サークルの活動報告は実は1年以上遅れてのアップなので
駆け足での更新になってしまうのだが、2012年の1月は京都で
和菓子作り体験だった。
「八つ橋庵とししゅうやかた」(http://sisyu.yatuhasian.jp/)というところで
「京刺繍」の展示が見られて、和菓子製作の体験もできるといことを
京都在住のブロガーさんのブログで拝見し、「京刺繍」も見てみたい、
和菓子も作ってみたいという気持ちがあったので昨年最初のサークル活動は
「八つ橋庵とししゅうやかた」に行くことにした。
阪急電車の西京極駅から送迎バスで約5分。
何台もの大型観光バスがたくさん並び、
屋内はかなりの混雑。
事前に和菓子製作体験を予約していたので
受付を済ませ、2階の京刺繍の展示室へ。
京刺繍美術館内の作品一部はHPにあるのでご覧いただければと思う。
ただただ、美しい~(http://sisyu.yatuhasian.jp/about/museum.html)
しばし目の保養をさせていただいてから、1階の体験教室へ。
今回は「練りきり」を製作。
左の写真の左側にある長方形のラップに包まれたものが「練りきり餡」。
これをいくつかに切り、色をつけ成形して作る。
使用する道具は昔ながらの竹べらや製菓用のはさみ。
手の熱で変色したり味が落ちるそうなので、水で手を洗い手を冷やす。
この日作ったのは、「おとしふみ」「はさみきく」「つゆくさ」の3種。
『きんとんぶるい』で裏ごしをして、そぼろ状にした餡を芯になる餡にまぶして
作ったのが「つゆくさ」(右写真の右の菓子)
白餡をうっすら着色し、はさみで切り込みを入れて作るのが「はさみきく」。
右写真の左に見える葉っぱのようなお菓子が「おとしふみ」。
木の葉型に抜いた餡でこし餡を包んだものだ。
白餡の着色もすべて自分たちの匙加減なので、みんなバラバラの色。
緑がやたら濃い人、薄い人、赤みの強い菊の人、ほぼ白菊っぽい人・・・
出来上がったらケースに詰めてお持ち帰り。
翌日自宅で食べることもできるのだが
この練りきり菓子は作りたてが
一番おいしいそうで乾燥すると味が落ちる。
型抜きしたあとの余りの餡などは
丸めて待ちかえることも、
そのまま口に放り込むこともできる。
白餡を火にかけ焦がさないようにある程度硬くなったら火を止め、
求肥をつなぎとして入れて練り上げ練り上がる際に水飴を加え
台の上で熱を冷ましよくもみこんだのが、「練りきり餡」とパンフレットに
書いてあった。
製作体験後は1階の八つ橋などの販売コーナーで買い物や
いろいろな味の八つ橋の試食。
八つ橋というとニッキの香りしかイメージがなかったが、
今ではいろいろなフレーバーの八つ橋があるのに驚く。
正直、八つ橋というと他のメーカーの物しか食べたことがなかったが、
生八つ橋も焼いた八つ橋もどちらもおいしかった。
帰宅後、自分で作った菓子の味見してみるとおいしい!
(もっとも、基本の味付けはすでにしてあった物なので形を作っただけなのだが・・・)
ここでは八つ橋やイチゴ大福の製作体験もできるそうだ。
この練りきり菓子は3個製作で1365円。
練りきりは高価なお菓子なので、3個でこのお値段は安い!
そして2012年1月の和菓子製作体験を皮切りに
アタシのサークルは建築見学や街歩き、鑑賞教室参加の他にも
実際に何かを作る製作体験が増えていくことになってしまった。
Comment
コメントする