munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2012年04月

26 4月

2012ムカデ大戦開幕!

急に暖かくなり桜が咲いたと思ったら、すぐにそれも散り春真っ盛りになった。
今年もムカデの季節がやってきた。
早くも、3月から室内に冬眠から覚めたムカデの幼生が出没している。
幼生が先に目覚め出てくるのが常のようで、大物はこれからだ。
おととし、昨年と行ってきた対策は様々だったが、どれも効果がいまひとつ。
 
試したものは、
 
柿渋・・・・・・・・・・・・・タンニンの防虫効果を期待して和紙に染みこませて
            押入れの床板に敷いたのだが、防虫効果を発揮する以前に
            我が家の猫たちが押入れに入り込んで和紙をひきちぎって
            遊んだために断念・・・・効果のほどは不明となった。
 
ヒノキチオール・・・・・ヒノキチオールのスプレーを買って床などにも散布したが
             2日に一度くらいの頻度で散布しないといけない上、
             これもあまり効果がなかった。
             が、口に入っても安全なので万が一、食器にかっかても
             大丈夫だし、防カビ効果、除菌効果もあるそうだ。
             昨年はかなり大量に購入しスプレーしたが、
             たいした効果はなかった。
             
除虫菊の粉・・・・・・・・ものすごく良い香りがして良いのだが、天然物のため、
 イメージ 3            すぐに分解されてしまってただのい土となってしまう。
  ただ、確かに効果があるようで散布直後は
  ほとんどの虫が寄ってこなかった。   
  値段が高いので続かない。
  後述の「除虫菊の力」の開発者の方の話では
  床下などの湿気の高いところに散布するのが効果的
  とのことだったが、床板をはずすにはずせないので
  それは試していない。 
 
ヒバ油・・・・・・・・・・・・ヒノキチオール2%含有の油を取り寄せて、
             ヒノキチオールスプレーに混ぜて散布したが、
             油なので床がオイリーな感じになる。
             香りも爽やか
             これも値段が高い。
             早く使用しないと粘度が出るのでまとめ買いができない。
 
除虫菊エキス・・・・・・・「除虫菊の力@虫来ん来ん」という商品の開発者の方と
イメージ 4   直接お話させていただいたのだが、殺虫成分があるそうだ。
   園芸用なのだが、室内に使っても問題なかった。
   菊の香りのスプレーだが、忌避効果、殺虫効果は??
   小さい羽虫とかダンゴ虫とかには効いたかも。
   天然成分なのですぐに分解されてしまう。
   一度、外から飛んできたゴキブリに直接かけたが
   効かないようで、嫌がって逃げるのを自分で殺した。
 
樟脳・・・・・・・・・・・・・・・部屋の四隅に置くと良いと聞いたのだが、
              うちには樟脳の香りをものともしない猫がいて
              樟脳にじゃれたりしてどっかへやってしまうので
              押入れの天袋の中のエアコンの配管がある横に設置。
              あとは、室内の本棚の裏側。
              これは効果があるようで置いてある側からは出没しない。
 
コパイバエキス・・・・・・・ゴキブリ忌避率99%だか、90%の優れもの。
イメージ 5    天然コパイバとヒバ油のブレンドのスプレー
    「虫さんバイバイ」。これはほとんどの虫が嫌がる。
    だが、それでもムカデには関係なかったようだ。
    週に何度も散布しないといけないので 
    値段が高いので続けにくい。
    ヒバ油の森林のような香り。
    薬品ではないので、安全。
    網戸にスプレーしても良い
                
                 
 
冷却殺虫剤・・・・・・・・・・スプレーすると凍ってしまうという殺虫剤。
イメージ 6
   アタシはあまり使わないが、ダンナのお守りのようなもの。
   殺虫成分は入ってない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バーベキュートング・・・・100円ショップで買ったバーベキュートング。
イメージ 7   普段はインスタントコ-ヒーの空き瓶に入れて
   1階と2階に置いてある。
   アタシ専用。
   これで、直接つかんで風呂場かトイレに持って行き
   お湯をかけてムカデ退治。
   相手がかなりの大物だた場合は
   これと冷却殺虫剤を併用しないと、
   トングでつかんでいても暴れられたら、逃げられる。
               これは、虫が怖い人には向かないかも。
               ちなみにアタシはこれでゴキもつかまえる。
 
粘着カーペットクリーナー・・・・通称コロコロ。
                  そんなに大物でなければ、粘着面にくっつけて                      テープを折れば、そのまま退治できる。 
                  これもアタシ専用。
                  今の時期と夏の終わりの孵化したての
                  幼生が増える時期にはフル活躍。
                  あまり安物のコロコロだとはがす時に
                  うまくはがれないとか、粘着強度が弱く
                  ムカデが暴れまくって咬み付いてくるので
                  100円ショップなどの製品は使っていない。
                  これも、虫が怖い人には不向きかも。
 
