munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2014年06月

28 6月

千成温泉の暖簾

大阪の千成温泉の暖簾。
帆かけ船、朝顔、梅、波、鶴、小花、山などの細かい和柄が散らしてある。
牛乳石鹸から2013年に配布された暖簾だ。
イメージ 1イメージ 2

18 6月

東京市電唱歌を歩く~第14番

第14番
京橋渡れば更に又    光まばゆき銀座街
道には煉瓦を敷き並べ  並木の柳 風涼し
イメージ 1
通3丁目から京橋方面に歩く。
すでに明治の頃の建物などは微塵もない。
横目に川崎定徳日本橋本社ビルを見ながら進む。
川崎定徳ビルというよりは、三菱UFJ信託銀行の建物と
言った方がわかりやすいかもしれない。(写真左)
平成元年(1989年)築。
坂倉建築研究所(株)・坂倉インターナショナル・三菱地所の設計で、施工は清水建設・戸田建設・西松建設・
ナカノコーコレーションだ。
地上8階、地階1階建の美しいビルで昭和2年(1927年)に建てられた建物の
1部を「部分保存」という形で新しい建物に嵌め込んだのだそうな。 

川崎定徳(株)   →   http://www.kawasakiteitoku.co.jp/tate.htm  

坂倉建築研究所 →  http://www.sakakura.co.jp/info/works/office/page/2/

川崎定徳(株)は昔の川崎銀行なのだが、ご本家のHPをご参照あれ。
また、設計した坂倉建築研究所のHPのURLの頁をクリックしてスクロールすると
この美しい建物の内部なども写真が載っている。
近頃の建築も非常に美しいのがよくわかるし、どうやったらこんなに素敵な
デザインが思いつくのだろうかと考え込んでしまうほどだ。
外観よりも内部の空間の造りはHPを拝見するとため息が出る。
イメージ 2工事中の明治屋ビルを過ぎ京橋の手前左に
相互館110タワーが見える。
平成24年(2012年)にできたビルで
地上12階地下3階屋上1階建だ。
設計・施工ともに清水建設。
三代目のビルで初代の建物によく似ている。
初代の建物は、大正10年(1921年)に
辰野金吾氏と葛西萬司氏の設計、
施工は今と同じ清水建設だった。
個人的には二代目の建物の方が馴染みは深かった。
イメージ 3イメージ 4初代の建物の写真は
日本建築学会のデータベースに載っているのだが、
有償貸し出しの画像なので
閲覧はできるがURLなどを
載せるわけにはいかないので
興味ある方は検索を・・・
清水建設のHPにはアタシの撮った写真よりももっと美しい
写真が載っているのでそちらをご覧いただければと思う。
http://www.shimz.co.jp/tw/pr/1208index.html
イメージ 5
そしてここを通りすぎるとすぐ京橋を渡る。
(写真はかなり以前に当ブログでもアップした画像)

過去記事だが、「銀座1丁目交番」というのを
建物の書庫でアップしているので
そちらを読んでいただければ、
京橋に関しての記述がある。 

http://blogs.yahoo.co.jp/munyuchan2002/39884930.html

イメージ 6イメージ 7ちょうどここを歩いた時は
日枝神社の山王まつりの時で御仮屋を設営しているところだったので、声をかけてから撮影させていただいた。

イメージ 8イメージ 9この日枝神社に関しては
ブログ仲間の
眼とろん星人スジャータさんが
実に素晴らしい考察記事を
書いていらっしゃるので、
紹介させていただくことにする。(本当にすばらしい記事だ)

http://blogs.yahoo.co.jp/metoronjr7/54978445.html


そして京橋から銀座に入ると確かに「光まばゆき銀座街」が目に前にあった。
イメージ 10銀座から京橋方面を振り返って撮った。
右側に写っている大きなビルはこの秋完成予定。
その名も「KIRARITO GINZA」だそうな。
光輝くような商業施設にとの願いをこめての
命名だとのこと。
浅井謙建築研究所(株)設計で鹿島建設の施工。
地上12階、地下3階建の建物だ。

イメージ 11イメージ 12「KIRARITO GINZA」
まるでこの市電唱歌を
知っていたのだろうか?
京橋渡れば更に又
光まばゆき銀座街との
歌詞にぴったりの名前の
建物だった。

この秋に完成したら、それこそ照明で光まばゆいだろう・・・

イメージ 13そして、並木の柳 風 涼し の柳は残念なことに現在は
市電が通ったであろう道には植えられておらず、
この道と交差している横に走っている小さな通りに
植えられている。
その本数は決して少なくはない。
写真は銀座というよりは新橋寄りギリギリにある
天ぷら天国(てんくに)の横の御門通りの柳だ。



