munyuchan

むにゅ’sのぉと

10年以上続けたヤフーブログから引越してきました。 路上観察、近代建築などがメインのブログです。 ライブドアではまだまだ戸惑うことが多いですが、よろしくお願いします。

いとしのマンホールコレクション

24 12月

ワールドコムの蓋

mannhomannho (2)

13年前に「MCIワールドコム」の蓋という記事を
このブログにアップしたことがある。
MCIワールドコムはその後、合併を繰り返して
現在はベライゾンジャパン合同会社という
会社になっているそうな。
そのMCIワールドコムが合併を控え一時的に
社名を「ワールドコム」に戻した時期があった。
2000年(平成12年)から2002年(平成14年)
の期間なのだが、買収されるのがわかっていて
自社の鉄蓋を作ることはほとんど考えられないだろう。
恐らく、1997年(平成9年)4月に日本に
会社が設立されてから、同年末にMCIを買収しているので
当初日本で開業してすぐに作った蓋だと思う。
半年ちょっとだけの期間に作られ使用された蓋だろう。
その後、買収、合併を重ねて13年前の通信会社とは
比べ物にならぬほどの進化をとげてしまっている。

MCIワールドコムの蓋の過去記事
   ↓


28 9月

旧相生町水道の蓋

P1120426P1120428


兵庫県内の畑の横道で偶然見つけたハンドホールの蓋。
右書きで「栓火消」(消火栓)と書いてある。
下には「菱に縦二つ引両」と呼ばれる文様が施されており、
更に「道水町生相」(相生町水道)とある。
昭和14年(1939年)に給水を開始した旧相生町水道の蓋。
もともと揖保川からの取水だったらしいが、
後年になり、近隣各地からの取水を行い、
昭和48年(1973年)に相生揖保川水道企業団となり、
昭和57年(1982年)に西播磨水道企業団と改称。
上記の写真の蓋は、戦前の蓋だろう。
この蓋があった場所は播磨造船所の旧社宅群の裏手。
社宅群が作られたのは、昭和15年(1940年)前後。
恐らく、その社宅群のために設置された消火栓の蓋だ。
菱形文様は矢来に通じ、縦の二つ引き両は龍に通じる。
矢来は魔除け、龍は水だ。
それをシンボルマークにしていたのか、
縁起物の意味で文様を施していたのかは
調べてみたがわからなかった。





23 7月

重車道用の蓋

何故か和歌山県南部に設置されていた大阪の箕面市の「重車道用」の蓋。
イメージ 1「重車道用」「重」と蓋に書いてある。

歩道などに設置する蓋と、大型の重い車両が
行きかう道路に設置する蓋は規格が違う。
耐荷重量も倍近く違ってくる。

箕面市の蓋がこちらに出向してきたのだろう。
結構、全く違う町の蓋が使われることは多い。


5 3月

電防とガス探知管の蓋(セントラルヒーティング用??)

イメージ 1都内の古い建物のオーナーに話を伺うべく
歩いていた時に見つけたハンドホールの蓋。
 
「ガス探知管」と書いてあった。
ガスの探知に使う物なのだが、
普通の都市ガスなどの検知管ではないと思う。
 
 
実は、あるビルの敷地内で見つけたのだがすぐ近くには「油槽」の蓋と
「電防」の蓋もあった。
「電防」とは、電気防食。
いろいろな電気防食のタイプがあるが簡単に言うと、
土の中にある地下タンクや配管などの腐食を防食電流を流し防ぐ方法。
イメージ 2イメージ 3
 
そのための
電極が埋め込まれているのか?
 
 
 
 
 
地下油槽のタンクや配管の腐食を防ぐための「電防」。
そして油槽などで発生するガスを探知するための「ガス探知管」。
 
これらの蓋があった建物は昭和45年(1970年)の初めに竣工されている。
その建物が建つ以前、ガソリンスタンドではなかったか??
調べてみたが、違っていた。
 
このガス探知管の研究が盛んになり、様々な種類も増えだしたのが
昭和35年(1960年)以降のこと。
 
地下に油槽があるということで考えられるのは
「セントラルヒーティング」ではなかろうか?
鉄筋鉄骨地上10階建て、地下3階の45年以上前の豪華 ビルヂングだ。
耐震補強もしてあり、今でも頑丈な建物だ。
 
そのビルの建設は昭和44年(1969年)以前になるので、
当時のセントラルヒーティングは重油を燃料とした旧式のものではなかったか?
 
油槽、電防、ガス探知管・・・この3つの蓋から推測するとそうなってくる。
問い合わせしてみたが、昔のことはよくわからないとのこと。
ただ、今の建物の所有者が日本でも有数の非常に大きな会社なので
知っていても答えられないこともあるだろう。
現在のそのビルは同じセントラルヒーティングでも、すべてエアコンとなっている。
 
油槽の蓋は過去記事にアップした記事の画像の物と一緒なので
過去記事のURLを載せておくことにする。
(過去記事の1枚目と同じ蓋がこのビルの敷地内にもあった。)
 
油槽の蓋の過去記事
  ↓
 
 
9 1月

水道幹線人孔の蓋

イメージ 2イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大阪市の水道幹線人孔の蓋。
書いてある通り、主要な水道管が下にあるマンホール。
真ん中のマークは大阪市の市章。
この蓋、かなり頻繁に見かけるのだがそんなに古い物ではない。
言い方というか、書き方が古くさいだけ。
人孔というのは、その字の通りに人(マン)の孔(ホール)なのだが、
この人孔という書き方、現在でも普通に使われている。
左から書かれていることや、蓋の模様などから推測して恐らく
昭和40年代の蓋のような気がするのだが・・・
大阪市内でのこの蓋との遭遇率は結構高い。
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