munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2012年01月

31 1月

第58回活動報告 池田 その1

アタシが立ち上げたサークルは毎月活動行っている。
サークルをはじめたばかりの頃、大阪の池田・宝塚付近の街歩きを
行ったことがあったのだが、当時参加できなかったメンバーもいたので
当サークルでは結構、リバイバルではないが同じ場所を再訪することも多い。
活動報告記事の更新も著しく遅れてはいるが、サークルの記録として
のんびりとアップしているので実はこの活動報告もかなり昔の記録だ。
2006年に逸翁美術館に行ったのだが、その後、美術館は小林一三記念館として
リニューアルされたこともあり、当サークルで再訪することになったのだが、
池田の町がかなり変わっているのに驚いた。
阪急の駅を降りてまず最初に見に行ったのは、池田泉州銀行。
前回見に行った時は池田銀行だったのだが、合併により池田泉州銀行となった。
イメージ 1
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コリント様式のオーダーを4つ持ち、
面格子にも細かい細工を施した銀行建築。
RC5階建。
 
実は、以前の活動報告の記事では昭和初期の建築と書いてしまったが、      その後、複数の文献などで調べると戦後建築だそうな。             イメージ 3                      
昭和26年(1951年)以降の築と記載された文献もあった。
設計・石本建築事務所、施工・大林組と言われている。
もう、このような贅沢な建物が建てられることは
ないだろう。
 
外観だけ見て、その後は商店街を抜け
小林一三記念館へと移動。
途中、旧池田電報電話局の前を通る。
現在は、大幅に改装され
「いけだ・さわやかビル北館」となり活用されて
いるが、側面は変わっていない様子。
大正14年(1925年)か昭和初年(1926年)頃の建築で設計も施工も不詳だそうな。イメージ 4RC3階建。(写真左下)             
そして、驚いたのが2006年当時は
「京阪神保険サービス」という会社
だった建物が、「落語みゅーじあむ」
という建物に大改修されて
美しく生まれ変わったことだ。
この建物については、
ほとんど資料がなかったのだが、
平成13年(2000年)のこの通りの
整備に伴い市が買い上げて
平成19年(2006年)に開館しているので、恐らく最初にサークルで
訪問した時はすでに市が買い上げ、その後、すぐに工事に入ったのであろう。
イメージ 5イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
右上が以前の改修前の建物だ。
そして、落語みゅーじあむの
すぐ横にあるのが河村商店。
旧加島銀行池田支店の建物で大正7年(1918年)築。(写真左下)
辰野片岡建築事務所が設計。施工は不詳。
木造2階建。ファサード部分は煉瓦積みと石積みだそうだ。
こちらも現役で、洋品関係が店舗として使用している。イメージ 7
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その後、脇道に入り
右上の1700年代に建てられた
酒造業を営んでいらっしゃった
お宅を外からひっそりと拝見。
イメージ 9住居として、住まってらっしゃるので
あまりジロジロと見ることはせずに
横目でチラチラと眺めながら
旧池田実業銀行本店だった
いけだピアまるセンター(写真右)へ。こちらも、現在は池田市の
貸し出し施設として活用されている。
大正14年(1925年)築。
小笠原祥光氏の設計。
施工は不詳。RC2階建。
駅から少し歩くだけで、旧銀行の
本店が2つもあるということはいかに池田が繁栄していたかが伺える。
そして、メインの旧逸翁美術館、現小林一三記念館の邸宅レストラン雅俗山荘へと
向かうのだが、こちらもかなりリニューアルされていて、以前は美術館だった建物が
邸宅レストランとなり、見学できなかった部分も開放され写真撮影も可能という
非常に嬉しい事実が待ち受けていた。
写真が増えてしまったので、続きは次回更新時に・・・
30 1月

木工所の戸袋

イメージ 1根津にある花屋さんの建物にある戸袋。
昔、木工所だった建物で現在は花屋さん。
 
この文字も一種の鏝絵になる。
10代半ばくらいからこの近辺でバイトしたり
うろついていたのでよくここの前も
通ったのだが、いつ木工所がなくなったのか
記憶が定かではない。
 
アタシの母親の実家がこのすぐ近くなので
母親にも聞いてみたのだが、
覚えていないそうだ。
イメージ 2
 
 
 
 
なんとなく、13年ほど前に木工所だったような記憶と光景が頭の片隅に残っているのだが
アタシの記憶違いだろうか??
もっとも、最近のアタシの記憶力と注意力の衰えは著しいのでなんとも言えぬが・・・
 
