小学校廊下
うさぎと亀sたいrkaidann
佐和山遊園の後は車で旧豊郷尋常小学校へ行った。
以前は年に1回程度しか公開されておらず、それも抽選に
当たった人しか見学できなかったが、現在は一般公開されている。
一時期、建物の取り壊し問題でかなりトラブルがあり
ニュースにもなったほどだが、今はこの建物は安泰だ。
昭和12年(1937年)築、RC地上2階建(一部3階建)
一粒社・ヴォリーズ建築事務所設計、施工は竹中工務店。
「うさぎとかめ」のあまりにも有名な階段が目をひきつける。
何故、「うさぎとかめ」なのか?
是非、ネットで検索していただければと思う。
敬虔なクリスチャンでもあり、児童の教育にも力を注いだ
ヴォリーズの想いが年月を経て伝わってくるはずだ。

ベンtr等亀
階段の下には
「弁当保温所」があった。
児童たちが持参したお弁当が温かい状態で食べられるように
配慮されたものだそうな。
後年になってここはアニメの「けいおん」の舞台となり
今でもそのファンの方々がこの場所を盛り上げていらっしゃる。
けい音「¥pppbetubekkann
旧図書館だった建物もすべて活用されており、
ここも「けいおん」ワールドとなっていた。
この旧豊郷尋常小学校の建物群に関しては、
マスコミやネット、書籍でもかなり詳しいことが
記録されているので興味ある方は検索されてみては
いかがだろうか?

「美しいものを美しいと感じる心は、小さい頃から
 美しいものに触れたり、見たりしないと育たない。」

このヴォリーズの言葉がアタシは大好きだ。
美しいものの概念は個人差が大きいはずなので、
自分の目が見えるうちは、たくさんの美しいもの、
変なもの、おもしろいもの、醜いもののすべてを
見尽くしたいとも思っている。
そして、旧豊郷尋常小学校を後にして
京阪電車の古い駅舎を見ながら帰ることになった。