munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2015年09月

26 9月

きんせ(金清)カフェ

京都の島原にある「きんせ旅館」のカフェ。
この建物の前は何度も通っていたが、ずっと旅館だと思い込んで居た為
カフェが出来ていて利用できるとは全く知らなかった。イメージ 1
数年前にやっとカフェとして利用できることを知った。

約250年前の揚屋建築だそうな。
すぐ近くには輪違屋や角屋もある。
                             イメージ 2
玄関の引き戸を開けるとタイルが敷かれた
小ホール風のスペースがあり、
そこが珈琲豆の焙煎場所となっており

イメージ 3その奥でステンドグラスと鹿の置物が
出迎えてくれている。

床のタイルは泰山タイルだろうか?
                        店内はあまり明るくない為、画像を加工して少し見やすくはしているが・・・
イメージ 4イメージ 5イメージ 6






イメージ 7鳳凰、牡丹、鶴、燕、菊、薔薇、
チューリップなどのステンドグラスが
ふんだんに使われており、離れたところにある
洗面所の床のタイルも素敵だ。
店内のあちらこちらに猫のポスターや雑貨が
置かれており、ご店主さんは猫好きのようだ。

イメージ 8イメージ 9イメージ 10左の真ん中の
画像には、昔の
屋号であろう
「金清」と書かれた温度計が
窓の横に写っている。

部屋の向こうには更に小部屋が続く・・・と言った感じの造りになっている。
このお店は何回伺っても、昔の照明のままなのでうまい具合に
写真が撮れない上に広角レンズでないと収まらない。
とにかく、鳳凰のステンドグラスの下の扉をくぐると
格天井のお部屋とそれに繋がっている隣室が一気に視界に
飛び込んでくるので、それをすべてカメラで撮って記憶に残そうとしても
アタシの撮影技術では到底無理なようだ。
画質は荒れてしまったが、かなり輝度を上げて見やすいように加工し
無理に画像のサイズも小さくしてアップしている。
お天気の日でも、室内に陽光が降り注ぐことはないので結構暗いが
落ち着くことこの上なしだ。
珈琲代だけで、これだけの室内を好きなだけ拝見させていただいけるのは誠に有難いことだと思う。
正直、あまり人様には教えたくないお店の1つだ。
旅館営業もされていらっしゃるので、宿泊も可能だそうな。
カフェは1階部分での営業だ。
何回伺っても、まともな写真を撮れたことが一度もないお店なので
もう写真は撮らずにこの目に焼き付けて雰囲気を愉しむだけにしようと
心に誓っている。



カフェきんせ
  ↓

http://www.kinse-kyoto.com/


                                                  

23 9月

赤猫の白

7月の終わりに知り合いの飲食店のマスターから1通のメールが来た。
三毛猫の野良猫が車に轢かれて死んでいたのだが、
まだ生後1ヶ月に満たない子猫がいると・・・
この飲食店のオーナーはメールの数週間前に迷い込んだ子猫を
引き取ったばかりですでに10匹の猫と暮らしているので手一杯。
メールの返信を躊躇していたら、マスターの奥様からの電話。
母猫が死んだのは3日くらい前なので、その間何も食べていないらしく
かなり弱っているのだが、先ほど保護して食事を与えたのだが
我が家で飼ってもらえないだろうか?という電話だった。
メールや電話をもらった時はダンナとアタシの友人と3人で外食中。
奇しくも、2年前に死んだ「うどん」の名前をダンナの友人と3人で
考え、そして決めたファミレスにいた時だった。
電話をとった時に迷わず「いいよ、うちで面倒見るわ」と即答していた。
ダンナも友人も反対しなかった。

