munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2013年08月

27 8月

第69回活動報告 青春18切符の旅 湯浅 その2

深専寺の前を通り少し行くと「旧湯浅信用金庫」の建物があった。
イメージ 1
昭和12年(1937年)築のRC造。
窓のガラスにもステンドガラスがあるのだが、
現在は普通の住宅なのでさらっと見る程度で流す。
         イメージ 8
湯浅といえば、醤油。
醤油の甕の形の標示に
「湯浅伝建地区」とあった。
 
「甚風呂」と言う名の民俗資料館に入った。
イメージ 9イメージ 10
 
 
 
 
 
 
イメージ 11
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 12かつて「戎湯」という銭湯だったそうな。
内部には当時の風呂桶や入浴券なども
展示されている。
鋳物製の風呂桶には銭湯の屋号と桶の底に
「逆さくらげ」の温泉マークが彫ってあった。
希望者は番台に座ってみるということも可能だ。
 
 
銭湯の裏手のボイラーなども残っており、2階には昔の脱穀機や木製看板などが
展示してあるのでここだけでかなり楽しめた。
そのあと、ガイドさんに連れられて行ったのは創業400年以上の「玉井醤本舗」。
イメージ 13イメージ 3イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
写真左端の店舗は
築200年以上だそうな。
 
 
大阪屋三右衛門「玉井醤」では金山寺味噌を数十グラム単位で購入できる。
注文すると、とっても素敵なおばぁ様が彼女の体よりも大きな樽の中から、
醤をすくって包んでくださる。 ご飯に乗せていただくと美味しい。
 
次に伺ったのは「角長」。
こちらの店はマスコミにも頻繁に登場するそうなのでご存知の方も多いだろう。
イメージ 4江戸時代の仕込み蔵などがそのまま
引き継がれて現在でも使用されている。
こちらはHPがあるので、
写真や説明はHPをご覧いただければと思う。
 
 
他にも醤油屋さんや麴屋さんなどもあり、昔風の木製看板などを見ながら
町歩きをしているとあちらこちらの軒先に有田みかんがビニール袋に
いっぱい入って信じられない安価な値段で販売されていた。
100円とか200円で袋いっぱいの有田みかんだったので、思わず2袋購入。
そのどれもが甘く、ハズレというのが1つもなかった。
こんなことなら、もっとたくさん買って帰ればよかったと帰宅してから後悔したが、
大きめのレジ袋いっぱいのみかんを2袋買って帰るだけでも重たい。
次回から箱で買って自宅に発送した方が良いだろう。
みかんを持って5時間以上も電車に乗ることを考えたら、送り賃など安いものだ。
伝建地区を抜けたあたりでガイドさんとお別れをし、駅に向かったが、
メンバーの1人が昔の花街だったもう1ヶ所の地区を知っているというので
ついでに行ってみたのだが、人は誰も住んでおらず、
ただ朽ち果てる寸前の建物群だけが残されているだけだった。
イメージ 5イメージ 6
 
もう暗くなりかけていたので
写真もピンぼけだったり、
全体的に暗いのだが、
加工して明るさなどを修正せずに
不鮮明な画像を載せている。
イメージ 7
 昭和初期にできた地区らしいが、   
 もうじき消えてしまうであろうこの場所は
  このまま朽ちた方が良いようにも思え
 鮮明な画像は自分のPCの中だけに
 保存する方が良いように思えたからだ。
日没もせまり、暗くもなってきていたのであわてて駅に向かい帰途についた。
22 8月

普通の郵便受け箱みたいなポスト

イメージ 1岡山の日生にあった「パッと見、大きめの郵便受け箱」としか思えないようなポスト。                                                 
 
宿場町や修景と呼ばれるような統一された
町並みのある場所に行くとわざと昔の目安箱風の
デザインの郵便ポストが多いのだが、
狭い道のせいか?民家の壁にひっかけてあるように
設置されたこのポストは狭い道にある故、
必然的にこのサイズ、デザインになったのだろう。
 
 
21 8月

犬様 in 龍野

 イメージ 1                  
 
 あるお宅の車庫で、繋がれてらした犬様。
 吼えるわけでもなく、こちらを見てらっしゃった。
 
 すぐ目の面で写真を撮らせていただいたが、
 吼えずに、そのままの体勢を崩すことなく
 立ち去るアタシを見送ってくださった。
 
19 8月

亀甲文様の戸袋

大阪で見つけたおめでたい亀甲文様の戸袋。
 
イメージ 1
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
見方によっては、「ただの六角形」にしか
見えないかもしれないが、
アタシの目には「亀甲」にしか見えない。
 
