大正元年(1912年)築。
アレクサンダー・ネルソン・ハンセル氏設計と言われているが施工は不明。
1912年に出来て、1915年(大正4年)までは、
グッゲンハイム氏が住んでいたそうで、その後、つい最近までは
竹内油業の社員寮だった建物で、平成19年(2007年)に個人所有となり、
修復工事を経て貸しスペースとして生まれ変わったそうな。
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イメージ 6イメージ 7カーテンレールのカバーも、
それぞれに
何種類のもの
細かい彫り物が
施されている。
松、山の風景、
牡丹、梅などだ。
 
 
 
 
 
イメージ 8イメージ 92階のサンルームからは、旧後藤邸が見える。
ちなみに旧後藤邸は、明治40年(1907年)頃の築。
設楽建築事務所設計、施工は田中仙吉氏。
 
 
実は、2007年に修復工事が行われるまでは、真っ白な建物だった。
修復工事で、緑にペイントされたようだ。
明治から大正初期の洋館は緑色が多い。
以前、カトリックにおける魔よけの色が緑で、
そのために洋館には緑色のペイントが多いというのを本で読んだ記憶がある。
恐らく、真っ白にペイントされていた建物を修復工事で建築当初の姿に
戻したのだと思う。