munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2014年03月

26 3月

無用扉

イメージ 2イメージ 1横浜某所の無用ドア。
 
2階の扉を開けても
部屋も階段もない。
 
鉢植えがあるだけ。
 
扉には雨除けの庇も
つけられている。
 
鉢植えに水をあげるために使われている扉のようだ。
水やり専用のドアまで設けてもらって、なんと幸せな鉢植えなのだろう・・・
 
 
 
 
むにゅの路上観察・・・・・・・その174
22 3月

犬様 in 岡山某所

岡山県内の山の中を車で移動中に犬様の姿を発見したので
車を停めて降りてみた。
イメージ 1
イメージ 2イメージ 3
 
最初は捨てられた犬様なのかと思ったが
誰かに飼われているようだ。
車から降りるとすぐに尻尾を振って寄ってきた。
 
犬様は2匹いらっしゃった。
 
周辺に民家は全くない。
どこかの工事現場の飯場らしき建物が1つあるだけ。
だが人の気配はない。
 
毛づやもよく、痩せてもいない。
 
あとで、付近の山で聞いてみたら、無人と思われたその飯場には
1人だけ管理人のような方がいらっしゃって犬様2匹と猫様1匹と暮らして
いらっしゃるとのことだった。
ものすごくおとなくして、人懐っこい犬様たちだった。
滅多に外部から車が入ってくることもなく、人も住んでいないような地区なので
放し飼いなのだろう。
むしろ放しておかないと、山には野生動物がたくさんいるので管理人さんも
おちおちゆっくりと暮らせないだろう。
この山の中なら交通事故の心配もない。
逆に狩猟の流れ玉に当る方のが確率は高いが、
猟の時は猟犬の声や銃声が響くので大丈夫かもしれない。
この建物のすぐ近所までしか散歩しないような感じもしたし・・・
ものすごく人懐っこくてかわいい犬様たちだった。
飼い主さんがいらっしゃってよかった、これだけ懐っこくておとなしい犬様たちなので
もし捨て犬だったら車に乗せて連れて帰ってきてしまったかもしれない・・・・
12 3月

第73回 活動報告 富田林 その2(猫様編)

杉山家を出てガイドさんに案内されて見晴らしの良い展望広場へ移動する途中、
あるお宅の庭先で猫様の談話中に遭遇した。
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メンバーたちが立ち止まってカメラを向けている間にガイドさんはずんずん歩く。
あわてて後から追いかけて展望広場に着くと、しばらくして小さい方の猫様が
広場周辺を1人で走り回っている。
もう、こうなると展望広場からの景色よりも猫様にしか目が行かないメンバーたち。
その小さめの猫様の姿が見えなくなった頃、広場のすぐ前にある古い町家を
利用したギャラリーがあるので入ってみることにした。
イメージ 3玄関脇には愛らしいお地蔵様と美しい花、水道の上には
招き猫も置いてある。
「じないまち町家楽茶&ギャラリー」
茶道関連のギャラリーとでも言えば良いのだろうか??
否、ギャラリーと言うよりは茶道を愉しむサロンのような
場所と呼ぶ方がふさわしいような感じだ。
野点用のお道具が入る更紗のバッグや
普段の生活の中の素敵な物を茶道でも取り入れて
茶道というよりは、お茶を楽しむためのサロン。
だから、楽茶なのだろう。
アタシのサークルは何故か茶道経験者が多いので、お道具バッグなどに
食いつくように興味深々。
値段も安いので買おうかと思ったが好みの柄のバッグが売り切れで断念。
そして、この楽茶サロンであの小さめの猫様に遭遇した。
イメージ 4イメージ 5
特徴のある首輪を
つけていたので、
談話中だった猫様と
同じということが判明。
 
広場の前を疾走していたのもこの猫様だった。
 
お名前は「いちごちゃん」。
一期一会の「一期ちゃん」だ。
いちごちゃんが椅子に座っているのを発見した途端、
お茶のお道具から一斉に興味が「一期ちゃん」に移る。
 
ここからは、もう「一期ちゃん大撮影大会」となり、「一期ちゃん触りまくり大会」へ。
ご店主の方も最初はお茶のお話をされてらっしゃったのだが、
メンバーたちと「一期ちゃんを囲む会」のような感じで猫談義となってしまっていた。
かなり人慣れしている猫様なので、大勢でわいわいカメラを向けられたり
触ったりされても動じないのでよかった。
 
「一期ちゃん大会」となってからは、もうガイドさんの出る幕はなく
かえって取り残されたような気まずい思いをさせてしまったかもしれないが
猫好きなガイドさんだったら間違いなく大会に参加されていただろう。
 
このサロンの閉店時間も迫ってきていたが、ご店主さんのご好意で
かなり長居をさせていただいてしまった。   イメージ 6
 
右の写真のような素敵なお部屋で茶道体験もできるそうな。
関西風の箱火鉢と昔の建物の引き戸にガラスを乗せて
作ったテーブル席で椅子に座ったお点前になるそうだ。
 
この独自のスタイルのお点前もご店主自らが考えられた
とのことで、このお店をもっと早く知っていれば
事前に申しこみなどをして、お点前を頂戴させて
いただけたのだが・・・
 
結局、茶道の話は少しでほとんどが一期ちゃんの話で
終わってしまったのだが、あの時でなければ一期ちゃんの話で盛り上がることもなかっただろうか。
名前の通りの猫様であった。
 
ここを出てガイドさんは帰宅時間となり、アタシたちも駅に向かうことにした。
その途中、板金屋さんのお宅にあったすばらしい雨樋を発見する。
 
イメージ 7「宝船」だ。
あと何十年かすると緑青色になるだろう。
できた当初は銅(アカガネ)色だったはず。
日本の建築板金の技術はすごい。
縁起の良い宝船を見たあと、
喫茶店で軽食をとりそれぞれの帰路についたのだが、後半は猫様中心だったような
気がしなくもない。
 
それが証拠に猫様の写真ばかりで建物の写真がないに等しい。
まぁ、それもまた楽しからずや・・・
 
5 3月

電防とガス探知管の蓋(セントラルヒーティング用??)