イメージ 3
 
どうせ家や戸袋を飾るのであれば、縁起の良い物を使うに決まっているからだ。
 
飾りなどいらないのであれば、無地でよい。
 
六角形のデザインを使うというよりは、やはり縁起の良い亀甲になるだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
13 8月

第69回 青春18切符の旅 湯浅 その1

青春18切符のシーズンは極力遠出することにしている。
アタシの場合は神戸あたりに出かける程度でも、
青春18切符だとちょっとしたランチ代が浮くのだが、
サークルメンバーの大半は京阪神在住なのでこの素敵な切符を
使う機会になかなか恵まれないからだ。
かなり以前のことだが、この時も和歌山県の湯浅町に出かけた。
事前に依頼しておいたガイドさんとの待ち合わせ時間まで余裕があったので
先にみんなで徘徊をして時間調整をした。
メンバーの1人が湯浅に詳しく、彼のお勧めの銭湯を見に行く。
イメージ 1
「布袋湯」という、煉瓦塀に囲まれた銭湯。
かかっている暖簾はお馴染みの牛乳石鹸。
 
昭和50年代に発売されていた
シャワランというシャンプーの暖簾だ。
 
「和歌山社会経済研究所」のHPに
この「布袋湯」の取材記事が載っている。
 
詳しいことが書かれているので、そちらをご一読いただけるとありがたい。
         ↓
 
☆尚、現在「和歌山社会経済研究所にはURLの掲載の許可依頼中だが、
 万が一、掲載不可の返事が来た場合は上記URLと社名は削除するので
 ご理解いただければと思う。
 (ブログ更新前に依頼すればよかったのだが忘れてしまっていた・・・)
 
イメージ 8
イメージ 7
 
某設計事務所。
建物の仔細は
わからなかったが、
「院医●●」と
右書きの石板が
残されていた。
木造2階建。
 
ガイドさんとの待ち合わせ時間なので湯浅駅へと向かう。
イメージ 9
 
 
昭和2年(1927年)に建てられた駅舎を
改修し現在でも使用している。
 
駅前でガイドさんと落ち合い、
伝建地区(伝統的建造物保存地区)の
資料をいただき町の案内をしていただく。    
 
ガイドさんによると全国の湯浅姓は、この湯浅がルーツだそうな。
町を歩きながら地形的なことなどもいろいろ教えていただきながら
イメージ 2紀伊国屋文左衛門の若かりし頃に
嵐の中、みかん船を漕ぎ出す姿の像の前で
文左衛門が湯浅の出身と言われていることや
かの有名なみかん船の話、そして、
幼名が文平だったので、この像は「文平像」と
呼ぶのだというお話を伺った。
ガイドさんが着用してらっしゃる上着の背には
醤油壷の絵が描いてある。
イメージ 3
 
かつての花街だった地区。
少し窪地になっているために窪地に由来した名前が
地区についているそうな。
 
この花街だった地区を抜け、道町(どうまち)。
昔の熊野街道だった場所にあり、
呉服と人形の「赤のれん」は明治時代の旅籠だった建物。
イメージ 4赤い暖簾にも
見える赤い
テントで囲ってある。
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
昭和初期に建てられた銅版の建物。
かつては駄菓子屋さんと理髪店が
使っていたそうだで、かなり大きな建物。
イメージ 6
理髪店も営業されてらっしゃらないような
感じに見えた。
角地には、立石道標があり、
右は紀三井寺、左は伊勢、高野への
参詣道を平仮名で示してあった。
 
天保9年(1838年)に建立された
道標だそうな。
 
道町を通り、更にあちこち立ち寄りながら伝建地区へと向かうのだが、
写真が多くなてきたので続きは次回に・・・
 
最新コメント
メッセージ

名前
本文
読者登録
LINE読者登録QRコード
ギャラリー
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • 猫様 in  電話ボックス
  • シンクロっぽいダンメン
  • 鏝絵の電話ボックス
  • 鏝絵の電話ボックス
  • 逆さまの「あ」
アーカイブ
  • ライブドアブログ