27 1月

そういえば、1年前に来たんだった・・・

『うどん』が我が家に迷い込んで来てからすでに1年。
年末の寒い晩に玄関先で鳴いていたかと思えば、ブロック塀を乗り越えて
窓の下、床下のところで鳴き喚いてアタシたちを恫喝し、
強引に玄関を開けさせて中に入ったと思えば、そのまま他の猫たちのトイレで
用を足し、ギョロちゃんが寝ている猫用のベッドを占領し、
すざまじい食欲に他の猫たちがドン引きするので、別の部屋で給餌しようとすると
皆と一緒に食べるんだ!と、駄々をこね、他の猫と一緒に食べさせれば
とんでもないスピードで自分の分を平らげ、他の猫の食事を奪って食べる。
翌日には、他の猫と一緒に寝るんだとわがままを言い、無理矢理、
他の猫たちがくつろいでいる猫ベッドに割りこんだり、
人間の肩に乗りうっとおしいくらい、人間の後をついて歩く。
振り払っても、追い払ってもつきまとう。イメージ 1
舌が長くて、舌がちょろっと
出ていることが多く、
人の顔や手をよくなめる。
鼻を鳴らすように「ううう~~」と
鳴くので、う~ちゃん」とも「う~」とも呼ばれている猫。
それが、「うどん」。
この猫に背中を見せたら危険だ。
爪をたててよじ登り肩に乗る。
爪を切っても切っても若いせいか?
すぐに伸びてくる。
我が家に入って来た当初は、心臓の悪い黒猫のギョロちゃんの後ばかり
ついて歩いていたのだが、最近はギョロちゃんの弟猫のパチローの子分だ。
パチローは3ヶ月以上もう~ちゃんを威嚇し、ことあるごとにパンチしていたのだが
このうどんのう~ちゃんもかなり気が強い。
パンチされたら、パンチし返すことを繰り返しているうちに、今では一番の仲良し。
それでも、何故か食事の前に必ず、殴り合いをしているのだが、
たいてい一緒にいることが多いようだ。イメージ 2
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
黒猫ギョロちゃんは、う~があまり
好きではないらしく近くに来ると
すっと距離を置くのだが、
うどんが無理に寄って追い掛け回すと本気で威嚇するようになった。
うどんのう~は実は、かなりの
乱暴者なので、パチローのような
気の強い猫でないとうまく扱えず、長毛の虎王やギョロちゃんのように
温厚な猫たちからは敬遠され気味だ。
それでもお構いなしに「う~」は、さみしがり屋なので誰かしらの傍にいる。
食いしん坊のくせに人間の食べ物には興味がないのか?この猫だけは
目の前に人間の食べ物を出しておいても大丈夫だ。
暴れまわって遊んでばかりなのだが、悪いことをほとんどしない猫でもある。
なのに、何故か毎日アタシに怒られてばかりで、怒られない日はない。
怒られるのは、おとなしいギョロちゃんにちょっかいを出すからだ。
怒られると自分でもわかるのか、ちょっと拗ねて「ううううう~~」と鳴きながら
でんぐりがえって拗ねたりするところがある。
そして、でんぐりがえった後はすり寄ってきて甘える。まるで、犬のような猫だ。
おとなしいといえば、長毛の虎王もおとなしいのだが、この虎王も
自分の子分だと思うのか?う~は虎王にも甘えることが多い。
イメージ 5
甘えるのは良いが、すぐに乱暴を
働き噛み付いたりしてる。
人一倍食べるから、体も大きく
今では、家の中で一番大きい猫だ。
頭が小さい猫だったので、
大きくはならないだろうと思っていたのだが、とんでもない。
イメージ 6
 
 
 
 
 
