先月の三社祭りに続いて6月7日、8日と、鳥越祭りに参加すべく帰省した。
7日の土曜日の朝、またしても祭り用の装束を着用し、
その上にショッキングピンクのレインコートを羽織り、
岡山空港から飛行機で羽田へと向かう。
到着後、友人と会う約束があったのですぐに横浜へ。
3時間ほど、地下足袋にレインコート姿のまま友人と過ごしたあと
秋葉原へ移動し、そこから歩いて鳥越方面へと歩く。
夕方の6時から神輿が発進する予定なので、
あわてて町内への挨拶回りをすませ、友人たちと合流し神酒所に向かう。
神輿を担ぐタイミングをはかっていると、肩を叩かれた。
振り返ると、いつも三社祭り、鳥越祭りでお会いするブログ仲間のH氏。
生まれ育ったのが、隣町のような場所なので話も早い。
「ま、勝手にやってるから!」と、お互い無駄な気を遣うことなく
少し話しをし、H氏は他の町会の神輿なども見るべく別れた。
次にH氏とお会いするのは、来年の三社祭りだろう・・・
 
町内神輿を担ぎ終わった時に肩を叩いてきたのは、
いつも三社祭りや鳥越祭り、町歩き撮影会などで一緒に遊ぶA女史。
三社祭りの時同様にブログ仲間のB氏、C氏と4人で呑む約束だったので
土曜の晩の祭りが終了したあとにA女史と居酒屋へ向かい恒例の飲み会。
この日は12時半くらいまでダラダラと呑んでいた。
 
翌朝6時半くらいから神社の宮出しを見学するために1人で神社へ。
見学後、すぐ千貫神輿と呼ばれる本社神輿を担ぐための
半纏の配布が始まるのですぐに町会に戻る。
戻る途中で、地元の友人と遭遇。
そして、またA女史と合流し千貫神輿の渡御の時間まで神輿仲間と
喫茶店で時間を潰す。
イメージ 1
無事に本社神輿の渡御も終え、
今度はうちの旦那と合流。
 
すぐ近くで千貫神輿の渡御を見ていた
ようで、左の写真も旦那が撮影した。
 
お祭りの時のアタシは忙しい。
だから、旦那のことは町会の知人に
頼むことにして、アタシは自分の
友人たちと神輿を担ぐことに専念。
 
千貫の本社神輿の渡御のあとは町会神輿。
ここでA女史とは別れる。
昼食休憩の合間に昔のブログ仲間の実家の飲食店に行くと、
毎年その店で顔を合わす人たちと遭遇。
そのうちの1人はブロガーさんではないのだが、
一部のヤフーブロガーさんたちの間でよく利用するお店の方。
ヤフーブログ以外のところで、その方とも繋がっていた。
たまたま、アタシの小学校の先輩も同席していらっしゃり、
ブログ仲間のD氏の中学校の同級生のということがわかった。
正直、ブログとは関係のないところでブログ仲間と繋がっていることが多い。
 
午後からは、午前中仕事で来られなかった別の仲間の
半纏とカメラを持たせて、アタシは神輿を担ぐ。イメージ 2
 
生まれて初めて半纏なるものを
着用させられた旦那は嬉々として
カメラを手に神輿に接近して
写真を撮りまくっていたのだが、
あとでチェックして見ると
アタシの写真などはほとんどなく、
いったいどこの町会のお神輿を
撮ったのだか??誰を撮ったのか?
何を撮ったのだかわからない写真
ばかりだったが、洋服の上に半纏を羽織っただけで傍観者から、
参加者になった気分でものすごく楽しかったとのことだった。
 
町会での神輿が終了したあと、友人たちと旦那とかき氷を飲み、
それからファミレスへ行く。
 
そこでA女史から電話。
風祭先生(http://blogs.yahoo.co.jp/kirigakiri)とkekeko女史と
一緒に歩いて30分ほどの距離のファミレスにいるというが、
少し離れているので、電話で風祭先生とkekekoさんにご挨拶だけした。
祭礼中のタクシー移動は通行止めなども多いので歩く方が早いのだが、
人も多いので30分はかかるので仕方ない。
 
その後、アタシたちの入ったファミレスでまたA女史と合流し
本社神輿の宮入の時刻まで話しこみ、
宮入を見学するアタシの友人の同行を押し付け、帰宅することにした。
 
旦那は出張先のタコ部屋へ行くので、東京駅まで荷物を持ってもらう。
そして、またあの装束の上にショッキングピンクのレインコートを羽織り、
最終の新幹線に乗り込んだ。
 
今年の鳥越祭りは例年以上に楽しかった。
新しい友人たちとの出会いもあったし、それ以上にうちの旦那が
洋服の上に祭り半纏を着用したことで
今までになかった感覚でお祭りに参加できたことが嬉しい。
とても、清々しくて楽しい気分だったそうな。
 
アタシは以前、D氏と呑んだ時にD氏が話してくれた言葉を思い出した。
 
「お神輿の渡御っていうのは、いわば、神様の家庭訪問みたいなもんだ。」
 
まさにその通りなのだろう、だから、神輿について歩いたんだから
とても良い気分なのは当たり前なのだろう。
 
いつものA女史、B氏、C氏以外の方々とは
「来年の三社で会おう!」が別れ際の言葉だったのは言うまでもない。
(多分、このお三方とは祭り以外でも会うだろうから・・・)
 
自分が参加する祭りは来年までお預け。
20年くらい前から、思うところがあって
神田祭り、三社祭り、鳥越祭りしか参加しないことにしている。
それ以外は見学するだけ。
秋は、播州のお祭りを見学して歩くつもりでいる。
 
来年までが長いけれど、来年は昨年までのようにもう少しゆっくりと
滞在したいのだが、時間をうまく使いこなせるようになるだろうか??
帰省前にブログ仲間の記事で、幸運のクローバーの写真などを
拝見させていただいたおかげで今年の鳥越祭りも楽しいことばかりだった。
 
それもそのはず、神様にくっついて町内の家庭訪問をして回ったのだから。
 
そもそも、女が神輿を担いで回ること自体、とんでもないことなのだが
アタシは女としても人間としても不完全な上にどこかおかしいので・・・
ということで、ご勘弁していただければと思っている。