

奈良女子大学のすぐ近くに残る「旧北魚屋町交番所」の建物。
現在は、「奈良県警鍋屋連絡所」というそうな。
昭和3年(1928年)築らしいのが、設計、施工ともに仔細不明。
6年前にこのブログでアップしたことがあるので
そちらをご覧いただければと思う。
平成24年(2012年)には、「旧鍋屋交番きたまち案内所」として
きれいにお色直しをされて再利用されている。
そちらのHPによると、明治41(1908年)にこの場所から50mほど
離れたところに出来た「鍋屋巡査派出所」が昭和3年(1928年)になってから
現在の場所に移転してきたそうだ。
6年前に書いた「大正9年らしい」というのは間違いで
昭和3年(1928年)築というのが正しいのかもしれない。
この建物であればわざわざ移築することはないだろうから、
新しく建てたと考えたほうが自然かもしれない。
詳しくは下記HPをご参照あれ。
奈良きたまち 歴史のモザイク HP http://www.kitamachi.info/nabekatsu/renrakujo.html

旧交番所のすぐそばに
奈良女子大学がある。
毎年春と秋にこの大学の
記念館(旧本館)が
一般公開されるので
それに合わせての訪問だ。
左の写真は正門。
奥に見えるのが記念館。
正門を入ってすぐに守衛室。この記念館(旧本館)、正門、守衛室が
重要文化財に指定されているそうな。
記念館(旧本館)は、
明治42年(1909年)に竣工。
設計、施工は、文部省建築課、
京都帝国大学の建築部長である
山本冶兵衛氏が中心になったそうだ。
左の写真は、奉安殿。
昭和9年(1934年)に寄贈されたもので、
戦前は御真影や教育勅語などを納める建物だそうで
戦後GHQにより、国内各地の奉安殿が解体された中、
研究用のショウジョウバエ飼育施設として
使う許可を得て解体を逃れたということが
説明書きの看板には書いてあった。
そして、旧本館。
現在は記念館になっている。
平成6年(1994年)に改修工事が施されたそうだ。

旧本館に関しては、
画像の容量が限界に近い上に
詳しい説明、美しい写真も豊富なので大学側のHPを是非ご覧いただきたい。
奈良女子大学記念館概要


2階の窓の外には
鐘が下がっていた。
授業開始の鐘なのだろう。
そういえば、以前このサークルの
仏像ツアーなどでお世話になった
A先生の言葉が思い出される。
「奈良時代まではお寺は学校だった。
だから檀家制度もなく、僧侶は学生(がくしょう)。
そして、鐘楼の鐘はチャイムの役割りを果たしていた。」
まさしく、そのチャイムの鐘なのだろう。
旧本館(記念館)のすぐそばに建つ、新しい校舎も色彩を合わせて
建てられたのだろう。
ちょうど文化祭の時で、そんなにじっくりではないが見て廻らせていただき、
屋台のお好み焼きを食べ、フェアトレード研究を兼ねたカフェで珈琲を飲み
奈良女子大学を後にした。









Comment
コメントする