イメージ 1都内の古い建物のオーナーに話を伺うべく
歩いていた時に見つけたハンドホールの蓋。
 
「ガス探知管」と書いてあった。
ガスの探知に使う物なのだが、
普通の都市ガスなどの検知管ではないと思う。
 
 
実は、あるビルの敷地内で見つけたのだがすぐ近くには「油槽」の蓋と
「電防」の蓋もあった。
「電防」とは、電気防食。
いろいろな電気防食のタイプがあるが簡単に言うと、
土の中にある地下タンクや配管などの腐食を防食電流を流し防ぐ方法。
イメージ 2イメージ 3
 
そのための
電極が埋め込まれているのか?
 
 
 
 
 
地下油槽のタンクや配管の腐食を防ぐための「電防」。
そして油槽などで発生するガスを探知するための「ガス探知管」。
 
これらの蓋があった建物は昭和45年(1970年)の初めに竣工されている。
その建物が建つ以前、ガソリンスタンドではなかったか??
調べてみたが、違っていた。
 
このガス探知管の研究が盛んになり、様々な種類も増えだしたのが
昭和35年(1960年)以降のこと。
 
地下に油槽があるということで考えられるのは
「セントラルヒーティング」ではなかろうか?
鉄筋鉄骨地上10階建て、地下3階の45年以上前の豪華 ビルヂングだ。
耐震補強もしてあり、今でも頑丈な建物だ。
 
そのビルの建設は昭和44年(1969年)以前になるので、
当時のセントラルヒーティングは重油を燃料とした旧式のものではなかったか?
 
油槽、電防、ガス探知管・・・この3つの蓋から推測するとそうなってくる。
問い合わせしてみたが、昔のことはよくわからないとのこと。
ただ、今の建物の所有者が日本でも有数の非常に大きな会社なので
知っていても答えられないこともあるだろう。
現在のそのビルは同じセントラルヒーティングでも、すべてエアコンとなっている。
 
油槽の蓋は過去記事にアップした記事の画像の物と一緒なので
過去記事のURLを載せておくことにする。
(過去記事の1枚目と同じ蓋がこのビルの敷地内にもあった。)
 
油槽の蓋の過去記事
  ↓
 
 
2 3月

大阪倶楽部 その1

大正13年(1924年)築。
安井武雄氏設計・大林組施工の美しい建物だ。
イメージ 1
RC4階建、地下1階、屋根は洋瓦葺き。
大正3年(1914年)に最初の倶楽部の
建物が竣工した時に決まった「大阪」のOと
「倶楽部」のCを組み合わせた徽章が
玄関入り口の上に掲げられている。
(写真左下)
この建物は二代目の建物になる。
 
イメージ 2
明治期に東京では欧米にならって社交倶楽部が
次々と設立され、大阪でも大正元年(1912年)に
この大阪倶楽部が作られたそうだ。
レディファーストの欧米においても
社交倶楽部という場所は紳士だけの場所であり
女性がすべてのスペースを利用したり
立ち入ることはできない。
そして、ここも同様だ。
イメージ 3イメージ 4イメージ 5外壁は
瀬戸焼の
伊奈製陶製だそうな。
 
 
玄関入るとすぐに市松模様の
大理石床と泉盤の天邪鬼が
出迎えてくれる。イメージ 6
          
今でも、天邪鬼の口から水が少しだが出ている。
目玉の部分は翡翠。
 
建築当初からかなり豪華な調度品が揃っていたのだが、
敗戦後のGHQの接収が昭和26年(1951年)まで続き
返還された時には、家具、調度品、照明は無くなっているかボロボロにされてしまっているかの状態で、
天邪鬼の目玉の翡翠も消えてしまっていたそうだ。
 
倶楽部会員さんたちの寄付で昭和28年(1953年)にはかつての会館と同じような
美しさを取り戻すことができたとのことだ。
こちらの倶楽部の会員さんを伺うとすごい方々ばかりだ。
やはり、紳士はこういう時につべこべ言わずに出すものは出すのだろう。
倶楽部会員同士この会館の中でいろいろな趣味のサークル活動のようなものに
参加したり、または会話を愉しみながら情報交換も行ったのだろう。
そして、それは今現在でも続いているのだ。
ここだけでなく、日本各地にまだこういう場所があるということを忘れてはいけない。
 
イメージ 7イメージ 8
だいぶ大雑把に言うと、
梁の補強部分が「ハンチ」。
 
そしてこの建物には
美しいデザインのハンチが
使われている部屋が多い。
イメージ 9
 
  
イメージ 10
 
 
 
ハンチだけでなく、
梁にも装飾模様が
施してあるのは
言うまでもなく、
尚且、美しい。
 
 
極力、写真を小さくして少ない枚数にしたはずなのだが、
またしても写真が増えてしまったので残りは次回に・・・
 
 
 
 
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