今は、パチローが抑えていてくれているので
良いのだが、来年くらいにはそれも効かなくなる
ような気がしてならない。
イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この家に来て1年経つのに
どうも、まだう~はギョロちゃんが
影のボスであることに気がついてイメージ 8
いないようだ。
虎王は本当に優しい猫だから、
心臓の悪いギョロちゃんを
気づかっておとなしくしているだけ。
さぁ、う~ちゃんよ、いつになったら
ギョロちゃんの怖さを思い知るか?
ギョロちゃんは生後半年しか生きられないと言われながらも、
すぐ死んでしまうから無理な投薬もや治療はしないで好きにさせて
あげた方が良いと獣医さんに
言われ、最初のうちだけ薬を飲ませたりした時期もあったが、それもすぐやめて
本当に好きなようにさせていたら、もうじき4歳だがまだ元気。
当初は、ある程度の大きさに育ったら心臓の手術で治る見込みもあったのだが、
検査の結果、手術できないと診断され、他の猫たちとワクチン接種にいっても、
ギョロちゃんはワクチンはいらないだろうとまで言われ(生きられないからという意味だったのだと思うが・・・)、去勢手術すれば2ヶ月後くらいに突然死んでしまうかもと言われ、それでも、去勢手術したらしたで、今度はストレスがなくなったのか?
ますます元気になり、最後には、
「もしかしたら、心臓の悪い状態で生きるということに
体の方が慣れてきてしまっているので、案外、長生きするかも・・・」
とまで言われるようになってしまった。
もっとも、どんなに悪い心臓に体が慣れてしまったとは言え、
その悪い心臓で本来、生きていまい年数を生きているのだから
心臓にかかる負担がものすごいと思うのだが。
この寒さ、ギョロちゃんだけは好んで寒い部屋に居ることが多い。
我が家は猫のためにすべての部屋の襖も扉も開放しているので
冬場でも室温は10度程度までしかあがらない。
昨年はあまりの寒さにファンヒーターを複数稼動させていたが、
今年はあえて1台づつしか稼動させていない。
寒さを好むギョロちゃんが、家の中の温度差で発作をおこしたら大変だからだ。
なるべく、家の中の温度差が生じないよう、また外気温との差があまりにも
大きすぎると人間も猫も、どうも、体調がよろしくないような感じなので
真夜中から明け方にかけてのみ、猫部屋のエアコンを20度設定にしてはいるが
そこも開放しているので寒い。
だが、ギョロちゃんは平気で真夜中に寒い廊下で走り回って遊んでいる。
一応、暖かい場所と寒い場所と好きに移動できるようにはしてあるのだが、
ほとんど寒い場所で過ごすのが好きなようで、体が冷え切った時だけ
あわててホットカーペットに転がり暖をとっているようだ。
ホットカーペットの上にも、冬用の猫ベッドをいくつか置いてあるのだが
何故か、1つのベッドに4匹で寝たりとか、最低でも3匹で寝ていることが多い。
俗に言う「猫団子」状態だが、苦しくないのか?
                     イメージ 9
他の部屋にある小さい猫用ベッドに無理矢理3匹入っていて、
体がはみ出していることもよくある。
 
しかし右の写真は稀で、
たいていギョロちゃんは1人だ。
孤独を好む猫様なのだ。
 
寒いだろうと暖かい部屋に
連れて来てもすぐに出て行く。
もう、好きにさせている。
 
だが、う~だけは、好きにさせるとしつこいくらい付き纏うので
好き勝手はさせられない。
こやっている間もパソコンのキーボードの横ででんぐりがえったり人の腕に
噛み付いたかと思うと、手をなめたりとうるさい・・・・
机から下ろしても、下ろしても、登ってくる。
今も、机から下ろしたのだが、短時間ですでに20回くらいは叱って下ろしている。
もう、面倒なのでこのままにさせることにした。
 
なんでもあり、好き勝手やってよい、寒いの好き    → ギョロちゃん=影のボス
常に怒られている、しつこいくらい甘える、寒いの嫌い  →うどん=ボスを狙う者
 
なんとも、対照的な2匹だ。
そして、パチローと虎王はギョロちゃんの親衛隊なのだが、
べったりすることもなく、ひょうひょうと生きている。
 
そう、昨年末 は、う~が我が家に来た1周年だったのだ・・・
こんなにべたべた甘える猫だから、我が家で生まれた猫のような気がして
ならないのだが、1年前の寒い晩、我が家にやってきた猫だった。                                                                                       
25 1月

番外編・明治30年(1903年)の消火栓

阿波池田に現存する消火栓。
明治30年(1903年)の物だそうで、確認ととったところ現役だそうな。
イメージ 1
実はすぐ横に井戸があり、
その井戸水を利用しての消火栓だそうだ。
井戸水利用にあたるために行政側の
管理下ではなく、私設の消火栓になるそうな。
見た目の手入れもよく、実際にこの消火栓が
使われない方のが良いに決まってはいるのだが
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
池田町最古のものという説明が
書いてある板が掛けられている。
 
 
23 1月

少年が悪用するシンナー・ゴムのり  の店

昨年末、たけんちさん(http://blogs.yahoo.co.jp/forevarlovechi)さんのところに
遊びに行く途中の道の自販機の横で見つけた。
 
何もない本当の田舎道で、ここで買わないともう飲み物の自販機はない場所。
周辺には建物がないといっても過言えはない。
 
たけんちさん方面に行くときは、たいていこの道を通り、ここで缶飲料などを
自販機で買うのだが、今まで気がつかなかった。
 
 
イメージ 1
 「少年が悪用する
  シンナー・ゴムのり    の店」
  
  恐らく赤い字で他の言葉が
  書かれていたのだろう。
 
  赤い文字が日光などで飛んでしまい、
  トマソンでいうところの
  『ウヤマ』物件になっている。
 
  しかも、「ウヤマ物件」になってからの
  この看板が誠に素晴らしい。
 
  横にインターフォンがあるのだが、
  どうも、空き家のようだ。
 
 
 
 
むにゅの路上観察・・・・・・・その162
 
 
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