その晩はマスター夫婦が預かり、翌朝、友人と引き取りに行った。
「かなり弱っているんや・・・夕べはご飯も食べたんやけど・・・」と言われ
受け取った子猫は骨ばっててぐったりしていた。
前日の晩のうちに動物病院の予約を入れていたので、
友人の運転ですぐに病院に連れて行き、まずは健康チェック。
写真で見ると結構大きく見えるのだが、
イメージ 1体重は460グラムだった。
自宅の冷蔵庫の鶏肉よりも軽い。
耳がやたらと大きい子猫だ。
奇跡的にノミも耳ダニもいなかった。
検便でも陰性だったが、血便が出ている。
検便に引っかからないというだけで
コクジジウムの可能性はないのだろうか?
病院長に聞いてみたら、可能性は高いと。
自宅で他の猫たちに会わせる前に
駆虫しないといけない思い、
バイコックスを処方してもらい3日間飲ませ隔離することにした。

幸いにも飲食店のオーナー夫婦は自宅には入れずに
車内にカゴを置き、そこに寝かせていた。
念のためにコクシジウムの疑いがある旨も伝えておいたが・・・

アタシたち夫婦の寝室がフローリングだったので、そこを隔離部屋にした。
バイコックスを飲ませすぐに血便が止る。
やはり、コクシジウムがいた可能性が高い。
部屋から出るとすぐに靴下から洋服などはすべて熱湯消毒。
3日間の隔離の後はベッドカバーなども熱湯消毒。
マットレスは洗うわけにはいかないので、
予めカバーできっちり覆い他の部屋で寝て過ごした。
3日間、子猫特有の鳴き声がするので他の猫たちも子猫の存在に
気がついていたようでしきりに隔離部屋に入りたがっていたが、
部屋の消毒が終わるまでは入れられない。
何回もスチームモップで壁やベッドの脚、床などを拭いて

イメージ 2イメージ 3やっと4日目に
お披露目。
昔、「うどん」が来た時よりも、
他の猫たちの
拒否反応が強い。
小さくてわけのわからない生き物が恐ろしいのだろうか??
3人(3猫)そろって威嚇しまくり。
隔離部屋に子猫がいた時は、部屋の前でくつろいだりしていたくせに・・・
子猫は引き取った翌日の朝くらいから、急に元気になりだした。
4日目に他の猫たちと対面してからは、元気というよりは暴れん坊将軍。
イメージ 4
手足がかなり大きく、まるでディズニーの
漫画に出てくる猫の手足を見ているようだ。

手足のデカイ子猫は大猫になる・・・・
実際、生後3ヶ月にしてはかなり大きい。
イメージ 5              
大人猫たちにじゃれかかるのは良いが、
いかんせん子猫同士のじゃれ合いなどを
学習していないので加減がわからない。
グレーのパチローは容赦なく応酬するので
パチローだけには服従するようで
よく一緒にいることが多いがイメージ 7

おとなしい虎王や心臓の悪い黒猫ギョロちゃんにはマウントを取ってかみついたりして嫌われている。

実は他にも兄弟猫が2匹いたらしいのだが、保護する直前に山に逃げて行ったとのことだった。
その翌日から悪天候が続いたし、
もしかしたら鳶や他の猛禽類、
狐などもいるので死んでしまったのかもしれない。イメージ 6
その後の兄弟猫の消息は不明だ。        
この暴れん坊の子猫の名前は白(しろ)。

赤猫なのに「白」(しろ)。
親兄弟が一気にいなくなってしまったけれど、
少しでも明るくおめでたい名前にしようとダンナが命名。
紅白の白だ。

すでに2回目のワクチン接種も終わり、体重も1.9キロ。
アタシたち夫婦は「白」にやられて傷だらけ。
他の猫たちに嫌われているから、お友達はうさぎの縫いぐるみだけ。
それでも、たまに一緒に押入れに入って寝ているので寒くなれば
少しはマシになるだろうか??
とにかく、動く物すべてに飛びかかるのでもう少し成長しないと
大人猫ともうまく付き合えないかもしれない。
1・9キロもあるが、まだ片手で持てるサイズ。
1日中、走りまわっている。
うちに来た時は子ねずみが走り回っているようだったが、
ようやく子猫が走り回っている感じになってきたが3Dで走る。
どこに潜んでいるのかわからないのが白ちゃんだ。

かなりの大猫になるだろう。
後ろ脚の大きさと手の大きさがものすごく大きいのだ。
そのせいか、他の同じ月齢の子猫よりも体長が長い。
年末か年始早々には去勢手術も行うつもりだ。




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