munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2013年07月

27 7月

東京市電唱歌を歩く~第12番

第12番              イメージ 1
須田町 鍛冶町 うち通り
今川橋よ 本石町
室町すぎて 日本橋
さても 都の大通り
 
 
御成り街道をそのまま進み、
万世橋を渡るとすぐに「須田町」。
そしてその先にはJR神田駅がある。
駅を過ぎてすぐに写真右上の「鍛冶町」の丸石ビルがある。
昭和6年(1931年)竣工、山下寿郎建築事務所設計、竹中工務店施工。
非常に大きな建物であの丸石自転車の本社だった建物だ。
細部のパーツも非常に美しく見ていて飽きない建物なので、
ネットで検索するとたくさん素晴らしい写真がアップされているので
そちらをご覧いただければと思う。
 
前回の第11番の記事で
「大正6年(1914年)から太平洋戦争くらいまでは、
御成り街道沿いの外神田地区には自転車問屋が集中していた。」と書いた。
その外神田地区から近い場所にこの建物はある。
しかも同じ御成り街道沿いにあったのが、
後年になって手前にビルの別館が建ってしまい通りから少し中に入るような
感じになってしまっている。
確か以前は、縦書きの「丸石自転車」という木製看板が掲げられていた。
比較的近年だったような記憶がある。
 
                  イメージ 2
 「今川橋」はすでに川が
 暗渠となっているのでもうないが、
 左の写真のような碑を建てて
 その前に水を張り鯉を放してくださっている
 ビルがあった。
 「今川橋のあとどころ」と彫られている。
 
 
 
 
以前、サークルの東京編でも書いたのだがお菓子の今川焼きは
この「今川橋」のたもとで売られていたことにその由来する。
西日本に行くと今川焼きではなく、回転焼きとか大判焼きと呼ぶが・・・
 
    イメージ 3            
 中央通りの向い側には
 山梨中央銀行東京支店。
 昭和4年(1929年)の建物で現役だ。
 
 この裏手に本石町がある。
 本石町といえば、日銀本店。
 日銀の近くに銀行が来るのは当然だ。
 
 
 
日銀本店は過去記事を参照していただければと思う。
      ↓
 
 
 ここに記した建物で日銀以外は2つとも、市電唱歌のあとに建てられている。
 
 イメージ 4そして、「室町すぎて 日本橋」へ。
 右の写真の手前に見える「車止め」。
 昔の東京の車止めポ-ルは
 ほとんどこのデザインだったような気がする。
 そして、もう都内でも見るとこはほとんどないが 
 灰皿とゴミ箱が交差点にはあった。
 このポールとゴミ箱と灰皿は3点セットだった。
 
 ゴミ箱は緑色のプラスック。
 数年前にその懐かしいゴミ箱を見つけて
 アップしたことがあった
 その緑のプラスチックは割れてしまったのか??
 ゴミを入れる箱は大きめの空き缶を利用していたが
 外側の枠は昔のままだった。
 
 数年前にそのゴミ箱をアップしているので、過去記事をご覧いただければ
 あぁ、懐かしい!と思う方もいらっしゃるのではないだろうか??
 
        ↓
 
 
そして都の大通りを次に13番に沿って歩いた。
 
       
22 7月

初めてのお留守番

先月、鳥越祭りで帰省した時はちょうどうちの旦那は横浜に出張中だった。
そのためにアタシが外泊してしまうと猫たちだけになってしまう状況になってしまう。
東京にいた時はキャットシッターさんにお願いしていたのだが、
現在住んでいる場所には、シッターさんは1人もいない。
自宅の鍵を預けて近所の方に頼もうかとも思ったが、うちの猫たちは人見知り。
 
アタシが帰省しないと祭り半纏の手配や町内会への義理もある。
おまけに数ヶ月前から払い戻しのできない格安航空券も往路の分を購入していた。
土曜日は町内神輿渡御が終わるのが夜の9時近く。
最終の新幹線には間に合わない。
おまけに日曜は朝から千貫神輿の渡御の予定があったので土曜の晩に
自宅に戻り、また始発の新幹線で日曜に・・・という訳にはいかない。
 
以前、かなり頻繁に一緒に町歩きなどをしていたブロ友さんが同じような
複数猫飼育で同じような戸建てに住んでいるので電話で相談してみた。
彼のアドバイスで、例え1泊2日であっても万が一電車のトラブルなどで
3泊4日、4泊5日などになっても飢えることがないように
余っても良いから大量にキャットフードや水を用意すれば
1泊2日なら大丈夫とのことだったので
2階のベランダの屋根がついてる側の窓を網戸のままにして
1階の風呂場も開放し、風呂場の窓も網戸の状態にし
猫たちだけでお留守番させることにした。
 
