先週の水曜日にサークル活動の下見で名古屋に出かけた。
帰宅したのは10時過ぎだったが、遠くの方で猫の鳴き声が聞こえた気がした。
かすかに聞こえていた猫の鳴き声がだんだん大きくなり、
我が家の猫たちもそわそわして、玄関に集結。
そして、ものすごく大きな鳴き声が玄関の外から聞こえてきた。
玄関の扉はガラスの引き戸。
ガラスの向こうに黒っぽい猫の影が写っている。
ホンの少しだけ扉を開けてみたら、猫の手がにゅっと出てきて
入れて!入れて!と猫が顔を近づけてきた。
最初は、聞こえないフリをしていたが、そのうち玄関から移動して
1階の窓に下から声が聞こえてきた。
どうやら、ブロック塀を乗り越えて入ってきたようだ。
そのまま、数時間・・・・
まだ、鳴いている。
外の気温は氷点下。
我が家のいる地区は、市内でも一番寒いと言われる地区。
よそのお宅でも、少し離れたところにいるわけでもなく、
間違いなくその猫のターゲットは我が家だ。
他の家に行く気配は全くない。
結局、夜中の1時過ぎに家の中に入れた。
うちの大猫たちから比べるとものすごく小さい。
警察や近所に猫が逃げてしまって探しているお宅はないか聞いてみたが
とにもかくにも、この付近で猫を飼っているのは我が家だけ・・・
近所の子供たちからの情報だと、数日前にこの近くで鳴いていたのを
1人の子供が連れて帰ってしばらく家で飼っていたのだが、
数日して親が再び、捨てたとの話だった。
わざわざ、外にいる猫を連れてきたのではなく、猫の方が我が家を目指して
家の敷地内に来て入れてくれと鳴くのだから、もうこれはうちの子にするしかない。
イメージ 1
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日、動物病院で健康チェックもしてもらったところ、耳ダニも寄生虫もおらず、白血病、エイズともに陰性だった。
 
うちの猫たちが大きすぎるせいかまだ生後7ヶ月そこそこかと思っていたら、
どうも8ヶ月~9ヶ月くらいではないか?との診断だった。
今、ほんの少し風邪気味なので来年早々、ワクチンと去勢手術の予約をしてきた。
 
毛足の長い虎王は、威嚇はしないがあまり関わりあいたくないようで
自分からは寄っていかない。
寝ている時に隣に来られると、しばらくは我慢するもののじきに逃げてしまう。
元来、気の弱い猫なので自分よりも小さいとはいえ、知らない猫が家の中に
居座っているのが怖いのだろう。
この写真を撮ったあとも、少しして虎王は2階に行ってしまった。
 
心臓の悪いギョロちゃんだけは、さすが王者の貫禄でフーフー威嚇していたのは
家に来た日とその翌日くらいで、今では一緒の部屋でくつろいだり、
一緒にご飯を食べたりしている。イメージ 3
大猫のギョロちゃんと一緒だと、
大きさの違いがわかると思う。
体格というか、ギョロちゃんは骨格は比較的小さい。(ただ、太いだけ・・)
 
最初は、新しい猫だけ別のトレイに
皿を乗せて食事させていたのだが、
5日経った今では、もう1枚のトレイに4つの皿を乗せているのだが、
パチローだけは、一緒に食事を
するのを嫌がるどころか、
いまだにフーフーと、威嚇しているのだが、日増しにその回数も減っているので
年内には慣れると思う。イメージ 4
 
実は、仲の良い猫ブロガーさんたちに子猫が来たんだよ!というメールを
したのだが、この場を借りて訂正させていただく。
 
うちの猫たちと比較したから子猫だけど、
もう8ヶ月!
ものすごく人懐っこく、教え込む前に自分から猫のトイレを見つけて入っていく。
もしかしたら、うちに来る直前に捨てられた家で飼われる以前にもどこかで飼われていて
大きくなりだしたところを捨てられたのかもしれない・・・
 
こんな大きな猫ばかり見ているので、普通の猫が子猫に見えてしまう・・・
(この子はパチロー)
 
 
食欲魔人のギョロちゃんを上回る異常な食欲で、この数日でものすごく成長。
かなり重くなった。
ある猫ブロガーさんが「入り猫だから、いいことがあるかも」と教えてくださったが
実際、本当に良いことが立て続けに3件あった。
 
         イメージ 5 
 
この子の名前は うどん
 
ダンナ曰く、みんなが好きだから。(本当はダンナがうどんが大好物なだけ)
うどんのように、太く長く生きて欲しい。
うちにやってきた境遇は、何故か、実家に犬が迷い込んで来たときと
よく似ているので、実家にいた犬同様、この猫も長生きするような気はしてならない。