そして第15番の歌詞の沿って再び豪雨の中を歩く・・・






17 6月

第74回活動報告 宇陀松山 その2

イメージ 1イメージ 2薬の館の建物も細部に渡る、様々な意匠があちこちに見られた。
襖の引き手。
鶴の釘隠し。

イメージ 3「持ち送り」部分にも火除けの「猪目」。
この町は「松山千軒」と言われただけあって、
建物も密集しているので、この「猪目」の火除け模様は
雨どいなどにも施されている建物も多く見られた。

ハートのマークは「猪の目」模様で、猪=亥。
亥は、五行では水気。
陰陽では陰にあたるので、火除けと言われているのだと思う。

薬の館のあとに森野旧薬草園に行く。イメージ 4
右の写真の裏手にちょっとした小山がある。
森野賽郭氏が江戸時代中期に開園した薬草園。
もともとは、吉野本葛本舗で名を馳せたそうで
その後、薬草などにも造詣の深い11代目が
薬草園を造り幕府に献上を始めたそうな。
イメージ 5
まだその時(8代将軍吉宗の時代)に下付されて
ここに残っていた。
その昔、唐の薬草として下付されたそうだ。
(テンダイウヤク、ナンキンハゼ、カンゾウ、
ニンジンボク、ニッケイ、サンシュユ)
今でもよく耳にする薬草の名前もある。 
こんな昔から薬草として使われているのがすごいことだと思う。
現代でも通用する薬草を先人たちは大昔から活用していたのだ。
イメージ 6イメージ 7小山の上からは下の
吉野葛の「晒し場」が
見える。
採集された葛を
「晒し場」で地下水で
精製するそうな。
地下水で攪拌、自然沈殿、排水、加水を何度も繰り替えし精製するのだそうだ。
寒ざらし、吉野さらしといわれているそうな。
不純物が取り除かれて最後に残った葛でんぷんを自然乾燥させて吉野葛。
12月から3月の間に採集し、晒し、乾燥。
手間もかかるが、だからこそ美味しいのだろう。
小山の上には賽郭夫妻と下僕だった方の木像のある祠もあった。
赤い暖簾がかかった右上写真の店舗では、もちろん吉野本葛や
現代風にアレンジしたいろいろなフレーバーの葛のお菓子も販売している。

森野旧薬草園を出て駐車場に戻る途中にも美しい佇まいの建物が続く。
イメージ 8イメージ 9イメージ 10






一番右の建物は明治36年(1903年)に建てられた町役場の建物で
現在は福祉会館として使われているそうだ。
イメージ 11イメージ 12元郵便局だった
建物で〒マークが
残っている建物も
残っていた。


ファザード部分もきれいに塗り替えてある。
この町は商業地区として栄えただけに歩いていてとても楽しい。
虫籠窓にしても、瓦にしてもそれぞれに工夫を凝らしてあるからだ。
イメージ 13イメージ 14イメージ 15






イメージ 16イメージ 17イメージ 18







イメージ 19イメージ 20イメージ 21








葛だと、賽、森、草、などとそれがどこにあった瓦かすぐわかるようなものから、
モルタルで造られた大と書かれた瓦、新しい枠で囲んだ虫籠窓。
この町は細部まで凝っていて上を見たり、下を見たりと嬉しくなるくらい忙しい。
イメージ 22イメージ 23この町の銘菓の
「きみごろも」。
卵の黄身をふんだんに使ったスフレのような
お菓子だ。
バラ売りで数個買った。

最初1つ購入し、その場で食べてみたのだがおいしいので追加で購入した。
なんとなく、南蛮渡来のお菓子のような感じだったので
お薄と一緒にいただくつもりが何故か、帰宅後に荷物の整理をしながら一気に
食べてしまった。
イメージ 24イメージ 25
そして、久保酒造に最後に立ち寄り
「初霞」というお酒で造った酒ゼリーを購入。
お酒は持って帰るのが重たいので
日本酒ゼリーにしたが、
こちらは冷蔵庫で冷やした物と常温のままの物と両方試してみた。
もしかしたら常温の方が日本酒の香りが良いかもしれない。
もちろん、冷やしたゼリーもとてもおいしい。

目いっぱい、ガイドさんに案内していただいた。
この宇陀松山でも良いガイドさんに恵まれたと思う。
ただ、「歴史がある」とか「古い」だけを連発するガイドさんも多いのだが、
この町のガイドさんはかなり細かいことまで教えてくださり、
全体的な歴史的背景と併せての説明だったのでとてもわかりやすかった。
ガイド中に町の中で声を掛けられていらしたが、「先生」と呼ばれていたので
学校の先生でもされてらしたのだろうか??
とにかく、ガイドさんには感謝だ。
そして、車2台10人で奈良県のメンバーお勧めのカフェに立ち寄り
お茶をして帰った。

