夕立の雨宿りで時間を費やしてしまったので、伏見屋書店さんを出てから
早歩きで見学予定場所を大幅にカットして駅に向かう道すがら看板建築や
古い建物を横目に見ながら駅へと移動することにした。
イメージ 1虫籠窓のある壁に細かいタイルを貼った
タイル屋さん。
アタシがここを知ったのは8年前だが
その頃から廃業されてらっしゃるようだった。
もっと以前から閉店されていらっしゃるようだ。
「衛生陶器」という文字も屋号もタイルで
書かれてあるのだが、陶器の器の字が
旧字体になっているので、間違いなく
戦前、もしくは戦後すぐ、少なくとも
昭和25年(1950年)以前に書かれたタイル文字だろう。
イメージ 7イメージ 8
昭和21年(1946年)に国語審議会なるものが考え出した当用漢字に押され
この器の大という字が犬になっている
旧字体には、もうお目にはかかれない。
 
帰りの電車の時間も迫っているために駅へ向かう途中にある
古い建物だけを写真に収めながらの移動。
細かいことは、アタシが渡した資料には書いてあるが
説明などしている時間がない。
イメージ 2左の建物は昔、病院だった建物で設計も施工も
不明なのだが、当初から医院として建てられ、
赤坂離宮の様式を真似たものだったそうだが、
戦争中の金属供給で鉄柵をはずしてしまい
コンクリート塀になったとのこと。
そして、すぐ近くに同じく設計も施工も不明の
看板建築の建物を見て橋を渡り駅へ。
 
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ライオンマークの
1階はカットサロン。
まだ現役の建物だ。
そうこうするうちに
真っ黒な雨雲が・・・・
 
 
 
真っ黒な雨雲の下のはヒガシマル醤油工場。
イメージ 5
電車の時間だけでなく、急ぐ理由はこの雨にもあった。
橋を渡りきるとすぐにあるのが、ガレリア。(右下写真)
実はここ最後にお茶と思っていたのだが、
(臨時休業だったので旧市街地の喫茶店で
最後のお茶休憩をしてしまった。イメージ 6
 
 
古い民家を再生活用した喫茶店で中は
アートスペースやコンサートにも使われている。
昭和初期の木造家屋で設計・施工は不明。
一時期、信用金庫だったため、当時の金庫も
店内に置いてあり、確か店内禁煙の記憶がある。
   
 
この時のサークル参加者のうちの1人をここに連れてきたことや、
親しくさせていただいている、超有名路上観察のサイトを運営する
「お散歩photo album」http://www.rose.ne.jp/~perceus/index.htmlの安部さんとも
お茶を飲みに来たこともあるが、ここに来たら2階にも行かれることをお勧めする。
 
ちなみにアタシの路上観察など足元にも及ばないのが安部さん。
ネット検索だけに頼らない真の調査を安部さんはなさるので、
安部さんのHPは怖ろしく資料性も高い。
(もっとも、ネット検索は調査とは言えないのだが・・)
お互い情報交換や画像提供もしているのだが、アタシが提供することの方が
圧倒的に少ないのが現実だ。
そして、このガレリアを過ぎて駅まであとちょっとというところで、
とんでもない雷雨と豪雨に再び襲われ全員がずぶ濡れになって駅に着いた。
アタシは自宅から車で迎えに来てもらったのだが、
豪雨のために車が駅に着いたのは2時間以上経ってからだった。
(電車を乗り継いで帰った方が早かった・・・)