除虫菊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シロバナ除虫菊以外の観賞用除虫菊は
イメージ 8  全く効果なし。
  シロバナ除虫菊も花の部分だけしか
  殺中成分がなく、しかも乾燥させて加工しないと
  効果がない。
  ただ、網戸の下に置いておけば、鑑賞用になるのと
  多少は蚊などが寄りにくいか?と、期待。
  空いている床下の前にプランターを置けば
  床下に猫(ギョロちゃんのお友達)が入り込み、
  他の我が家の猫と網戸越しの大喧嘩を
  回避するため。
  まだ開花していないが、シロバナ除虫菊よりも
                  観賞用の色とりどりの除虫菊の方が成育が早い。 
                  写真は、観賞用の除虫菊の寄せ植え。
                  霜枯れしたアロエが痛々しいが、
                  アロエも咬まれたときに活用できるので
                  生き残っているアロエにがんばって欲しい。
 
ムカデ避けのお札・・・・・・・・・近所の子供たちが描いてくれた絵。
イメージ 9何故か、ほとんど毎日うちに来る子供たち。勝手にお絵描きして、玄関先に絵を貼ることを強要するので、玄関先にはベタベタと        絵が貼ってある。全く、効果なし。  
イメージ 1
 
 
 
 
                   
 
 
 
虫ハンターたち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生まれながらのハンターがいるので
イメージ 2そばにいてくれたら             すぐに見つけてくれるので大変助かる。
難点はそばにいないことの方が
多いのと、益虫である脚高蜘蛛(虫ではないが)まで殺してしまうこと。
高いところにムカデがいても必ず
見つけてくれるのはありがたい。
4匹いる猫のうちこの2匹が特に活躍。 
 
 
 
 
ピレトリン配合の炭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・除虫菊成分のピレトリンのマイクロ
                         カプセル入りの炭。 
                         2年間有効らしいのだが、大好きな
                         爬虫類や両生類にも悪影響があるので
                         購入したが、使ってはいない。
                         花なら、匂いや視覚で最初から
                         避けてくれるだろうが、この手のものは
                         知らずに殺してしまうかもしれないので。
 
蚊取り線香・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天然除虫菊成分のみの蚊取り線香を
                         使用していたのだが、「うどん」という
                         新しい猫が暴れん坊のために
                         火災や火傷などの危険があるので
                         これも去年から使用していない。
                         
 
結局、おととし、昨年と試したものは果たして効果があったのか否か?
正直、わからない。
が、年間を通して数十匹の出現率だから効いているとは言いがたい。
化学薬品の殺虫剤、忌避剤をほとんど使わずにとなると
どうしても限度がある。
春から晩秋にかけて、ものすごい費用を投じてきたのだがもう原点に
戻ることにして、見つけたらせっせとこの手で退治することに決めた。
もう、我が家の場合は床下に住み着いているのだから。
バーベキュートングと粘着クリーナーで対応することに決めた。
あとは虫ハンターたちに任せた。
 
2年間つけた「ムカデの記録」は、うっかり捨ててしまったので
またこの春から記録をつけ始めた。
出没時間、場所、天気、温度、湿度、月の月齢、体長、退治方法を記録している。
 
外の山からの侵入ではなく、床下からの侵入なので厄介だが、
薬剤を極力使わずに見つけたら自分で退治するしかない。
怖いが、怖いなどと言っていられない。
ゴキブリを捕食してくれる利点もあるので、床下や壁の中で活躍してくれる分には
大歓迎なのだが、室内に出てきたらアタシは容赦しない。
逆に考えたら屋内にゴキブリが出没しだしたら、ムカデがいないということだ。
昨年は数回、咬まれもしたが、下のサイトの対処法で事なきを得ている。
ムカデの解剖までやってくださっているので、生態を知るには大変参考になる。
 
また今年もムカデとの共存になりそうだ。
これから11月くらいまでは、天井もチェックしながらの生活になりそうだ。
(天井から落ちてくることもあるので)
虫ハンターのパチロー君には、常にそばにいてもらいたいくらいだ。
猫の「うどん」はいつもアタシのそばにいるが、
この猫はムカデが横を歩いていても平気で熟睡してるようなタイプなので
あまりあてにならない。よく寝る猫なのだ。
パチローは、昼間、寝るだけ寝て、夜中に屋内のパトロールをしてくれる。
(写真のグレーの猫)
この時期、パチローの活躍に助けられている
 
 
 
