munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

2019年09月

10 9月

津山の煙草屋さん

津山にあった煙草屋さん。
とっくに廃業されたようだ。
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一時期、個人商店の陳列窓によく使われたミント色が美しい。
かなり昔このブログでも書いたのだが、
宗教的な意味合いで一部の外国でこの色が木造建物の
外壁に塗られることが多かった。
それの模倣で明治以降の近代木造建築でも同色が
塗布されることがあり、元々の意味合いから外れてはいるが
個人商店もそれに倣ったのではないかと思っている。
陳列棚の一番下には昭和50年度の店舗陳列棚コンクールで 
優勝した時の盾が飾ってあった。 
何故かCIGARETTESではなく、SIGARETTESに
なっているのだが、ローマ字で間違えたのだろう。
陳列棚の造り、文字の描き方などから察して
恐らく出窓になっている陳列棚の「たばこ」のガラスは
後年、交換されたものではないだろうか?
昭和42年(1967年)くらいのような気がする。
そして、SIGARETTESとTOBACCOの部分は
金色の塗料で描かれており、TOBACCOの背景色の
赤色の劣化具合た建具から推測すると、この部分だけは
戦後の昭和29年(1954年)くらいだと思う。
SIGARETTESの下の硝子部分は
膠硝子ではなく昭和30年代前半に流行ったタイプの物だ。
そして昭和42年以降になると専売公社の煙草屋さんの
摺り硝子には売り出したい煙草の絵柄を直接描くことはなくなり、
代わりにポスター展示で看板などの宣伝手法となっていく。
そのため、出窓部分のみ後年に硝子交換をしているのでは
ないかと思うのだ。
あと20年もしないうちに煙草は、否、世の中の
喫煙者は絶滅危惧種となってしまうような気がする。

              

             

          
 











6 9月

ふくろうな交番

           P1220899

ユニークな見た目で、あまりにも有名な池袋東口交番。
2005年築。デザインは小学生の公募を基に
佐野建築研究所の長井隆志氏が設計。施工は(株)貴洋。
池袋のふくろう交番の名前で親しまれている。
地名にちなんだ物なのだが、一瞬、昔見た関西の芦屋警察の
建物を思い浮かべてしまった。
1927年(昭和2年)に建てられ、改修工事を受けて
現在でも、そのファザード部分だけは残っている。
その建物にも「ふくろう」の装飾が施されていたからだ。

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13年前のアタシのブログにも書いたが、
「ふくろう」は夜目が利く。
だから、悪いことは見逃さないという意味合いもあったはず。
しかし、この池袋のふくろう交番は威嚇、抑制というよりも
かわいらしいので、親しみの方を強く感じる。
芦屋警察の建物に関しては、詳細はアタシの過去記事に
記載してある。

  
     13年前の過去記事
        ↓
 
4 9月

高所ドア

高所ドア、それは高いところにある謎の扉のこと。
裏道を歩いていて偶然見つけた。
2階にもドアがあり、横に何やらくっついていた形跡がある。
それが階段のあとなのか?梯子のあとなのかはわからない。
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わからないからトマソンなのである。  
そして3階以上の階にはドアはなかった。


むにゅの路上観察・・・・・その178


2 9月

雄獅子の鏝絵

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岡山県内にあった鏝絵。
雄の獅子が建物正面の妻に描かれていた。
たいていは、雄の獅子と牝の獅子で対になっているので
建物の裏側に回ってみたが、見つけられなかった。
魔除けのための物であろう。
この地域には獅子の鏝絵がいくつか見られるのだが、
同じ左官職人Hさんの作品である可能性が高いらしい。
仔細のほどは不明とのことだ・・・





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