上野の森美術館の「日本の自然を描く展」にブログ仲間の
今年も出展され、先日、西日本展が神戸の原田の森ギャラリーで
開催されていたので、見に行ってきた。
虚空さんの絵は、とても楽しい!
アタシには、「楽しい」絵は絶対に描けない・・・
我が家の玄関にも、虚空さんの描いた「招き猫」の油絵が飾ってある。
以前は上野の森美術館で拝見したのだが、今回は神戸で見ることにした。
昭和45年(1970年)築、設計・村野藤吾氏。
施工は村野・森建築事務所。
ちょうど、西館が工事中だった。
1階の外側はピロティとなっており
ベンチが並んでいる。
1階から2階にあがるスロープも柔らかい感じで素敵だ。
2階でこの「日本の自然を描く展」を見たのだが、以前もそうだったのだが
出展されている作品がものすごく「自由」なのがすばらしい。
日本の自然となるとどうしても、冬の雪景色や春の桜、夏のひまわり、秋の紅葉と
ある程度、パターンが決まってしまいがちなのだが、
この作品展は常に「自由奔放」。
どちらかというと「無題」に近いのだが、それぞれが好きな物を好きなように
描いているのがとても良い。
好きなように描くのが一番だし、とらわれて描くのもつまらない。
はっきりいって、○○展とかよりもこちらの方が好きだ。
ただ、惜しいのは上野では販売していた「絵写真」がこの西日本展ではなかった。
買いたい「絵写真」がたくさんありすぎるくらいだったので、
むしろ販売がない方が良いのかもしれない。
かなり開放されたギャラリーなので、階段に座って絵を描く人や、
ピロティのベンチに座って描く人、スロープの上で描く人など、
あちこちで絵を描く方々がいらっしゃった。
この階段の外が駐車場になるようだが、
裏側の駐車場のフォルムも美しい。
虚空さんの絵の写真はブログにアップされていらっしゃるので
ぜひ、ご覧いただければと思う。
かんりたくさん描かれていらっしゃるが、どれもすばらしい。
今回は建物見学がてら・・・と思い行ってみたのだが、
建物と展示されている絵がどれもマッチしていた。
絵も建物もでしゃばらない、でも、主張はしている。
そんな感じがした。
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