12 6月

猫たちだけのお留守番

昨年の6月、鳥越祭りに帰省するために猫たちだけでお留守番をさせた。
その時は4匹だけのお留守番だった。
もう、猫たちだけにはさせまいと思いつつもこの5月から6月にかけて3回も
お留守番をさせてしまった・・・(反省)
5月は三社祭りで帰省。
また5月末には東京から友人がこちらに遊びに来て、
自宅に泊まってもらうことも考えたのだが移動するのに不便ということもあり、
結局、隣の駅前のビジネスホテルに一緒に宿泊。
そして、先週末は鳥越祭りでの帰省。
5月はまだ、昼間の気温もたいして上がらないし湿度も低いので
ある程度は安心だったのだが、6月が不安だった。
昨年同様、2階のベランダ側の部屋の窓を網戸だけにして、
且つ、網戸も安全ロックしたあと、養生テープで固定。
1階は風呂場の窓を網戸だけにし同じようにテープで開かないようにした。
風呂場には水を洗面器に3杯用意し、ご飯を食べる場所には2キロちょっと
ドライフードをたっぷり入れて、水の器も数箇所置いた。
念のために2階にも水を2つ。
イメージ 1一番、しっかりしていそうな虎王に
留守中のことをよろしくと頼む。
この虎王は臆病なのだが、
目新しい環境にも比較的すぐに
慣れるし、いつもと違う食事の
準備などから、アタシの不在を
察してくれるような気がする・・・

昨年の初めてのお留守番のときも
虎王が責任者に任命された。

虎王(とらおう)

虎王はキャットフードの一気食いはしないのだが、他の2匹がそれをやる・・・
イメージ 2イメージ 3 左が ギョロちゃん、右が パチロー

この2人(2匹)が食の鬼のごとく食べる。

だが、与えていったキャットフードは帰宅後もまだ残っていたので、
虎王も、ちゃんと食べられることができたと思う。
昨年は、もっとすごい食の鬼のような猫がいたので3キロのキャットフードを
置いていった。
今年は3匹、しかも6歳なので2キロでも4日くらいかかって完食。
3回とも3匹だけでお留守番できた。
どうも、全員、食事とトイレ以外は窓を網戸にしている2階にずっといたようだ。
2階が大好きな猫たちなのだ。
昨年末に死んだうどんのう~たんは、常にアタシのそばにいるので
あの猫だけは2階に固執せずに1階やケージの中にいたのだが・・・・
イメージ 4
今ではオリジナルメンバーの
3匹だけになってしまったが、
心臓の悪いギョロちゃんは
死んだ「うどん」が苦手だったので
今ではパワー全開で暴れまくる。

パチローも虎王も完全に下僕状態。う~たんが死んでからは
ギョロちゃんが王様に君臨。

                       うどん(う~たん)→もういないけど・・・                                                   
しかも、ギョロちゃんは普通にとぼけた振りをしていたずらをする。
ギョロちゃんを叱るときや牽制するときの決め台詞はただ1つ。
「うどんを呼ぶよ!う~~~うどん~~~!う~た~ん!」
呼べば、必ず飛んでくる猫だったから、アタシのうどんを呼ぶ声を聞くと
本当にギョロちゃんはギクっとする。
後ろを振り向き、うどんが来ないのがわかると憮然とする。
だから、念のために出かける前に
「出かけている間悪いことすると、う~が来るよ」とギョロちゃんに話しておいた。

そのせいか??帰宅後の家の中は無事だった。

もう、これからは暑くなるので秋までは猫たちだけのお留守番はさせられない。
いくらエアコンをつけて外出しても、落雷などで停電になったらエアコンが止まる。
2階の窓を網戸にしていても、真夏は猫の熱中症が怖い。

極力、これからの季節は長時間にならぬように心がけたい。
2階は夕立になったら雨が吹き込むので1ヶ所だけしか窓を開けられないが
1階のすべての窓を網戸にしてでかける方がよいかもしれない。
それか、逆に2階をエアコン。
1階は網戸だけにしてすべて開放状態でご近所に頼んで外出するかだ。
幸い、家が建っている場所が防犯的にはかなり良い場所なのでそれも可能だ。   
恐らく、冬場にあと2回くらいお留守番を頼めばもう猫たちだけのお留守番は
来年からはしなくてもすむだろう。

イメージ 5  今年もお留守番、大変よくできました!
猫は涼しい場所を見つけるのがうまいというが、
何故かうちの猫は2階の猫部屋を死守するかの如く
なにかの使命に燃えていて1階に降りてこない。
2階が40度近くなれば、1階に降りるのだが・・・
いったい、なんの使命なのだろう??





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