三番
渡るも早し神田橋
錦町より小川町
乗りかえしげき須田町や
昌平橋を渡りゆく
ピンクの矢印が、神田橋。
首塚のある内務省からそのまま本郷通りを歩くはずだったが、消防庁方面から川沿いに
神田橋に戻った。
唱歌に忠実ではなかったのだが、
5分足らずの距離でもあるので 錦町河岸から帽子と鯉のオブジェの横を通り
首都高の神田橋ランプの前へ出る。
神田橋脇には、「物揚場跡」の碑がある。
江戸時代の荷揚げ場だった場所で
江戸城築城の際の建築資材を運ぶ水路の
となっていたようだ。
また、築城後も徳川家康の「江戸の町づくり」の
ための水運拠点で、神田橋は江戸城外郭門の
一つでもあったことから、数百年に渡り
戦後しばらく経つまで、空き地の状態が
続いたそうな。
錦町というと、アタシには千代田区の保健所と
男子校の正則学園しか思いつかない・・・
ビル群を抜けてそのまま小川町の交差点に。
「顔のYシャツ」のお店がある交差点で
ここで、本郷通りと靖国通りが交差している。
靖国通りの北側が神保町、そのままゆくと
九段、そして靖国神社へとつながっている。
靖国神社まで歩いても40分程度。
アタシの高校時代の通学路だった。
南側が須田町だ。
このまま本郷通りをすすむと駿河台下方面から
御茶ノ水、湯島聖堂、神田明神へ行ける。
須田町の交差点にはこの春に閉店した
フルーツパーラー万惣の建物。
耐震問題でビルの建替えが決まった。
もう、あのホットケーキは食べられない・・・
そして、昌平橋を渡る。
昌平橋の高欄は青海波。
青海波の曲線と総武線の向こうに
見える聖橋と、旧甲武鉄道(現JR)の高架
のアーチの3重の対比が美しい。
そして、4番に続くのだが長くなってしまうので、今回は3番まで・・・・・