munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

建物

2 11月

大黒様の鏝絵

    P1240384P1240385
  
  岡山にあった大黒様の鏝絵。
   資料によると、恐らく反対側にも別の鏝絵があるらしい。
  平成3年(1991年)に塗り替えを施されているそうな。
  手には打出の小槌と福袋。足元には米俵。
  ピンクに見えるのが米俵。
  商業地域ではないので、五穀豊穣を祈っての鏝絵だろう。
  
6 9月

ふくろうな交番

           P1220899

ユニークな見た目で、あまりにも有名な池袋東口交番。
2005年築。デザインは小学生の公募を基に
佐野建築研究所の長井隆志氏が設計。施工は(株)貴洋。
池袋のふくろう交番の名前で親しまれている。
地名にちなんだ物なのだが、一瞬、昔見た関西の芦屋警察の
建物を思い浮かべてしまった。
1927年(昭和2年)に建てられ、改修工事を受けて
現在でも、そのファザード部分だけは残っている。
その建物にも「ふくろう」の装飾が施されていたからだ。

      63d3c79aa26d508b

13年前のアタシのブログにも書いたが、
「ふくろう」は夜目が利く。
だから、悪いことは見逃さないという意味合いもあったはず。
しかし、この池袋のふくろう交番は威嚇、抑制というよりも
かわいらしいので、親しみの方を強く感じる。
芦屋警察の建物に関しては、詳細はアタシの過去記事に
記載してある。

  
     13年前の過去記事
        ↓
 
2 9月

雄獅子の鏝絵

DSCN0065DSCN0072

岡山県内にあった鏝絵。
雄の獅子が建物正面の妻に描かれていた。
たいていは、雄の獅子と牝の獅子で対になっているので
建物の裏側に回ってみたが、見つけられなかった。
魔除けのための物であろう。
この地域には獅子の鏝絵がいくつか見られるのだが、
同じ左官職人Hさんの作品である可能性が高いらしい。
仔細のほどは不明とのことだ・・・





5 1月

恵比寿様の鏝絵

岡山県内にある恵比寿様の鏝絵。イメージ 1
蔵の妻に鎮座していらっしゃる。
明かり窓の庇の上には鬼、下には鶴。
庇の妻には松。イメージ 2イメージ 3
窓の格子の中の
扉には松竹梅。
イメージ 4撮影時にその扉は開いていたために松竹梅は一部しか
写っておらず、拡大しないとよくわからない。
外部に施された鏝絵の状態よりも屋内の方がかなり色鮮やかだった。

この鏝絵を作った左官職人の方は40年ちょっと前に他界されている。
昭和20年代から30年代にかけての作品のようだ。
蔵の状態からして昭和20年代後半から30年代前半くらいだろうか?
言うまでもなく、恵比寿様、鶴、松は縁起物。
鬼は魔除けの鬼瓦を見立てたのだろう。
26 9月

きんせ(金清)カフェ

京都の島原にある「きんせ旅館」のカフェ。
この建物の前は何度も通っていたが、ずっと旅館だと思い込んで居た為
カフェが出来ていて利用できるとは全く知らなかった。イメージ 1
数年前にやっとカフェとして利用できることを知った。

約250年前の揚屋建築だそうな。
すぐ近くには輪違屋や角屋もある。
                             イメージ 2
玄関の引き戸を開けるとタイルが敷かれた
小ホール風のスペースがあり、
そこが珈琲豆の焙煎場所となっており

イメージ 3その奥でステンドグラスと鹿の置物が
出迎えてくれている。

床のタイルは泰山タイルだろうか?
                        店内はあまり明るくない為、画像を加工して少し見やすくはしているが・・・
イメージ 4イメージ 5イメージ 6






イメージ 7鳳凰、牡丹、鶴、燕、菊、薔薇、
チューリップなどのステンドグラスが
ふんだんに使われており、離れたところにある
洗面所の床のタイルも素敵だ。
店内のあちらこちらに猫のポスターや雑貨が
置かれており、ご店主さんは猫好きのようだ。

イメージ 8イメージ 9イメージ 10左の真ん中の
画像には、昔の
屋号であろう
「金清」と書かれた温度計が
窓の横に写っている。

部屋の向こうには更に小部屋が続く・・・と言った感じの造りになっている。
このお店は何回伺っても、昔の照明のままなのでうまい具合に
写真が撮れない上に広角レンズでないと収まらない。
とにかく、鳳凰のステンドグラスの下の扉をくぐると
格天井のお部屋とそれに繋がっている隣室が一気に視界に
飛び込んでくるので、それをすべてカメラで撮って記憶に残そうとしても
アタシの撮影技術では到底無理なようだ。
画質は荒れてしまったが、かなり輝度を上げて見やすいように加工し
無理に画像のサイズも小さくしてアップしている。
お天気の日でも、室内に陽光が降り注ぐことはないので結構暗いが
落ち着くことこの上なしだ。
珈琲代だけで、これだけの室内を好きなだけ拝見させていただいけるのは誠に有難いことだと思う。
正直、あまり人様には教えたくないお店の1つだ。
旅館営業もされていらっしゃるので、宿泊も可能だそうな。
カフェは1階部分での営業だ。
何回伺っても、まともな写真を撮れたことが一度もないお店なので
もう写真は撮らずにこの目に焼き付けて雰囲気を愉しむだけにしようと
心に誓っている。



カフェきんせ
  ↓

http://www.kinse-kyoto.com/


                                                  

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