも、西日本の文化なの
だろう。イメージ 6
 
今回の活動は、サークル初の
18切符を使っての移動だったので
わずか4時間くらいしだったが、
これをきっかけに毎シーズン、
遠出をすることになった記念すべき
サークル活動でもあった。