風呂場にもたっぷり水が入った洗面器をいつくも並べ、
キャットフード3キロ入りを1袋、皿やタッパーなどにあけた。
 
猫のトイレは5つあるので、これは問題なかった。
網戸もペット用に網戸なので破られることもない。
体当たりして網戸をはずす可能性もあるので養生テープで網戸の隅を固定した。
 
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   う~たん(うどん)                虎王
 
土曜の朝早く自宅を出て、帰宅したのは日曜の夜、日付が変わろうとする頃。
キャットフードはまだ大量に残っており、水もさほど減っていなかった。
しかも、土日は涼しく過ごしやすかったそうだ。
 
イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     パチロー                       ギョロちゃん
 
4匹ともちゃんとお留守番して待っていてくれた。
すぐにそれぞれの体やトイレをチェックしてみたが、異常なかった。
43時間ほどのお留守番だったが、いつもと違う飲み水やフードでなんとなく
察してくれていたのだろうか??
 
ラッキーだった。
次の月曜からは急に気温も上がり真夏日が続いたから。
 
今回は初めてのお留守番、問題もなくなんとかうまく行ったが、
アタシの方が気が気でならなかった・・・
 
最初で最後の猫たちだけのお留守番だろう。
 
夏はアタシの外出中は1階だけエアコンをつけてある。
2階はすべての部屋の窓を網戸だけにしてあるので、万が一、
エアコンが止まっても2階の風の通りはかなり良いのでなんとかなる。
                        イメージ 5
   4人(猫)とも、たいへんよくできました。
   もう、あなたたちだけにして外泊はやらないからね。
   本当のこと言うと、大好きなキャットフード置いていくと
   絶対、一気に大量に食べてしまう人(猫)がいるから
   わざとその人(猫)があまり好きでない●イムスを 
   置いて行ったのだよ・・・・
             その人(猫)以外は、●イムス好きだし一気喰いしないから。
                          イメージ 6
 その人(猫)、小顔だからわかりにくいけど
 実はとんでもなく太ってて8キロ以上ある。
 
 イニシャルはU・・・・・
 あ!名前も炭水化物の名前だった。
           
20 7月

第68回活動報告 奈良女子大学記念館 その2

奈良女子大学を出てから興福寺へ立ち寄った。
ここは、すべてのメンバーが何度も訪れているので本当に立ち寄っただけで
ゆっくりと内部をぶらつく程度にした。イメージ 1
興福寺に関してはHPがあるので
そちらをご参照いただければと思う。
      
 
 
その後、奈良県庁の建物を外側から眺め、
ならまち方面へと歩いた。
 
イメージ 4
 
昭和40年(1965年)築。
RC造6階建、地下2階。
平成9年(1997年)と平成11年(1999年)に
改築を行っているそうな。
日曜日なので閉まっていたので仕方ない。
設計は、片山光生氏。
 
近くにある、奈良県文化会館や奈良県立美術館の設計者だ。
 
ならまちで喫茶店休憩をしてから解散する予定だったのだが、
どの店も満席。こちらの人数も多かったのかもしれない・・・
 
「飲んで~飲んで~飲まれて~飲んで♪」というあの名曲を歌われた歌手の
奥様が経営される喫茶店にようやく落ち着くことができ、
一息ついてからJRの奈良駅に向かう。
イメージ 5
 
旧JR奈良駅。
昭和9年(1934年)築。
RC造2階建。
大阪鉄道管理局工務課が設計。
大林組が施工。
平成16年(2004年)に曳家で
現在の駅のすぐ横に移動している。
今は観光案内所が使用している。
イメージ 6
イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
隣接する現在のJR奈良駅は新しく建て変わっていて、
「天平カラー」のカーテンウォールや格天井。
柱もこの右の写真ではよく見えないだろうが、「斗(ます)」のような組物で
支えられた柱になっているのがわかる。
 
更に駅のホームからも、同様の「斗のついた柱」が見えた。
イメージ 2
 
新しい駅舎の方は
平城遷都1300年の年、
平成22年(2010年)に
JRの設計、川崎清氏の監修で
建てられている。
川崎氏といえば、
京都の「みやこせっせ」。
あの建物も、平安遷都1200年に
記念事業として建てられている。
 
 
イメージ 3
じっくりと駅を見れば、まだまだいろいろな
天平っぽいというか、奈良らしい細工が
あちこちに施されているのかもしれない。
 
訪れるたびに一つづつ、ゆっくりそれを
探すのもまた楽しからずや・・・
 
そして、帰途についた。
 
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