一方的に大変お世話になっているサイト
(いきなり音が出るが、咬まれたときの処置法など参考になる。)
   ↓
24 4月

まつり湯の暖簾

イメージ 1浅草ROXにある「まつり湯」の暖簾。
銭湯というよりは、スーパー銭湯の
部類に入るのだが、出来た当初から
かなり通ったお風呂でもある。
出来てから10年くらい経っているが
内部もかなりきれいで、昔と変わらない感じだ。値段は上ったが・・・
フロントまで行けるエレベーターの
近くのガラスのドアに暖簾が
かかっていたのを撮ったのだが、
ちょうどライトが当たって見えにくいのだが、左右に団扇の絵が描いてある。
ガラスのドアの向こうにも団扇の絵が描いてあるのが見える。
ちなみにここでは、牛乳石鹸ではなく某大手メーカーの
ボディシャンプーを設置しているが、その会社の暖簾ではもちろんない。
23 4月

鳳凰の鏝絵

岡山の三石にあった鏝絵。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
この付近は結構歩いていたのだが、
このお宅の鏝絵には今まで
全く気がつかなかった。
家紋を左右から守るかのように
鳳凰が描かれている。
21 4月

猫様 in 佐良山

岡山の佐良山で車の下にいらした猫様と目があった。
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○印の場所から、アタシを見ていらしたようだ。
ふっくらした三毛猫様だが、飼い猫なのだか?野良猫なのだかよくわからない。
人の少ない地区なので、飼い猫でなくともたくましく生きているのだろう・・・
20 4月

第59回活動報告 楊輝荘 その3

白雲橋の向こうには三賞亭。
これは、伊藤家の本宅にあったものを大正7年(1918年)に移築した、
楊輝荘最初の建物だそうだ。
煎茶茶室なので、炉は切っていない。
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イメージ 4
 
 
後年、敷地の一部をマンションに売却したようでそのマンションの脇の細い私道を抜け、
聴松閣や座敷と呼ばれる建物群の方へと移動するのだが、その途中にかつての
「伊藤銀行」だった時代の
社屋についていた「伊藤丸」のマークの石が
落ち葉の上にまさしく安置されていた。
明治14年(1881年)に設立され、
数々の返還を重ね、昭和16年(1941年)には
東海銀行、現在の三菱東京UFJ銀行のh前身と
なった私立銀行だったそうだ。
この石の先に、「座敷」と呼ばれる建物がある。
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イメージ 7
 
 
 
この建物も、移築したものだそうな。
近くにあった松坂屋のお屋敷を移築し、
隣接する土蔵や離れ、その他の建物などと
渡り廊下で繋がっていたそうだが、
一部の建物は市外に移築されたりしている。
ここに移築される以前は、川上貞奴女史が
住んでいたこともあったそうだが、
この地へ移築後は女子寮となっていたそうだ。
庭に繋がる遊歩道の踏み石は、
大島で椿油を採る際に使われた石臼の石。
現在、こちらは内部は非公開。
 
 
隣接する土蔵の扉の閂錠の下に
『昭和六年四月十二代目瀧本喜世松』?と読めるような文字が書かれていた。
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文字が消えかかっているのでよくわからないのだが・・・
錠前の職人さんの名前だろうか??
そして、この座敷、土蔵の向かい側に建つ「聴松閣」へ。
イメージ 10
 
現在は内部は非公開だが、英国調の書斎や
インド風の部屋、中国の部屋などがあり、
地階にはインド・イスラムの壁画室がある。
聴松閣のエントランスの前にボードがあり、
それに内部の写真などが貼ってあり
写真を見ながら説明を受ける。
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
地階には壁画室だけでなく、舞踏室もあり
エントランスの床には、地階の明かり取りを塗りこめた跡もあった。(右上)
地下は、かなりエキゾチックな感じになっているようだ。
楊輝荘に寄宿していたインド人の画家、パルク・ハリハラン氏の作だそうな。
また、アジャンタ石窟に見立てたらしい壁画や装飾を施された全長170mの
「トンネル」も平成19年(2007年)に発見された。
この聴松閣から他の建物へとつづく渡り廊下もあったのだが、
このトンネルでもう少し離れた場所にある建物へとい続いていたらしい。
敷地内の建物も空襲で消失したものがあるそうだ。
ある方が戦争中に伊藤家を訪問した帰りに空襲にあい、
この「トンネル」の中に避難した方もいらっしゃったそうだ。
その方はこの建物が数年前に公開されるようになってから、
見学にいらしてガイドさんにその思い出話を話されたとのことだ。
トンネル内には、八角ドームなどもあったそうなのだがマンション開発のために
潰されてしまったそうだ。
まだ、この聴松閣に関しては、調査・研究が途中ということもあり
今後の修復の目処がはっきりしないそうで、そのための非公開だそうだ。
数年後には、この謎のトンネルにも入れる日が来るのだろうか?
トンネルが再度、日の目を見たのがつい5年前なのでまだ時間がかかるだろう。
また、写真が増え長文になってしまったので続きは次回の更新時に・・・
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